第１章　だから経済小説を読みなさい！
　その醍醐味＆進化論

１　経済小説はなぜおもしろいか？
１０００冊読んでもやめられない
「一粒で三度おいしい」のが醍醐味

２　経済小説はこうして進化した！
第１世代　草創期に道筋をつけたパイオニアたち
第２世代　経済小説のジャンルを確立
第３世代　さらなる緻密さとリアリティを追求
第４世代　経済のグローバル化を作品に投影
ニュートレンド世代　他のジャンルから経済小説に参入
最近の新しい潮流をつかもう


第２章　日本経済の深層をえぐる！
　経済編の選び方＆読み方

ベストランキング10
第１位『ハゲタカ』真山仁
第２位『エネルギー』黒木亮
第３位『希望の国のエクソダス』村上龍
第４位『スギハラ・ダラー』手嶋龍一
第４位『平成三十年』堺屋太一
第６位『疾駆する夢』佐々木譲
第６位『上海タイフーン』福田靖
第６位『燃える氷』高任和夫
第９位『マネーロンダリング』橘玲
第10位『ポジ・スパイラル』服部真澄

10冊のオススメ本
１『エンデの島』高任和夫
２『ジェミニの方舟』高嶋哲夫
３『ジャパン・プライド』江波戸哲夫
４『小説 金融庁』江上剛
５『小説 ザ・外資』高杉良
６『小説サブプライム』落合信彦
７『小説 日米食糧戦争』山田正彦
８『東京箱庭鉄道』原宏一
９『排出権商人』黒木亮
10『平等ゲーム』桂望実


第３章　企業と組織の活力を高める！
　ビジネス編の選び方＆読み方

ベストランキング10
第１位『プラチナタウン』楡周平
第２位『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』岩崎夏海
第３位『鉄の骨』池井戸潤
第４位『再生巨流』楡周平
第５位『メリーゴーランド』荻原浩
第６位『Ｄ列車でいこう』阿川大樹
第６位『小説 東京ホテル戦争』猪野晴子
第８位『おれたちが会社を変える！』本田有明
第９位『会計課長 団達也が行く！』林總
第10位『会社ごっこ』泉美木蘭

10冊のオススメ本
１『蒼いトゥーム・ストーン』伊門朔
２『会計天国』竹内謙礼・青木寿幸
３『シアター！』有川浩
４『小説で読む銀行取引』荒和雄
５『食堂かたつむり』小川糸
６『空飛ぶタイヤ』池井戸潤
７『ブラック・ローズ』新堂冬樹
８『ミッキーマウスの憂鬱』松岡圭祐
９『水の迷宮』石持浅海
10『ミッション』鳥谷陽一


第４章　働く力、生きる力を鍛える！
　人生編の選び方＆読み方

学生向けベスト３
第１位『フリーター、家を買う。』有川浩
第２位『波のうえの魔術師』石田衣良
第３位『女子高生ちえの社長日記』甲斐莊正晃

新入社員向けベスト３
第１位『走れ！ ビスコ』中場利一
第２位『被取締役新入社員』安藤祐介
第３位『エキストラ！』吉野万理子

ミドル向けベスト３
第１位『君たちに明日はない』垣根涼介
第２位『やってられない月曜日』柴田よしき
第３位『あぽやん』新野剛志

ベテラン向けベスト３
第１位『40（フォーティ）』石田衣良
第２位『あの日にドライブ』荻原浩
第３位『辞めない理由』碧野圭

シニア向けベスト３
第１位『ハッピー・リタイアメント』浅田次郎
第２位『円満退社』江上剛
第３位『敗者復活戦』高任和夫

経営者向けベスト３
第１位『後継者』安土敏
第２位『リーダーたちの憂鬱』財部一朗
第３位『Hello, CEO.』幸田真音


第５章　とっておきの醍醐味を味わう！
　定番編の選び方＆読み方

ベストランキング20
第１位『不毛地帯』山崎豊子
第２位『黒の試走車』梶山季之
第３位『価格破壊』城山三郎
第４位『頭取の権力』清水一行
第４位『油断！』堺屋太一
第６位『空の城』松本清張
第６位『大逆転！』高杉良
第８位『巨大企業』清水一行
第８位『小説スーパーマーケット』安土敏
第10位『夢を喰らう』本所次郎
第11位『銀の虚城（ホテル）』森村誠一
第11位『呪縛（じゅばく）　金融腐蝕列島２』高杉良
第13位『外食王の飢え』城山三郎
第13位『十三人のユダ』大下英治
第13位『小説ヘッジファンド』幸田真音
第16位『神鷲（ガルーダ）商人』深田祐介
第16位『重役室25時』山田智彦
第16位『談合』広瀬仁紀
第19位『空洞産業』江波戸哲夫
第20位『火車』宮部みゆき


あとがき

巻末作品リスト1　業種別にわかるオススメ経済小説４００冊
巻末作品リスト2　有名企業をモデルにした経済小説
巻末作品リスト3　映画化・テレビドラマ化された経済小説

コラム●二度と拝めない絶版おもしろ小説
『崩落』原さとる
『錬金』石川好
『小説 紙の消える日』森山剛
『拒税同盟』水木楊
『忘れられたオフィス』植田草介