目次


2011年 本当の危機が始まる!

国債バブルと商品高がもたらす「恐怖のシナリオ」


[目次] [著者紹介]


表紙




 ↑ページトップへ


まえがき


第1章 〉〉〉日本国債の暴落は、ある日突然やって来る!


●ハイパー・インフレへの助走はすでに始まっている
●日本国債の暴落がもたらす円安の恐怖
●これから世界の株価はどう動くのか?
●日本株は2010年の高値を抜きに行く!
●外国人投資家のスタンスが変わり始めた!
●深く静かに進行する未曾有の債券バブル
●株から債券へ流れ続ける巨額のマネー
●債券バブルの崩壊を食い止める手段はない
●有り余った資金をもてあます金融機関の事情
●すっかり棚上げされた日本の信用リスク
●もはや「日本国債の暴落後」という視点が不可欠
●最大の買い手、公的年金が売り手に変わるとき
●郵貯の限度額引き上げに隠された日本国の事情
●外資が虎視眈々(こしたんたん)と狙う日本国債の空売り
●インフレ政策に追い込まれた日銀の運命
●手の内をさらけ出してしまう日銀の愚かさ
●日銀の株価が日本の将来を映し出している


第2章 〉〉〉2011年、商品相場の高騰が日本を襲う!


●いよいよ動き出した中国の資源戦略
●世界的に広がる「国家資本主義」の流れ
●レアアース規制は資源危機の始まりにすぎない
●銅、ニッケル、アルミ、鉛…間近に迫ったメタルショック!
●基礎物資の価格は10年前の軒並み3〜5倍に!
●新興国の発展で値上がりは加速するばかり
●銅不足でエコカーが作れなくなる!?
●新興国と先進国で二極化する世界の景気
●新興国のバブルは先進国が自ら膨らませたもの
●原油流出事故が招いた石油枯渇の危機
●窮地に陥ったBPがなぜ復活できたのか?
●深海油田開発をめぐる米政府と業界の綱引き


第3章 〉〉〉ユーロ「モザイク通貨」の崩壊は止まらない!


●大混乱を助長したヘッジファンドの影
●ユーロ導入のメリットだけを享受したEU諸国
●身の丈以上の借金を背負ったギリシアの悲劇
●デフォルト宣言すれば連鎖破綻は避けられない
●ストレステスト成功という大いなるごまかし
●ユーロ圏の沈没を予感させるアイルランド危機
●「ケルトの虎の奇跡」が膨らませた不動産バブル
●ユーロの構造問題こそが危機の元凶
●「預金保証宣言」がもたらした意外な波紋
●迷走逆走が止まらないトリシェECB総裁
●「流動性は後で引き揚げる」というデタラメ
●堕ちたECBはどこへ向かうのか?


第4章 〉〉〉市場を操るヘッジファンドと欧米投資銀行


●CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)という虚構
●CDSがあるから危ない国債も発行できる
●英米がCDSの規制に乗り出せない本当の理由
●リスク管理のデリバティブこそが世界を破壊する!
●資本市場を操るロボット・トレーディングの実態
●ニューヨーク市場で起きた誤発注というトリック
●一連の動きで大儲けした投資家がいた!?
●1秒で6%変動! 富士フイルム株の異常な値動き
●ロボットに組み込まれた自動売買のプログラム
●プログラムの特徴と酷似する2つの値動き
●投資銀行の甘い囁きにのせられたギリシア政府
●すべてはリーマン・ショックで変わった!
●ヘッジファンドの全戦全勝にはみそがある
●情報に飢えたマスコミをいかに利用するか
●日本の投資家は惜しみなく資金を奪われる
●格付け会社への過信が一番の問題点
●福井前総裁が村上ファンドに投資した理由


第5章 〉〉〉世界の債券王はインフレの襲来を知っている!


●「1兆ドルを動かす男」ビル・グロスの影響力
●ブラックジャックで目覚めた天才投資家の資質
●債券の強気相場はまもなく終焉する!
●行きすぎた紙幣発行の咎(とが)めが近づいている
●ビル・グロスと米政府はどこまで親密なのか
●債券相場の天才は「当局の動向を読む天才」
●日本の損失が海外ファンドの儲けになるという構図
●世界は本当に「ニューノーマル」に向かうのか?
●「ニューノーマル」は経済破壊に至る一里塚
●日本人に向けられた「巧妙な仕掛け」


第6章 〉〉〉世界マネーを裏で牛耳るFRBのシナリオ


●「異例なほど不確かな」はただの言い訳
●FRBは米国債もGSE債も永遠に手放せない
●世界の中央銀行は金融緩和競争に突入した!
●バーナンキがハイパー・インフレを起こす日
●通貨安戦争で為替はどうなるのか?
●G20で真っ向から対立した各国の利害
●バブルを膨らませたのは、ほかでもないFRB
●世界の本当の王様は誰なのか?
●焼け太ったFRBはいずれ崩壊するしかない
●金融危機のシナリオは最初から出来ていた
●インフレ退治を任されたウェーバーの強気発言


第7章 〉〉〉ハイパー・インフレ時代の資産防衛法


●資産防衛の第一歩は、この大混乱を前向きに捉えること
●心を許せる仲間が、危機を乗り越える原動力になる
●ハイパー・インフレ時代の確かな投資対象とは?
●資産を守るポートフォリオをどう作るか
●ここぞという局面に「オール・イン」で勝負する
●上がり続ける金相場の表す意味とは?
●ここ10年で金融危機の規模はなんと100倍へ!


あとがき



 ↑ページトップへ



著者

朝倉 慶(あさくら・けい)
経済アナリスト。1954年、埼玉県生まれ。1977年、明治大学政治経済学部卒業後、証券会社に勤務するも3年で独立。顧客向けに発行するレポートが、この数年の経済予測をことごとく的中させる。船井幸雄氏が著書のなかで「経済の超プロ・K氏」として紹介し、一躍注目される。
著書に『大恐慌入門』『裏読み日本経済』(以上、徳間書店)、『恐慌第2幕』(ゴマブックス)、『日本人を直撃する大恐慌』(飛鳥新社)、船井幸雄氏との共著に『すでに世界は恐慌に突入した』(ビジネス社)がある。

朝倉慶へのお問い合わせ
info@funaimedia.com

朝倉慶のレポート、講演などに関するサイト
http://www.funaimedia.com/asakura/


お問い合わせは、webmaster までお願いいたします。
1996 - 2003 DIAMOND, INC. All Rights Reserved.