目次


社会貢献でメシを食う。

だから、僕らはプロフェッショナルをめざす


[目次] [著者紹介]


表紙




 ↑ページトップへ


序文 米倉誠一郎 (一橋大学イノベーション研究センター長/教授)

なぜいま、ソーシャル・イノベーションなのか?


第1章 社会貢献を仕事にする 竹井善昭(ソーシャルプランニング代表)

借金してでも社会貢献したい若者たち

過熱する社会ムーブメント
ピースボートに乗りたがる若者たち
ブームが生んだ新種

社会貢献って何だろう?

「社会貢献」をどう定義するか

社会貢献の古い常識を覆せ

「自己犠牲」ではなく「自己実現」
社会貢献はスピード勝負

社会貢献が仕事になる?

年収二〇〇万円 NPO業界の現実
NPO先進国アメリカの実情
日本の社会セクターも、大きく変革中

キーワード 「ファンドレイジングとは」

社会貢献はビジネスなのだ

社会セクターにビジネスを持ち込んだ社会起業家たち
「投資」の概念が変革をもたらす
ビジネスは「釣り方、食べ方、売り方」を教えること

ソーシャル・アントレプレナーをめざす

ソーシャル・ビジネスのプロになる
当事者たちの「ニーズ」を見つける
会社員が生み出したビッグビジネス
誰もがソーシャル・アントレプレナーになれる時代

キーワード 「BOPビジネスとは」「コーズ・マーケティングとは」

ソーシャル・アントレプレナーになる四つの方法


第2章 社会起業家になる

社会起業家って何?

社会問題をビジネスの手法で解決する

世界の社会起業家に学ぶ

貧困層を救ったグラミンのビジネス・モデル
最貧国発! 常識破りのNGO
六〇ヵ国、二〇〇〇人の社会起業家を支援
一〇年間で四一〇万人への教育支援

日本人の社会起業家に学ぶ

世界を救う最新テクノロジーを事業化
移民労働者の未来を切り開いた送金支援
保育業界の難問に挑戦
途上国と先進国を結んだフードビジネス
途上国の女性をデザイナーに起用
眠った化粧品で異文化交流
政府が社会起業家支援に七〇億円投下

社会起業家になる方法

ビジネス・モデルをつくる力
問題意識がニーズを発見する
事業コンセプトは明確に
差別性と優位性の検証をする
資金の目安は三〇〇万円
小さな成功例をたくさんつくろう


第3章 NPO/NGOに就職する

NPOで社会貢献することとは?

NPOとNGOの違い
経験とノウハウが早く学べる

買い手市場のNPO業界に入るには?

NPO就活には、インターンが有利
日本で就職可能な NPO団体
ミッションへの共感には、体験を語ること

NPOスタッフのワークスタイル

業務は「現場」と「後方支援」
ファンドレイジング担当はプロデューサー業務
コミュニケーション担当は人脈づくりとアピール

NPOに求められる一番大事なスキル

ファンドレイジングを学ぶ法
コミュニケーション能力の基本は、クリエイティブ力
NPOは、スキルと人間性が高まる組織


第4章 企業の力で社会貢献

企業は社会貢献で成長する〜CSR3.0の時代

CSRが経営戦略そのものになる時代
ユニクロがめざすBOPビジネス戦略
アメリカン・エキスプレスとCSR3.0

企業の中で社会貢献する

会社はプロフェッショナルの集合体
社会貢献に役立つスキルとは

社会貢献就活法

業界注目の社長を見つける
業種別、こんな会社を狙ってみよう


第5章 プロボノという働き方

プロボノって何?

二〇一〇年 プロボノ元年
プロのスキルがNPOを強い組織に

ある意味最強? ワーク・ワーク・バランス

本業のスキルを提供して、さらに高まるスキル

プロボノ的ライフスタイル

ある金融マンの場合

NPOで活かせるビジネス・スキル

社会セクター用にスキルをカスタマイズ
求められるコミュニケーション戦略のプロ
お金を生むスキームづくり

プロボノの活動場所を探す

複数のNPO活動に参加する
中間支援団体やプロボノ集団に所属する
NPO+プロボノで究極の「ドリームチーム」


第6章 それでも僕らは社会貢献をめざす

世界が変わりはじめた

僕が社会貢献に目覚めたワケ
若者の志と現実のギャップ

社会貢献を本気で仕事にしたいなら

まずは、プロフェッショナルであること
社会貢献は修羅の道
「世界を変える」チャンスは目の前に!
人生の豊かさは選択肢が多いこと


おわりに

参考文献



 ↑ページトップへ



監修者

米倉 誠一郎(ヨネクラ・セイイチロウ)
一橋大学イノベーション研究センター長/教授。
1953年東京生まれ。一橋大学社会学部、経済学部卒。同大学大学院社会学研究科修士課程修了後、ハーバード大学にて歴史学の博士号を取得。イノベーションを核とした企業の経営戦略・組織の歴史を専門に研究。IT戦略、企業経営、日本経済などをテーマにした講演活動も行っている。近年は、日本におけるグラミン・スペシャルアドバイザーとして、グラミンコミュニケーションとともに、バングラデシュのIT普及プロジェクトにも参画。主な著書に『企業家の条件』(ダイヤモンド社)、『組織も戦略も自分に従う!』(中央公論新社)、『起業ってこうなんだ!どっとこむ』(NTT出版)ほか多数。季刊誌『一橋ビジネスレビュー』編集委員長、アカデミーヒルズ『日本元気塾』塾長も務める。

著者

竹井 善昭(タケイ・ヨシアキ)
ソーシャルプランニング代表。
1957年和歌山県生まれ。本業はマーケティング・コンサルタント。20代の頃から、マーケティング・プランナーとして女子大生、カフェバー、カラオケ、インターネット、番組制作といった、その時代の流行を追う仕事に幅広く従事してきた。50歳を迎え、そろそろ社会のために役立つ仕事をしたいと考え始めた頃、社会貢献活動に目覚め、本業もCSR、コーズ・マーケティング、ソーシャルビジネスに特化する。現在は、プロボノ活動として、教育支援NGO「Room to Read」東京チャプター企業パートナー開発委員会共同リーダーも務める。


お問い合わせは、webmaster までお願いいたします。
1996 - 2003 DIAMOND, INC. All Rights Reserved.