目次


「聞き出す」技術

つい、相手も話す気になる!


[目次] [著者紹介]


表紙




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プロローグ なぜ「聞き出す技術」が必要なのか

「聞く技術」は、あらゆる人に必要なスキル
壁にぶち当たって初めてわかる、「聞く」ことの大切さ
「聞く姿勢」があっても、相手が話してくれるとは限らない
「聞く技術」プラスアルファの技術を身につけよう


1章 相手が「話してくれない」のには理由がある!


話してくれないのは、相手が悪い!?
インタビューは共同作業
NGパターン1 人は「見た目」で話す気をなくす
NGパターン2 何も考えずに臨んでも、相手は話してくれない
NGパターン3 聞くことの重要性に気づいてないから、話を聞き出せない
NGパターン4 相手の心理が読めないから、話を聞き出せない
NGパターン5 感情的な反応をしてしまうと、話を聞き出せない
NGパターン6 勝ち負けの気持ちが働くと、話を聞き出せない
NGパターン7 スキルがないから、話を聞き出せない


2章 相手から話を聞き出すには、雰囲気づくりで9割が決まる!


聞き出す技術=質問力ではない
話しやすい場所、話しにくい場所はテーマによって変わってくる
自分のホームで話を聞くか、アウェイで話を聞くか
「個人的距離」を意識しながら話を聞く
座るときは真正面ではなく、横か斜めのポジショニングで
興奮してしゃべらせたいなら赤、落ち着いてしゃべらせたいならピンクやベージュ
たった1杯のコーヒーに隠された意外な効用


3章 つい話したくなるしぐさ、話す気がなくなるしぐさ


短期勝負の人間関係ほど、第一印象が大事
クローズドポジションではなくオープンポジションで!
相手の集中力を削ぐしぐさをしていないか?
表情豊かに話を聞いてあげることが、相手の話す意欲を高める
うなずいてくれると、人は安心感をもって話すことができる
浅くて速いうなずき、深くてゆっくりしたうなずき
メリハリのあるアイコンタクトで、相手の心をつかもう
相手のペースに自分を合わせるペーシング
答えが返ってくるまでの「沈黙の時間」を恐れない


4章 話す気にさせるかどうかは、「コメント力」にかかっている!


「話し出す前」から「話し終わった後」まで、コメント力はすべての段階に必要
アポをとるときには「聞きたい内容」と「聞きたい理由」を明示する
ほんの小さな言葉遣いの違いで、相手が受ける印象はまったく変わる
相手のタイプに応じて、口説き方を変えてみる
自分だけが安全圏にいたら、相手は話そうとしてくれない
本題に入る前の世間話をバカにしない
聞くべきときは、聞き役に徹する
「いや」「でも」という発言が、相手の口をつぐませる
受け止めの相づち、共感の相づち、同意の相づち
相手に反論するときの「Yes,but法」の使い方
話したがらない話題を聞き出すときには、同じ目線にまで降りていく
好意のコメントで、相手の快の感情を高める
リピートと要約で、話題の絞り込みや確認をおこなう
話が脱線したときの軌道修正術
意見が対立したときには、合意点を見つける努力をする
別れ際の一言が、相手を「話してよかったな」という気にさせる


5章 「質問力」を徹底的に磨け!


質問力がある人って、どんな人!?
質問には、大きな質問と小さな質問がある
大きな質問をすること自体は、間違っていないが……
「線の会話」を「面の会話」にする意識をもとう
聞き出したい内容によって、3つの質問を使い分ける
相手を追いつめる質問、逃げ道を与える質問
されてイヤな質問VS.されてうれしい質問
事前準備とイメージ力、誠実さと愚直さが、話を聞き出すカギとなる



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著者

伊東明(いとう・あきら)
心理学者(博士)。株式会社東京心理コンサルティング代表取締役社長。早稲田大学政治経済学部卒業後、NTT勤務を経て、慶應義塾大学大学院修士・博士課程を修了。ビジネス心理学のプロフェッショナルとして年間およそ150回以上の企業研修を行うほか、『心理戦で絶対に負けない本』(アスペクト)、『聞く技術が人を動かす』(光文社)、『人望とはスキルである。』(ソフトバンク)、『実戦コーチングマニュアル』(ダイヤモンド社)をはじめとするベストセラーも多数。


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