目次


人生は1冊のノートにまとめなさい

体験を自分化する「100円ノート」ライフログ


[目次] [著者紹介]


表紙




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序章 ライフログノートで体験を「資産」にする

ライフログとは「人生そのまま」を記録すること
「空気」を残すにはアナログ手法がいい
過去を消さずに自分をつくれる
「読み返し」を身につけることでノートの効果は数倍に
焦らず、自分のペースで、とにかく前に進もう


第1章 ただ行動を記録することの意外な効果


「一冊のノートにまとめる」三つのルール
手帳術よりずっと簡単、誰でもできる
日記より気軽に日々の雰囲気が残せる
なんでもないメモが「自分の分身」になる
厚く、太く、ノートとともに自信が育っていく
「やめたい行動」がやめられる
「続けたい行動」が続けられる
書いてみることで「しっかりやっている自分」を認める


第2章 ノートを自分の分身にする


効果発揮のための三ステップ「書く」「貼る」「読み返す」
【ステップ1】書く──「行動記録」で、ライトな自己管理を始める
【ステップ2】貼る──「資料収録」して多くを語るノートを作る
たった一枚の紙切れがすべてを語る
手を使って作業することが「自分化」につながる
【ステップ3】読む──「読み返し」で、じわじわ自分を変えていく
パラパラめくることで得られる「思わぬ発見」
体験をリサイクルし、今の自分に活かす
自分で考え、自分の言葉で語れるようになる
すべては「楽しく使って、生々しく残す」ために
「軸足」は必ずノートに置いておく
どんどん試して「自分の分身」となる一冊を選ぼう


第3章 どうやってノートに残すか


続けるためにも効果的な「記録への工夫」
ノートに向かうことで自分の「」をする
書くことで体験を引き寄せて「自分化」する
読み返しのためにWHY・HOWの情報を盛る
「行動の切れ目」でなく「ふとしたとき」に書く
時間情報は「までログ」「いまログ」「からログ」で
「ねぎま式」で行動&思考を対照させておく
因果関係は「→」を使って略記・追記
「区切り線」を使い分けて情報量を増やす
「一日あたりXページ方式」で使う
縦書き・横書きだけでなく、筆記具も使い分ける
貼ると一〇倍楽しくなる
ポラロイドでお手軽育児日記
「割り付けプリント」で一日の流れを残す
とどめの一発としての「ご当地スタンプ」
表紙にもどんどん貼って「キャラづけ」する
本の帯、補充カード
パッケージ、タグ、説明書
お酒のラベル
古切手、ハガキ、手紙など


第4章 何をノートに残すか


まずは「普通の生活」をそのまま記録してみる
睡眠と飲み食い──基本的なことから自分を知る
自分の行動と状況──生活の意外な豊かさに気づく
思ったこと、考えたこと──自分の考えをつくる
旅行・行楽・イベント──ライフログノートの醍醐味
自分を追うドキュメンタリー取材班
社会や世間のニュース
見たもの、聞いたこと、食べたもの……すべてに「自分」が映る
ノートと連動する「書き込みシート」で定点観測
継続するための大原則は「一シート一テーマ」
○×シート──いちばんシンプル、でも効果大
グラフシート──わずかな増減を視覚的につかめる
僕のある一日──ライフログノートがある日常
「いい過去」=「自分の歴史」を持っておく安心感


第5章 どう継続し、読み返し、活用するか


ノートを書きっぱなしにせず、読み返す方法
体験の「使い捨て」をやめて、リサイクルする
定期的に自分にカウンターパンチを浴びせる
「自分だけのノート」は、かっこ悪くていい
あらかじめ「自分の要素」を薄めておく
「自分のテーマ」が見えるようになる
心理状態をなぞってテンションを高める
読み返せない最大の理由は「アクセスが悪いから」
読み返しの真髄は「マーキング&タイミング」
マーキング──読み返しを「作業」にする
タイミング──読み返しを生活に組み込む
使用中ノートの「逆読み」と「順読み」
システムで定期的に読み返す
索引を作る課程で読み返す
×年前の今日の記述を読み返す


付録 ライフログノートを補助するツール23


行動記録の補助ツール
読み返しの補助ツール

あとがき



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著者紹介

奥野宣之(おくの・のぶゆき)
1981年大阪府生まれ。同志社大学文学部を卒業後、出版社、新聞社を経て、独自の情報整理術を公開した『情報は1冊のノートにまとめなさい』(Nanaブックス)で著作デビュー。本書は、読書術を取り上げた『読書は1冊のノートにまとめなさい』に続く「100円ノート整理術」第3弾。
大学在学中からライフログノートを作り始め、仕事だけでなく、家庭生活や趣味、旅行、読書など、あらゆる場面で体験を糧にしてきた経験から、「人生を楽しむ方法」として、ノートを使って自分の行動や見聞きしたことをそのまま記録していくことを提唱している。
その他の著書に『知的生産ワークアウト』(ダイヤモンド社)、『情報は「整理」しないで捨てなさい』(PHP研究所)、『だから、新書を読みなさい』(サンマーク出版)など。メモやノートの活用法から発想術、情報収集と活用、知的生産術まで、わかりやすく書き下ろした著書は、若手ビジネスパーソンを中心に支持を集めている。

著者エージェント:アップルシード・エージェンシー
http://www.appleseed.co.jp


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