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ごまかしの心理術

上司やクライアントの見る目が変わる


[目次] [著者紹介]


表紙




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まえがき


第1章 現代社会を生きぬく“ごまかし”のススメ


ごまかしは、すべて「善」である
「言行一致」を目指さなくともよい
ジェスチャーで語れ
名前を呼ばれたら、「体ごと」振り返れ
勘違いされたら、勘違いさせたままにしておけ
トップの理想論にとりあうな、直属の上司の言うことを聞け
周囲の気分を害するようなことを口にしない
理解できなくとも、理解できるような素振りを見せろ
証拠がないときには、あくまでもシラを切りとおす
隠すべきものは、あえて「隠さない」のもテ
迷惑をかけたら、ソバをおごることを約束しておけ
贈答品で恩を着せる
不合理な信念を捨てろ
[コラム] あらゆる競争は不毛である


第2章 あらゆる人を手玉にとるための“切り返し”


相手が何を言ってきても切り返せるための準備をせよ
ウソをついても、「意図」を隠せば大丈夫
身内の人間のことは、決して悪く言ってはならない
知り合いの評価を求められたら、当たり障りのない表現でごまかせ
ただ「聞く」だけで、“聞き上手”とは言わない
激昂した相手を、うまくはぐらかす
相手の論理を逆手にとって切り返す
堂々と主張すれば、相手を怯ませることもできる
相手の機嫌がよいときに、頼みごとを持ちかける
はじめにたっぷりとおしゃべりしておく
[コラム] 普通の客を切り捨てて、上得意だけを特別扱いせよ


第3章 人を混乱させて、すべてを煙に巻く目くらましの技術


隠し玉を用意しておけ
相手を混乱させ、冷静な判断能力を奪う
余分な情報を混ぜてごまかせ
小さな欠点をわざと申告し、大きな欠点を目くらましする
ありえない話で、相手の判断を誤らせる
誤った方向に相手の答えを誘導する
表現を逆さまにしてみる
相手の主張をまともにとりあわず、肩透かしを食らわせる
自分の情けない姿をアピールせよ
全面敗北でも、合理的なことがある
全面屈服で、相手の信用を勝ち取る
[コラム] 職務規定にないことでも、喜んでやれ


第4章 どんな人も思いどおりに動かす「説得法」


「断り書き」で相手の誤判断を誘導する
アピールのポイントは、「文末」に置け
自分で勧めるのではなく、他人に勧めさせろ
煮え切らない相手には、こちらが背中を押してあげよう
相手の心を動かす“キーワード”をたくさん挿入せよ
プレゼンの中身に自信がないなら、矢継ぎ早にスライドを変えてゆけ
話のヘタな人は、アニメーションのプレゼンを心がけろ
相手が「トクをした」と思えるように仕向ける
数字を使って煙に巻く
[コラム] 格言や諺を使って、それらしい発言をする


第5章 自分の印象を水増ししてごまかすための心理技法


外見でごまかす
肩書きを手に入れろ
自分の“良い評判”を広めろ
特別なサービスを受けたいなら、「名前」で呼びかけろ
相手の“持ち物”にも「敬意」を払おう
ブランド企業でなくとも、有名に思わせることは可能
上司としての“指導力”が足りない人は、「ニコポン管理術」で
会ったことがなくとも、「会ったことがある」と告げろ
[コラム] 圧倒的な語彙力を身につけよ


第6章 仕事に役立つ“ごまかし”のテクニック


カラフルな色合いでごまかす
とんでもなく長ったらしいタイトルをつけろ
愛嬌のよさを磨けば、何をやっても許される
好かれる人間を演出するには
居酒屋ではしゃいでいる人を観察して、心を癒せ
仕事の「早さ」で、質の悪さをごまかす
品質など、どうせわからない
あえて迷惑をかけて信用を得る裏ワザ
迷ったら、本能で行動せよ
報告は大ざっぱでよい、どうせ相手は見てくれないのだから
[コラム] 社内イジメにあったら、すぐに出社拒否で応戦せよ


あとがき

参考文献 巻末



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著者紹介

内藤誼人(ないとう・よしひと)
心理学者。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。有限会社アンギルド代表取締役社長。豊富な心理学のデータを用い、ビジネスや対人関係、マネジメントなどで好結果を出す方法を研究。心理学を踏まえた実用的なアドバイスで好評を博す。著書は、『他人に軽く扱われない技法』(大和書房)、『レジ待ちの行列、進むのが早いのはどちらか』(幻冬舎)、『黒マナー・裏ルール』(ダイヤモンド社)など多数。


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