目次


信用を落とさずに返済猶予を勝ち取る法

15の交渉シナリオで理解する


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに


第1部 金融円滑化法による金融機関の変化

第1章 金融円滑化法の誕生


第2章 金融円滑化法で金融庁施策はどう変わるか?


1 金融円滑化法による貸出現場の困惑
2 「自己査定」が金融機関の努力義務に
3 金融検査マニュアル別冊(中小企業融資編)が金融機関の努力義務に
4 リレバン施策が金融機関の努力義務に


第3章 金融検査マニュアルの改定で貸出現場はどう変わるか?


第2部 返済猶予やその後の借入条件変更などを有利にする交渉術

第1章 まず、「中小企業の事業主の皆さんへ!」の一読を


1 甘い期待を持たず、しっかりした心構えで臨む
2 不安や疑問を五分野に集約して準備する


第2章 格付けのランクダウンを防ぐポイント


1 返済猶予をしても、格付けで不利にならない基本的な注意点
2 返済猶予を申請しても、格付けがランクダウンされない特別な条件
3 自社のキャッシュフローの状況をしっかり押さえ、返済財源が明確であることを主張する


第3章 借入条件の変更を有利に進めるポイント


1 一つの金融機関から一本の借入を受けている場合
2 一つの金融機関から何本もの借入を受けている場合
3 一つの金融機関から一本の借入を受け、返済猶予後に従来と異なる金額で毎月返済する場合


第4章 多数借入の借換(一本化)を有利に進めるポイント


1 多数借入の一本借入化の後、キャッシュイン借入と資本的借入への変更で返済する場合
2 多数借入の一本借入化の後、売却目的借入と資本的借入への変更で返済する場合
3 複数金融機関からの多数借入の一本借入化の後、キャッシュイン借入・売却目的借入・資本的借入への変更で返済する場合


第5章 複数金融機関間の支援調整を有利に進めるポイント


1 各金融機関が各々の与信リスクと引当金負担の軽減化に動く場合
2 メインバンクがその責任を回避する場合
3 各金融機関が債権者(貸し手)平等の原則を主張する場合
4 プロラタ方式返済でも難航する場合


第6章 「債務の株式化」を有利に進めるポイント


おわりに


付録

金融円滑化法(中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律)
二〇〇九年一二月四日から適用されている金融検査マニュアルの「金融円滑化編チェックリスト」



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著者

中村 中(なかむら・なか)
1974年旧三菱銀行入行。以後、本部勤務や岩本町支店長、東長崎支店長、福岡支店副支店長等を経て2001年に退職し、資金調達コンサルティングを行う(株)ファインビットを設立、社長に。『中小企業のための新資金調達術』『中小企業経営者のための銀行交渉術』(ともにTKC出版)、『融資円滑説明術』(銀行研修社)、『中小企業の銀行活用法』(中央経済社)、『こう変わる!中小企業の資金調達』(ダイヤモンド社)など著作は約20冊。週刊東洋経済が選んだ「著名コンサルタント15人」の一人。


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