目次


戦略論 1957—1993


[目次] [著者紹介]


表紙




 ↑ページトップへ


まえがき───戦略論の黎明


第1章 多角化戦略の本質
元 アライアント・インターナショナル大学 特別教授 H・イゴール・アンゾフ


企業の長期的成長には「多角化」が不可欠
製品—市場戦略の四分類
トレンド予測と仮想予測
多角化の種類と目標
製品—市場の長期目標を具体化する
投資に値する戦略を選択する
多角化はビジネス・フィットと長期戦略に照らす


第2章 競争の戦略:五つの要因が競争を支配する
ハーバード・ビジネススクール 教授 マイケル・E・ポーター


競争は産業構造に支配される
五つの競争要因
競争戦略を形成するもの
敵は目の前のライバル以外にも存在する
【章末】経験曲線は参入障壁たりうるか


第3章 競争優位の戦略:「企業戦略」を再考する
ハーバード・ビジネススクール 教授 マイケル・E・ポーター


企業戦略の本質を見極める時
企業戦略の成否はどのように評価すべきか
企業戦略の前提条件
企業戦略が満たすべき三つの基準
企業戦略における四つのコンセプト
どの企業戦略を選択すべきか
企業戦略における行動計画
目指すべき方向性を定める
【章末】本調査に当たって
【章末】ハンソン・トラスト:イギリスのリストラ巧者
【章末】マリオット:スキルとホスピタリティのプラットフォーム


第4章 戦略クラフティング
マギル大学 教授 ヘンリー・ミンツバーグ


戦略プランニングか戦略クラフティングか
戦略は未来の計画であり過去の踏襲でもある
戦略は理路整然と意図され、計画された産物なのか
戦略は試行錯誤しながら形成されていく
プランニングと創発の共存
思いも寄らぬ方法が戦略を転換させる
量子的飛躍理論からの洞察
優れた戦略を創造するために
安定性を統御する
【章末】戦略形成プロセスの研究


第5章 タイムベース競争
ボストン コンサルティング グループ シニア・アドバイザー ジョージ・ストーク・ジュニア


何が聖域であり、何がそうでないか
低賃金から多品種化戦争へ
タイムベースの競争優位
プランニングのループを打ち破る
タイムベース生産
タイムベースの販売・流通
タイムベースの技術革新
タイムベース戦略


第6章 ストラテジック・インテント
元ミシガン大学 スティーブン・M・ロス・スクール・オブ・ビジネス 教授 C・K・プラハラッド
ロンドン・ビジネススクール 客員教授 ゲイリー・ハメル


競合分析では見えない日本企業の強さ
ストラテジック・インテントとは何か
ストラテジック・インテントによって組織力を引き出す
既存の競争ルールを塗り替える四つの手法
欧米流マネジメントの欠点
【章末】対照的な二つの戦略
【章末】敗北への道程


第7章 競争は戦略の目的ではない
ビジネス・ブレークスルー大学院大学 学長 大前研一


ライバルに勝つことは最優先課題ではない
高級品市場か、低価格市場か
ほこりを被ったピアノの活用法を発掘する
顧客ニーズを深耕し既存市場に新市場を見出す
味の決め手を追求する
撤退ではなく顧客満足度を高める
制約条件のなかに活路を見出す
頭痛薬を与えれば頭痛はすべて解決するのか


第8章 コア・コンピタンス経営
元ミシガン大学 スティーブン・M・ロス・スクール・オブ・ビジネス 教授 C・K・プラハラッド
ロンドン・ビジネススクール 客員教授 ゲイリー・ハメル


NECとGTEの盛衰を分けたもの
戦略アーキテクチャーとコア・コンピタンス
競争優位のルーツは何か
コンピタンスの構築がグローバル競争を制する
コア・コンピタンスの三条件
コア製品を定義する
SBUの弊害
戦略アーキテクチャーの役割
コア人材を解放し流動化させる
【章末】ビッカースの戦略アーキテクチャー


第9章 ケイパビリティ競争論
ボストン コンサルティング グループ シニア・アドバイザー ジョージ・ストーク・ジュニア
ボストン コンサルティング グループ シニア・パートナー&マネージング・ディレクター フィリップ・エバンス
ボストン コンサルティング グループ シニア・パートナー&マネージング・ディレクター ローレンス・E・シュルマン


ウォルマート成功の秘密
Kマートとウォルマートの決定的な違い
ケイパビリティ・ベース競争の四原則
ケイパビリティ競争企業に転換するための四段階
ケイパビリティが成長の新しい道筋を描く
ケイパビリティ・ベース競争の未来
【章末】ケイパビリティとコア・コンピタンスの違い



 ↑ページトップへ




お問い合わせは、webmaster までお願いいたします。
1996 - 2003 DIAMOND, INC. All Rights Reserved.