↑ページトップへ
はじめに
第1章 これからの企業生命を決定づける「セーフティ」とは
悪気のないたった一つの行動が組織を滅ぼす
■見えないだけで、いつも目の前にある危機
■世紀の変わり目にアメリカで何が起きていたのか
■ネットで暴かれる企業の負の側面
■日本で同じことが起こり始めている
■企業はすべて国際的危機管理を
■コンプライアンス違反はなぜ起きるか
■ビジネス界にも「保険」の概念を
■たった一本のタバコで工場がなくなった!
■企業活動にはどんな危険因子があるか
■プライベートにもリスク認識を
■顧客に危害が加わる最悪のケース
■食品業界の相次ぐ事故
■医療機関を疲弊させる医療過誤問題
■小さなクレームが大きな問題に
■事故の九割は、一従業員の「悪気のない行動」から
■業績至上主義が支払わなければならないツケ
■リーダーの資質が問われている
■大企業だけの問題ではない
■「組織のセーフティ」を企業文化に
第2章 なぜ「危険行動」は起こるのか
誰にも見えていない真実を掘り下げる
■企業から危険行動がなくならない人間心理
■(1)危険行動は果実を伴う
■(2)危険行動のほうがスムーズにできる
■(3)予防行動は継続が大変
■(4)架空話に本気になれない
■(5)危険行動をとれる環境がある
■(6)習慣にするまでが大変
■予兆の無視ほど巨大なコストはない
■進化した社会ゆえの落とし穴
■「○○のため」という悪魔の囁き
■行動科学で考察する「人が行動を起こす理由」
第3章 「行動へのフォーカス」が可能にする組織のセーフティ
組織行動セーフティマネジメントの基本原理
■態度より行動に着目すること
■セーフティは「意識」ではつくれない
■あなたの会社に足らなかったピース
■人を動かす「結果の力」=PST分析とは
■危険な行動にはどんな結果がついて回るか
■事故のレポートもABC分析で
■望ましい状況と真逆の「セーフティジレンマ」
■安全行動を引き出すための強化をせよ
■人を変えるのではなく仕組みをつくる
■最後はポジティブな強化が必須
■杖をどんどん使おう
■「やらされ感」を持たせたらおしまい
■安全行動をとっている人を無視するな
■サーベイを徹底する
■ベースラインを把握する
■ベースラインで徐々に変容させる
■「少しずつ」習慣化して定着させる
■「SMORS」で客観的に行動を定義する
■組織行動セーフティマネジメントの真骨頂
■社内風土まで良くする組織行動セーフティマネジメント
第4章 「組織行動セーフティマネジメント」を実践しよう!
すぐにできる、具体的仕組みと動き方
1 組織行動セーフティマネジメントを行う大前提
■組織行動セーフティマネジメントの流れ
■大前提1 組織行動セーフティマネジメントに終わりはない
■大前提2 先行条件よりも結果に着目する
■大前提3 具体的行動で示す
■大前提4 危険行動の消去よりも安全行動の推進
■大前提5 明確に検証できる数値基準を持つ
■大前提6 関わるすべての人に正しい行動が求められる
2 組織行動セーフティマネジメントの具体的手法
■(1)安全委員会の設置
■(2)社内へのプレゼンテーション
■(3)サーベイ(調査)
■(4)ABC分析を用いた仮説立て
■(5)ベースラインを基礎にした行動チェックリスト作成
■(6)チェックリストに基づいた安全行動の実施
■(7)検証
■(8)フィードバック
■(9)(3)から(8)までを繰り返す
おわりに
|