目次


ガキ以上、愚連隊未満。


[目次] [著者紹介]


表紙




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語るのも惜しい人の夢の実像——まえがきにかえて


第1章 映画渡世 1975—1980


1975年——『パッチッギ! LOVE&PEACE』が描いた時代
1975年の名残りを2006年に探す
寝ても醒めても、映画の日々
映画界も“陥落と解放”が迫ってきていた
話題になっても問題にならない
当時の流行歌に思う
そして映画作りが始まった
衝かれたように書いた「ガキの愉しみ」
石と花とウィンナーと——山本“チョクさん”との仕事
唯一、妄想だけが趣味だった
今度の「性春」映画は、関西版ゲッタウェイ!
自由じゃない! 芸能じゃない! アウトローじゃない!
芸能で人は救われる
吉本興業・木村政雄さんの電話から、それは始まった
帝国、始動!


第2章 ガキ以上 1981—1986


不良映画の骨頂! 誰も見たことがないモノ
1000万円VS100億円 何がエンタープライズじゃ!
トレードマークはケンカの血糊
メジャー映画界よ、何処からでもかかってきやがれ!
続編『悪たれ戦争』はかくて幻に
あだち充の漫画の実写に挑む
角川映画に、パッチッギをかます!?
今度はオレが薬師丸ひろ子の番人か!
女心を踏みにじった「30回のキス」
カントクも10周年
読まずに会うか? 食わずに撮るか?
角川の10周年ですよ! 何でも買えますよ!!
東映で『二代目』、隣の大映で『犬死に』
キャスティング——「主演・桑田佳祐」
海洋アクションに学ぶ
空白の2年間、あるいはビートたけしと
ホラーとは笑わせること


第3章 映画渡世・シーズン(2) 1987—1992


バブル・イズ・バブルな風景
宇宙は無常
黒澤も手をつけなかった
美空ひばりの夢
ボクは誰と踊る
妄執の末路
今日の獲物を探そうぜ
カントクは一先ず廃業!?


第4章 愚連隊未満 1993—1996


先達たちに訊く日々
ホラーでもコメディでもポルノでも、任せます
飛び越えず、遠回りする
死んでいた時、見た夢
再び1975年、イヌワシのように


あとがき——そして『ヒーローショー』へ 1997—2010



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著者

井筒和幸(いづつ・かずゆき)
映画監督。1952年奈良県出身。1981年『ガキ帝国』で日本映画監督協会新人奨励賞を受賞。1996年『岸和田少年愚連隊』でブルーリボン最優秀作品賞受賞。2004年『パッチギ!』では、ブルーリボン最優秀作品賞ほか、数多くの映画賞を獲得。最新作は『ヒーローショー』(2010年5月公開)。その他、テレビ、ラジオのコメンテーターなどでも活躍。
主な著書に、『こちトラ自腹じゃ! 101本斬り』(テレビ朝日)、『憲法を変えて戦争へ行こうという世の中にしないための18人の発言』(岩波書店)、『サルに教える映画の話』 (バジリコ)、『愛、平和、パッチギ!』(講談社)、『民族の壁どついたる!』(河出書房新社)などがある。


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