目次


伝説のコピーライティング実践バイブル

史上最も売れる言葉を生み出した男の成功事例269


[目次] [著者紹介]


表紙




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監訳者はじめに──神田昌典
本書を手にしたあなたが、いま観察されていること


はじめに


序文


第1章 効果的なセールスレターは何が違うのか


「相手が欲していること」を提供する
●相手の関心事に合わせた書き出し例
赤ん坊がいる母親宛て/小さな息子がいる父親宛て/ドラッグストアの店主宛て/世帯主宛て/畜産農家宛て/小売店主宛て/母親宛て/ドライバー宛て/医師宛て/主婦宛て/男性宛て/保険外交員宛て


第2章 どうやって「欲しい」と思わせるか


相手に行動を起こさせるには
●理性にしか訴えず、あまり成果が挙がらなかったレター
●理性を納得させ、感情に訴えたレター
200ドルを2000ドルに変えた秘密


第3章 目新しい情報を盛り込む


目新しさのある書き出しで注目してもらう
●目新しさのある書き出し例
●「値引き」や「お買得品」も目新しい情報になる


第4章 イキイキと描いて欲しいと思わせる


相手がわかる言葉でイメージを描かせる
●小説からイメージ描写例を学ぶ
●相手がイメージしやすい描写例
ジンジャーエール/銀器/部屋/絨毯/クリーニング/書籍/ハワイ/ハム/不動産開発/冷蔵庫/ガスコンロ/オーブン/プラムケーキ/海亀スープ/ケーキ/チーズ
/ショウガ/ハム/ベーコン

背景ストーリーで感情をかき立てる
●理性だけにアピールしてそこそこ成功した例
●感情に訴えて、注文が3〜4倍になった例


第5章 買わせる動機づけ


相手にとってのメリットを説明する
愛情は最強の動機、ただし使い方が難しい
●自尊心へのうまいアピール例
●説得術をフルに活かした催促の例


第6章 論より証拠


●購入者の証言を品質保証に使った例
証言、無料お試しなどで証明して信用を得る


第7章 そっと背中を押す工夫


相手をどんどん押していくしかけを工夫する
無料お試し期間に何が起こるか
●うまく背中を押すしかけの例


第8章 かかった相手を逃さないしかけ(フック)


相手を逃さない結びのしかけ
●具体的な数字を示して不安をあおる例
いますぐ取るべき行動をわかりやすく指示する
●取るべき行動をわかりやすく指示した例
結びにしかけを仕込んで注文確保


第9章 レターの必須6要素


私がセールスレターを書くことになったきっかけ
●伝えたい熱意があふれている、初めて書いたレター
実証データを巧みに使う
●具体的なデータで優位性をアピールしたレター
セールスレターのすばらしい効果を実感し、次のステップへ


第10章 すべてはこうして始まった


書籍の通販コピーを書くようになったきっかけ
販売員に遠慮しながら最初のダイレクトメールを送る
●注文率4.5%と大成功した最初のレター
●注文率2.5%だった2番めのフォローレター
●注文率1.5%だった3番めのフォローレター
●注文率を2%に回復させた5番めのレター
使う言葉にはすべて目的がある


第11章 最初が肝心


一度信頼してもらえたら、関連商品を売り込みやすい
●書籍購入者に関連書籍を売り込んだレター
●書籍購入者に子ども向け書籍を売り込んだレター
●時流に合った全集を既購入者に売り込んだレター
制約つきの通信販売の限界


第12章 『O・ヘンリー短編集』を200万ドル分売ったレター


通信販売メインの出版社への転職
●これが1年で100万ドル売ったレターだ!
何度も売り込んでいる相手に、「最後のチャンス」をアピール
コピーよりも、その裏にある作戦が重要
なぜ2年で200万ドルも売れたのか


第13章 売れに売れた戦争物


成功の影で地道なテスト販売
●通信講座の受講勧誘レター
作戦次第で売上が2年で14倍に!
●「無料プレゼント」と「最後のチャンス」で注文控えを打破したレター
売り込み尽くしたあとでも売れた「キズあり」レター
●「キズあり」特別価格をアピールしたレター
言葉の背後にあるアイデアこそが重要


第14章 よく知られている本の場合


広告が適切なら、売れ行きを大いに刺激できる
●本がアピールしている動機に訴えて売れ行きを復活させたレター
バランスの取れた名簿をつくるには
●求めている読者層を獲得したレター
●衰えが気になり出した中年男性を獲得したレター
●短期通信講座の受講勧誘レター
●4%から注文があったインテリ層を取り込んだレター
●ふさわしい特典で新規購読者を3〜4万人獲得したレター
作品集を一度に全巻買ってもらう方法
●発売記念特別価格と無料プレゼントでアピールしたレター
一番重要なのはレター


第15章 どうやってウェルズの『世界史大系』を売り込んだのか


まず売れ行きの可能性をテスト
●話題の本だから売り込みは簡単と思った人が書いたレター
●本の魅力をしっかりアピールして、4か月で9万セット売ったレター
売れたからよし! ではなく、さらに売る
●常套手段を使い果たしたあとも、興味をそそることに成功したレター
●同社で最大の売上となった全集の最後のレター
個別ニーズに応じたアプローチで、年間売上200万ドルの会社を立ち上げた男
地元の購入者の証言(満足の声)を活用したレター
書籍の販売手法をほかの商品にも活かすチャンスのきっかけ


第16章 これまでの書籍購入者に救われたキャンペーン


一度でも通販を利用した人は、また利用する率が高い
●書籍購入者に別の商品を5万個売ったレター
効果は指折り! 「お願いがあるのですが」アプローチ
●在庫一掃、さらに2万着追加販売した「お願い」レター
なぜ安くできるのか、納得してもらうことが重要
●安く提供できる理由をきちんと説明したレター
「半端もの」は安い理由の効果的アピール
●「半端もの」を武器に在庫の10倍超の注文が舞い込んだレター
売り込みは代金をもらって初めて完了する
●発送商品に同梱した、次の売りにつなげたレター
●他商品で効果的だったレター
通販での売り込みは、一度に1種類だけ!
●幅広い商品を案内したギフトカタログとレター
書籍を大量に売り込めたアイデアなら、ほかの何でも売り込める!


第17章 セールスレターの達人


通販で売れにくい1、2月こそ、貴重なテスト期間
●クリスマス用テストレター
●反応がよく、翌年大量に打ったクリスマス用テストレター
●本決まりになった「キズあり」応用テストレター
●サイズ合わせが難しい商品でも注文がきたレター
●商品は不発だったが、大量注文を獲得したレター
●動きが鈍いシーズンでも売れ行き好調を促したレター
●豊富なサイズをアピールして年35万枚以上売ったレター
衣料品はサイズ展開の豊富さがカギ
●1シーズンで約2万ダース売れて、売れ筋商品に成長させたテストレター
同じ相手にはなるべく違ったものをアピール
●実物大イラスト入りの特大レター
生地見本を貼りつけるなど、目を引く工夫を
●新商品を1万5000個売った「お願い」レター
特別郵便配達で注文率が9%に! ところが──
●他商品に応用した特大レター
●目先を変えて成果を挙げたレター
通信販売に向かない商品とはどんなものか?
●クリスマス用テストレターで一番成果を挙げたレター


第18章 3度めの5万個販売達成!


類似商品で追随するライバル会社をどうはねのけるか?
●ライバルを出し抜くタイミングで発送してうまくいったレター
●低価格の理由を説明し、売れに売れたレター
●34万枚が即完売した特大レター
低価格のアピールはあくまでも二の次
●「高品質なものがお買得」をアピールしたレター
相手にすぐ行動してもらうため、選ぶ余地を与えない
●1シーズンで約3万足を売った定番商品レター
●定番商品以外で売れ行き絶好調だったレター
●お買得品の無料お試しアピールで、過去最高の売上を記録したレター
●返品は多かったが、売り込みは成功だったレター
王道などない。通販では常にテストせよ!


第19章 ささやかなものですが、受け取っていただけますか?


●ターゲットを絞ってお願いしたレター
無料プレゼントは相手が必ず欲しがるものを
●2か月で6万個売った「お願い」レター
●3か月で60万足以上の申込みがあった「お願い」レター(だが……)
天国から奈落の底へ。これぞ通信販売の醍醐味!


第20章 100万ドル分を最初の6か月で受注


●6か月で100万ドル超の申込みがあったレター
誇大広告か、そうでないか
効果証明済のレター
●定期購読+無料プレゼントで売り込んだレター
●かなり反応があったもう1つのレター
●新たな全集を売り込んだレター3パターン
●記録的な注文率だったレター
●幹部候補者の紹介を依頼したレター
●全社員の紹介を依頼したフォローレター
●名簿によっては12%の注文率があったレター
●2講座同時提供が大当たりだったレター(1)
●2講座同時提供が大当たりだったレター(2)
●パンフレット同封で、注文が2.5倍にはね上がったレター


第21章 広告から当てずっぽうをなくす


効果実証済のフレーズを使おう!
●効果実証済の「どうやって」を使ったレター
●行動を巧く促したレター
●巧さ+効果的アピールのレター(1)
●巧さ+効果的アピールのレター(2)
●虚栄心を巧みに満足させて高反応率だったレター
●特別読者で虚栄心にアピールして成功した勧誘レター
●大ヒット定番コピー「ほかの人と話ができますか?」レター
うまくいった例を踏襲し、最大限発展させる
●確実に注文が取れる定番「お時間をください」レター
●新アプローチのテストレター
●他商品に応用した「お時間をください」レター
買わせる魔法の言葉
●言葉を巧みに活用したレター
●退屈な商品でも言葉巧みに引きつけたレター
●人間の本質を突いて成功したレター
冒頭で注意を引き、本人も知らない虚栄心をくすぐって買う気にさせる
●プレゼントで提案を魅力的に見せたレター
●無料プレゼントを活用したレター
●プレゼントの価値を強調したレター
●虚栄心をうまく満足させた書き出し
●注文率平均9%、虚栄心をくすぐったレター


第22章 開業のお手伝い


ダイレクトメールは少額でできる効果的な広告手段
●開業まもないビジネスの起爆剤となったレター
●特別セール案内状
●通販が難しい商品も名簿入手を工夫して成果を挙げたレター(1)
●通販が難しい商品も名簿入手を工夫して成果を挙げたレター(2)
●関心がある人に宛てて注文率200%だったレター
●友人の口車に乗せられて書いた金融商品のレター
●会員権を売り込んだ異色レター
効果的なレターを書くのに、誇りほど邪魔なものはない


第23章 どうすればトップに読んでもらえるか


大企業トップ向け出版社マグロウヒルの試み
●「ビジネスウィーク」の購読勧誘レター
●特別お試し価格で新規購読者を募ったレター
●20%が「YES」と言った、購読更新促進レター
●名簿によっては10%も反応があった購読勧誘レター
「特典」ではなく雑誌の中身で勝負する
●記事の抜き刷りを特典にしたレター
●記事の有用性アピールで更新促進に成功したレター


第24章 催促は笑顔で


一番難しい代金回収とは?
●やわらかい物腰で未払金回収に成功した催促状
物腰はやわらかく、かつ断固とした態度で
●くどいわりに控えめな典型的失敗例
●丁寧だがはっきりと支払催促して成果があったレター
●目先を変えた催促状
●目先を変えたあとは、また通常の催促状
●変わり種アイデア催促状
相手の注意を引くものなら、どんなアイデアでも回収に役立つ
●一括払いに特典をつけて回収率がアップした催促状
不機嫌にするより、愛想よくしたほうがよい結果が!


第25章 理想のセールスレターとは


自分が客だったら欲しいと思うレターが理想的
●理想的なお買得品であることをアピールしたレター
相手がイメージしやすい言葉ではっきりと!
商品を売るために一番大切なこと


第26章 どうすればレターで資金集めできるか


まず感情に、それから理性に訴える
●まず感情、それから理性にアピールしたレター
●いわゆる「使用前・使用後」の写真でアピールしたレター
●「人助けは当たり前」の精神にアピールしたレター
●金銭以外の援助を依頼したレター
●著名人にその友人宛てに書いてもらった募金レター
●公共のためになることへの出資を募ったレター
●安全性とハイリターンをアピールして出資を募ったレター
●ハイリスク・ハイリターンをアピールして出資を募ったレター
●予測で「得」の動機にアピールしたレター
●「景気予測に強い」ことをアピールして購読を促したレター


訳者おわりに



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著者

ロバート・コリアー(1885〜1950)
アメリカでは、カーネギーやマーフィーと並び称される成功哲学の権威。
ベストセラー『ザ・シークレット』(角川書店)でも紹介されているアメリカの思想家、哲学者、コピーライター。アメリカのほか、ドイツ、フランス、スペインなどで翻訳された本書の原書『The Robert Collier Letter Book』(1937年刊)は、70年以上読み継がれるロングセラーとなっている。
神学校に学び、聖職者となるよう教育を受けるが、自分の本当に歩むべき道を探すため、卒業後にウエスト・バージニアへ向かう。そこで鉱山の採掘師として働くうち、人生と人間性について目覚めるようになる。ニューヨークへ渡り、おじの会社の宣伝部門に勤務し、人を動かすセールスコピーや説得術に才能を見せる。病気を患ったことがきっかけで心と身体の関係に興味を持ち、精神の力に注目。それを仕事やお金や人生のあらゆる問題に応用しようと本にまとめ、数々のベストセラーを出し続けた。
 
監訳者

神田昌典(かんだ・まさのり)
株式会社ALMACREATIONS代表取締役、公益社団法人学び力育成協会創設者。上智大学外国語学部卒。外務省経済局に勤務後、ニューヨーク大学経済学修士(MA)、ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士(MBA)取得。その後、米国家電メーカー日本代表を経て、経営コンサルタントに。
多数の成功企業やベストセラー作家を育成し、総合ビジネス誌では「日本一のマーケッター」に選出されている。ビジネス書、小説、翻訳書の執筆に加え、ミュージカル、テレビ番組企画など、多岐にわたる創作活動を行うほか、複数企業の社主を務める。
著書に、『全脳思考』『60分間・企業ダントツ化プロジェクト』『あなたの悩みが世界を救う!』(以上、ダイヤモンド社)、『成功者の告白』『人生の旋律』(以上、講談社)、『非常識な成功法則』(フォレスト出版)、監訳書に『ザ・コピーライティング』(ダイヤモンド社)等がある。
 
訳者

齋藤慎子(さいとう・のりこ)
同志社大学文学部卒業。アメリカの広告業界に学ぶ「成果主義」の広告制作会社で、売る広告、効く販促ツールの企画制作と、その世界各国向け展開に従事。その後、広告代理店AE、オーストラリアとスペインで社内翻訳などを経て、現在は英語とスペイン語の翻訳者。広告関連の訳書に、『ザ・コピーライティング』(共訳、ダイヤモンド社)、『究極のセールスレター』『究極のマーケティングプラン』(以上、東洋経済新報社)がある。


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