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プレイングマネジャーの教科書

結果を出すためのビジネス・コミュニケーション58の具体策


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに

数字・部下管理・板ばさみ・多忙で激務。“四重苦”の中で日々奮闘している中間管理職のあなたへ


PARA1 気が弱い人ほど「課長業(プレイングマネジャー)」はうまくいく!


01 やりたくない・自信がない・やる気がない。“3ない上司”ほど、マネジャーの素質あり
02 持つべきは、引っ張るリーダーシップよりも、“回す”マネジャーシップ
03 プレイングマネジャー経験は、自己成長の“ステージ2”
04 コミュニケーションは、結果を出すためのビジネススキルである
05 コミュニケーションは、たった5秒あれば改善できる
06 コミュニケーションは、仕組み化できる
07 最強のコミュニケーション・ツール(1) 話しかけられ上手→引き出し上手
08 最強のコミュニケーション・ツール(2) 観察力
09 最強のコミュニケーション・ツール(3) ハブ力
10 最強のコミュニケーション・ツール(4) 根回し+場回し


PARA2 5秒でできるコミュニケーション! 「初期投資ゼロ」の即効フレーズ


11 「おはよう!」——あいさつは、部下からではなく上司から
12 「最近どう?」——部下に「いつでも話に来てくれていいよ」という“空気”を作る
13 「今はダメだけど、15時からなら5分とれるよ」——手が離せないときでも、「話を聞く用意はある」と伝える
14 「良い話? 悪い話?」——悪い話を即座にキャッチできる、さりげないフレーズ
15 「お客さまのことを一番知っているのは、あなただからね」——部下に「自分が主役」だという自覚を持たせる
16 「どうしてお客さまはウンと言ってくれたの?」——部下に手柄を披露させ、成功プロセスを評価する
17 目をキラキラさせながら「うん、面白いね、それで?」——あいづちで「引き出し力」をつける
18 「どうしたの? あなたらしくもない」——人格を傷つけずに部下を叱る方法
19 緊急事態だから、何かあったらいつでも声をかけて」—— 一粒で二度おいしい、失敗対処のキラーフレーズ
20 ため息をついて「まいったな……(困)」——弱った姿をさらけ出して、部下の自尊心をくすぐる
21 「ごめん、ちょっと5分だけ集合〜」——情報の「垂れ流し」で、部下との信頼関係も深まる
22 「お帰りなさい、おつかれさまです」——上司に「自分に話をするきっかけ」を提供する
23 「先生〜」——上司に苦言を呈するときの和らげ表現
24 「最近、何がキテますか?」——年上の部下は“軍師”と心得る
25 「すみません! ちょっと困ったことが」——専門職の人に有効な「頼る」コミュニケーション
26 「ありがとうございます+さすがですね」——ほめ言葉とお礼は二段活用で完結する
27 「うちの○○は、ご迷惑をかけていませんか?」——社内調整の先回りフレーズ
28 ネコパンチ<パンダエルボー<ウマキック——怒りの感情の3段活用〜オブラートに包んでソフトに、でも確実に伝える


PARA3 コミュニケーションを仕組み化する


29 コミュニケーションのための手帳術(1) ——コミュニケーションTO DOリストを作る
30 コミュニケーションのための手帳術(2) ——「部下のための30分」もスケジューリングする
31 コミュニケーションのための手帳術(3) ——部下のデッドラインも手帳に書く
32 パソコン上のスケジュールを公開しておく
33 デットラインは「あいさつ」でリマインド可能
34 デッドラインの2日前報告を仕組み化する
35 ゴールのあとの「ねぎらい」も仕組み化
36 相手の「マイブーム語」を意識的に使う
37 どんなに忙しくても「話しかけないでオーラ」だけは出さない
38 コミュニケーションの「場」は会議室だけではない
39 メールの仕組み化でパフォーマンスが2倍に!


PARA4 クセモノ&苦手な人対策「問題解決コミュニケーション」


40 伝書バト部下を育てるのは、「解きほぐし」コミュニケーション
41 プライドの剣には、ロジックの盾で返す
42 年上の部下とうまくやる「マイルドな理詰め」
43 他部署には「落としどころ持参」でアプローチ
44 「人の部下」に、直接コンタクトしてはいけない
45 やりにくい相手には「不甲斐ないほど」下手に出る
46 1対1なら、時にはケンカしてもいい
47 とっつきにくい人には「プロ意識」に訴える(真摯に甘える)
48 提案は「タイミングがすべて」
49 「朝令暮改上司」の指示は2、3日寝かせてみる
50 シマウマでもできる!「断る力」コミュニケーション
51 鬼軍曹上司を鬼にしない4つのポイント


PARA5 プレイングマネジャーのためのトラブル時のFAQ


52 クレームが熱いうちに部下を叱る
53 日常の“ゆるみ”をトラブルに育てない方法
54 時には“あえて”キレてみせる
55 クレームは、相手の良心に訴える
56 負けないための「冷静コミュニケーション」
57 上司に叱られたあとは、すぐ“謝り直し”に行く
58 たとえ自分が悪くなくても、第一声は「すみません」


コラム 外資系企業のコミュニケーションのツボ


外資の知恵(1) あえて下手な英語で話す
外資の知恵(2) 相手のフレーズをどんどん真似する
外資の知恵(3) 英文メールはシンプル・数字・ストレート
外資の知恵(4) 「お助けツール」を使いこなす


おわりに


これからの時代のプレイングマネジャーを目指して



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著者略歴

田島弓子(たじま・ゆみこ)
ブラマンテ株式会社代表取締役。
1967年生まれ。成蹊大学文学部卒業。
IT業界専門の展示会主催会社などにてマーケティング・マネジャーを務めた後、1999年マイクロソフト日本法人に転職。
約8年間の在籍中、Windows 2000、Windows XP、Windows VistaなどWindowsの営業およびマーケティングに一貫して従事。
最終的には当時営業・マーケティング部門では数少ない女性の営業部長を務める。在籍中、個人および自身が部長を務めた営業グループでプレジデント・アワード2回受賞。また社内幹部候補としてリーダーシッププログラム等への参加経験も持つ。
2007年キャリアおよびコミュニケーション支援に関する事業を行うブラマンテ株式会社を設立。個人および企業向けキャリア、コミュニケーションのコンサルティング事業、特に、「仕事が面白くなる」若年層向け働き方論、「女性の中間管理職を増やす」ための女性向けキャリア支援、女性の部下を持つ男性管理職のコミュニケーションなどをテーマに、社員研修、セミナーなどの活動を行う。
著書には『ワークライフ“アンバランス”の仕事力』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。


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