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大学・大学院への「小論文」と「日本語表現」

学生・社会人対応


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに


第1章 小論文の書き方・日本語表現

1 小論文とは何か

小論文の定義
小論文の出題形式
小論文のテーマ
小論文の出題意図
小論文の採点基準
題意を的確に捉える

2 日本語の表記

原稿用紙の使い方
句読点や符号の使い方
ひらがな表記に関する漢字
数字の表記
送り仮名
辞典

3 日本語の文法

文を書くこと
作文と小論文の違い
一文は短く
「は」「が」
文間文法
副詞の呼応関係

4 文体と修辞法

文体について
表現技巧
事実文と意見文の区別

5 小論文の書き方

小論文の構成
書く手順
構想を練る
清書
推敲
書き出し
結論
独自性

6 小論文の勉強法

社会人ならではの注意点
社会人学生 心得十ヶ条
小論文合格の心構え


第2章 模範小論文 実例(着眼点と論理構成付き)

1 〈人生観〉

私の人生観(034)

2 〈近代化・現代社会〉

近代化とは何か(037)
近代社会の概念(040)
日本の近代化の成功の原因とその問題点(042)
日本の近代化がとり残したもの──アイデンティティの喪失(047)
現代社会の特徴について──「ゲマインシャフト」と「ゲゼルシャフト」(049)
大衆社会論──他人指向社会──(052)
中流の崩壊(054)
格差社会の現状と課題(057)
格差社会の原因とその対策について(059)

3 〈行政改革・政治〉

「小さな政府」と「大きな政府」(062)
行政改革とは何か(063)
日本国憲法改正問題について(066)
日本国憲法改正についての具体的提言(068)
改憲論の根拠と主要な論点(070)
日本において二大政党制が定着できる条件について(073)
資本主義・共産主義・社会福祉(075)
日本の戦後改革の意義(078)
いわゆる「普通の国」とは何か(081)
リーダーの条件(083)
無党派層の増大と原因について(086)
外国人参政権問題(088)

4 〈日本の外交〉

日本の国際貢献のあり方について(091)
国際社会における日本の役割(093)
日本の平和外交──能動的平和主義の確立──(094)
日米安保条約の評価(097)
集団的自衛権(099)
日米安保条約と集団的自衛権(103)
日本の国連安保理常任理事国入り問題について(106)
第二次世界大戦後の国際社会の特徴(108)

5 〈国際化・国際問題〉

アメリカニズムの概念(112)
グローバリゼーション(114)
アメリカ銃社会の底にあるもの(116)
なぜ戦争が起こるのか──人間の本性を考える──(119)
真の「国際化」とは何か(121)
「英語の第二公用語」問題について(123)
IT革命の意義について(126)
「第二の敗戦」について(128)
アメリカ外交の長所と短所(130)
グローバリゼーションの「負」の側面について(133)
『第三の波』(134)

6 〈地球環境問題〉

地球環境問題とは何か(137)
持続的発達(140)
人口問題について(142)
深刻な人口問題(145)

7 〈経営・経済〉

日本型経営の特徴と問題(150)
真の経済人とは──経済人のモラル──(152)
コーポレート・ガバナンス(153)
定年制の問題(156)
日本型雇用制度の現状と課題(157)
デフレが国民生活に与える影響(159)
終身雇用制度の功罪(161)
世界同時不況の原因と日本経済に与える影響(163)
今日の不況の脱却策を具体的に述べよ(166)
戦後日本経済の発展の原因、および最近の世界恐慌の原因について──内的・外的要因から(167)
貧困率(170)

8 〈一極集中・都市問題〉

なぜ東京に一極集中するのか(173)

9 〈マスコミ〉

現代のマス・コミュニケーション(176)

10 〈情報公開〉

情報公開と国民の知る権利(179)
情報公開制の意義について(182)
情報公開法(184)

11 〈生涯学習〉

生涯学習の意義について(186)
リベラル・アーツの意義について(188)

12 〈教育〉

教育荒廃について(191)
「徳目教育」とは(193)
いじめについて(197)
いじめ問題(199)
日本語の乱れについて(202)
平和教育は可能か(203)
日本の学校教育の落とし穴──西洋音楽偏重教育を憂う(205)
愛国心について(208)
日本人の外国人に対する差別と偏見の源泉(210)
日本の教育の欠陥(211)
戦後教育の課題(213)
個性について(215)
個性を育む教育とは(217)
日本の教育の問題点(220)
なぜ子供は『キレル』のか──その原因と対策について(222)
教育はいかにあるべきか(225)
日本の大学教育の問題点(227)
『必修漏れ』の原因と対策について(230)
小学校における英語必修化について(232)

13 〈日本人の生き方〉

日本人の行動原理(235)
消費社会の主役達は疲れ切っている(237)
「第三の開国」とは(240)
日本の「閉塞感」について(243)
今日の日本人──衣食たりて礼節を知らず──(245)
日本人と「公共性」(247)
「ステレオ・タイプ」について──日本の常識は、世界の非常識(252)
なぜ日本から優れたリーダーが出ないのか(255)
「第二の敗戦」とは(257)
「日本人の平和観」について(258)
「最近の少年犯罪の特徴と対策」について(260)
青少年犯罪が続発している原因について(263)
最近、言語能力の低下が指摘されています。それが事実と考えるかどうかについて論じなさい。(265)

14 〈家族〉

現代家族における父性の役割(268)

15 〈少子化・高齢化社会・福祉〉

高齢化社会の盲点(270)
「安楽死」について(272)
インフォームド・コンセント(274)
「非婚化」の傾向と影響(278)
子供虐待について(280)
児童虐待の原因と対策について(282)
晩婚化の原因とそれが社会に及ぼす影響について(284)
少子化問題(286)
少子化傾向とわが国経済に与える影響(289)
少子・高齢化の原因と対策(291)

16 〈ボランティア〉

ボランティア活動(294)
ボランティアの意義について(295)
奉仕活動の義務化(298)

17 〈文化・古典芸能〉

遠藤郁子『いのちの声──失うことは生かされること──』(301)
歌舞伎の魅力(303)
日本人と桜(305)
能の魅力(307)
『翁』について(310)

18 〈社会〉

ワークシェアリングについて(312)
「年間自殺者三万人の原因と対策」について(314)
「今日、日本を覆っている空虚感」について(316)
「学力格差と階層差」について(318)
「ケータイが人間関係に与えた影響」について(320)
「年金問題」について(322)
「ニート」の問題について(324)
格差社会の原因と対策について(327)

19 〈文化・文明〉

『文明の衝突』──サミエル・ハンチントンの予言──(330)
太平洋戦争はなぜ起こったか(333)
日本の経済発展の原因について──その歴史的過程と内的、外的要因──(335)


第3章 間違いやすい漢字


終わりに



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著者

工藤美知尋(くどう・みちひろ)
1947年、山形県長井市に生まれる。70年日本大学法学部卒業。72年日本大学大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了。72〜74年ウィーン大学留学。79年東海大学大学院政治学研究科博士課程修了。85年政治学博士(国際関係論・外交史専攻)。
 日本大学専任講師の後、92年社会人入試・大学院入試のための本格的な予備校、青山IGC学院を主宰。主な著書に『日本海軍と太平洋戦争(上下)』『日ソ中立条約の研究』(南窓社)『東条英機暗殺計画』(PHP研究所)。『政治学とその発展』、『外交史概説』など多数。また戯曲として『残照—井上成美』、『稜線—山本五十六』、『孤独—裕仁天皇』(光人社)の激動の昭和史で呻吟する人間を描いた、史劇3部作がある。他に『六〇歳からの挑戦—生涯学習の実践者たち—』(三修社)、『日本海軍の歴史がよくわかる本』(PHP文庫)、『学ぶ・社会人がめざす大学院ガイド』、『学ぶ・社会人入試の小論文の書き方』、『学ぶ・社会人入試の英語過去問題集』、『学ぶ・社会人がめざす看護・福祉系大学・大学院ガイド』、『学ぶ・社会人のための大学入試予想問題』(三修社)、『大学院研究計画書合格実例集』(ダイヤモンド社)等。


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