目次


ゆっくりあきらめずに夢をかなえる方法


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに 20歳の普通の女の子が、30歳でバンクーバー五輪の舞台に立つ


第1章 出会い◇人生はひょんなことから動き出す──20歳で出会ったボブスレー


人生を変えた1枚のポスター
ボブスレー歴0(ゼロ)日で、新人発掘テストに合格
「死ぬかもしれない」。はじめてのボブスレー体験
ジャンケンで決まった運命
「もう1回だけなら……」で夢が動き出す
ボブスレーのおもしろさを教えてくれたトップ選手
「今しかできないことをやりなさい」


第2章 挫折◇直前でこぼれ落ちた夢と、マイナスからの出発──2002年・ソルトレーク五輪


ボブスレーでオリンピックに出たい!
世界を体験することで見えた、1本の旗
あっけなく手にしたオリンピックの切符
ソルトレーク断念──手のひらからこぼれ落ちた夢
今やめたらそこで終わり
病室のテレビで、泣きながら本気で向き合う
マイナスから再スタートした、暗く長い道のり
夢への第一歩は、その名のとおり「一歩を踏み出す」こと
一進一退、二度目の手術
「今がんばらなくて、いつがんばるんだ?」
病室に届いた同級生からの手紙


第3章 奮闘◇あらゆる困難を、知恵と人の力で乗り越える──2006年・トリノ五輪


そういえば……お金がない!
「節約術」で遠征を乗り切る
フェラーリと軽自動車の戦い
オランダチームに入れてもらう
夢を実現するために──孤軍奮闘のスポンサー集め
ひとりじゃない──温かい応援に支えられて
アイデアは人が運んでくれる
1枚のTシャツから広がる応援の輪
トリノにも出られない?──直前でのまたの挫折
夢実現直前の、激動と試練の3日間
意外なところで「時の人」となる
知ってもらうことで前進する
困難を乗り越えて勝ち取った夢の舞台
まだ終われない──終わりから始まった“次”への挑戦
「出たい」から「勝ちたい」へ


第4章 挑戦◇「出たい」から「勝ちたい」へ。夢実現を通じて人として成長する──2010年・バンクーバー五輪


勝てないのは道具のせい?
新たな夢実現のために、専任コーチをつける
自分を直視することで人は変われる
英語ができなきゃ強くなれない
必要なのは“勝てる”相棒
トップを知る人、高山樹里選手に学んだアスリート魂
勝つためには、公平に人を選びなさい
二度目の五輪、バンクーバーへ──極度のスランプを乗り越えて
派手なソリに託した、もうひとつの思い
バンクーバーで得たものは、人としての成長


第5章 継承◇次なる目標と自分の役割──バンクーバー五輪を終えて


次の目標は何ですか?
次を育てるという、新たな役割
社会人の成長と同じ
小さくてもいい。目標を持つことの大切さ


おわりに


桧野真奈美・ボブスレー年表



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著者

桧野真奈美(ひの・まなみ)
1980年北海道帯広市生まれ。北海道帯広南商業高校、北海道女子大学短期大学部(現・北翔大学)卒業。社会医療法人北斗 北斗病院(北海道帯広市)所属の女子ボブスレー選手。「氷上のF1」と呼ばれるボブスレー女子2人乗りのパイロットとしてオリンピックに2回出場。
大学2年の時にボブスレーと出会い、2002年に正式競技となったソルトレーク冬季五輪の初出場権を獲得。しかし、開催間際に選手団の人数調整から急遽出場が白紙に。同年、右ひざ靭帯の大手術を2回行い、入院とリハビリ生活からのスタートでオリンピックを目指す。2006年、アジア・日本女子初めてとなる悲願のトリノ冬季五輪出場。15位の成績をおさめる。2010年のバンクーバーオリンピックでは、16位。現在、日本選手権8連覇中。
ブログ http://www.plus-blog.sportsnavi.com/bt_hino/
後援会「Team Hino」 http://www.team-hino.com/bobsleigh.html


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