目次


絶対ブレない「軸」のつくり方


[目次] [著者紹介]


表紙




 ↑ページトップへ


プロローグ──「やりたいこと」と現実の落差にさまよう日々


第1章「明日から来てくれ」──無職無給の「どん底」にいた僕が、なぜ20分のプレゼンで「楽天イーグルス創業メンバー」を勝ち取ることができたのか?


(1)スポーツビジネスへの諦めきれぬ想い
2年にわたる「苦難」の始まり
何不自由なかった「はず」の社会人生活
仕事のなかで「鳥肌が立って涙する瞬間」はあるか?
「やりたいこと」を1000個書き出せ!
人生の軸となる「3つの柱」を求めて
「修行してこい」──長野オリンピックと、恩師との出会い
衝撃のひと言「ドアは自分でこじ開けるもの」
「何でダメなの?」──1つの出会いから生まれた「手紙作戦」

(2)世界中を駆けずり回って、夢を追う日々
メジャーリーグ全30球団のGMに手紙を
空回りの日々のなか、わずかに「想い」が届いた瞬間
憧れのビリー・ビーンを相手に、一世一代の大芝居
「Believe in yourself」──イチローのエージェントがくれた大切な言葉
「できることはすべてやろう」──日本人選手を扱うエージェントを制覇

(3)すべてを賭けて、スポーツビジネスの世界へ
会社を辞め、無給で働く「丁稚奉公」の日々
偶然が重なる瞬間──懸命に行動する人間を、人は見捨てない
「このままでいいのか」──再びしのびよる「迷い」

(4)すべての行動が結実した瞬間──楽天・三木谷社長を「20分でその気にさせた」プレゼン
人生を変えたニュース──楽天がプロ野球への参入を表明!
そして、運命の日「2004年9月23日」

Column 世界を股にかける野球人からの証言


第2章「夢を語ることはリスクでも何でもない!」──自分で決めつけた限界を打ち破る10の言葉


(1)「自分の夢は実現しない」と最初から思い込んでいないか?

(2)「やりたい!」を中心に据えて、ブレない「軸」をつくろう

(3)自分が変わると、「世界」は変わる

(4)自分の「欲」に素直になろう! ──「できない」という思い込みを打ち破る10 の言葉(1)
人生初の試練と素朴な疑問──「できないって誰が決めたの?」
諦める前に、「本当にできないのか」を検証しているか?
「できないことリスト」ではなく「こうしたらできるリスト」を!
「できることリスト」をつくって逆算しよう!
「70点」を基準に考える──優先順位を決めるためのシンプルな方法
「最後の日」だけは何があっても死守する
「打ち出し角度」を間違えない──最初の一歩目をどこに踏み出すか

(5)待っていてもドアは開かない、自分でこじ開けよう! ──「できない」という思い込みを打ち破る10の言葉(2)
甘えた僕を揺さぶった強烈なひと言──「ドアは自分で開けろ!」
閉まりかけの「ドア」に足を突っ込め!
 
(6)チャンスは「上を向いた人」にだけ舞い降りる──「できない」という思い込みを打ち破る10の言葉(3)
「運」をつかみとる1%の人になるための、たった1つのコツ
最初の一歩を踏み出せば、「運」は後からついてくる

(7)「行動して、何も起こらないこと」はマイナスではない──「できない」という思い込みを打ち破る10の言葉(4)
「健康診断」と「転職活動」の共通点──結果は、今の自分を映す鏡
否定されることを恐れてはいけない
「リスクを書き出してみる」──打たれ強くなるための唯一の方法
いきなり「全国大会」ではなく、「練習試合」をたくさん組む

(8)「変化」を、ポジティブに受け入れる──「できない」という思い込みを打ち破る10の言葉(5)
英語の「社内公用語化」をどう見るか
「自分がなりたい人」のそばに行け!
成功した姿を「正しく」妄想する

(9)最期の瞬間に、笑っていられるか──「できない」という思い込みを打ち破る10の言葉(6)
残り「1万5000日」をどう使うのか?
毎日を「ストーリー化」して、未知の世界に飛び込む「ワクワク」を楽しむ

(10)全力で駆け抜ける自分を、とことん信じよう! ──「できない」という思い込みを打ち破る10の言葉(7)
イチローのエージェントがくれた“Believe in yourself”
最も身近な相棒=「自分」を信じることの大切さ
「自分でハードルを高くしていないか?」──まずは小さな成功体験を

(11)面倒なことにこそ巻き込まれよう! ──「できない」という思い込みを打ち破る10の言葉(8)
見返りを求めず、「信頼の貯金」を貯める
「やっかいだ」と思うものほど引き受けよう

(12)夢を語って迷惑する人はいない──「できない」という思い込みを打ち破る10の言葉(9)
「勇気なくせばすべてを失う」──祖父からもらった大切な言葉
「夢」とは語るもの

(13)人生は「失敗の回数制限」のないゲームだ! ──「できない」という思い込みを打ち破る10の言葉(10)
人生のすべては、上手くいくようにできている
根拠のない自信こそが、“爆発的な行動力”の源


第3章「自分の欲にもっと素直になろう」──やりたいことを磨いて、ブレない「軸」をつくろう!


(1)1000の「やりたいこと」が、「軸」に変わる!
「やりたいこと」なんてないと悩む前に
“やりたいことリスト”で自分の「欲」をあぶり出す
1000の「欲」を「3つの柱」に

(2)強みを「キャッチコピー化」しよう
“キャッチコピー”をおでこに貼る
「日本」と言えば「南」──その他大勢に埋もれないための「看板」を
そのキャッチコピーは「5秒」で言えるか?

(3)「情報収集」で夢への最短経路を手に入れよう
「的外れな挑戦」をしていないか──まずは徹底的に情報収集
たとえ同業他社でも、質問することに遠慮はいらない
1年半迷走した「本当の理由」
他人が思う自分の強みを知り、弱点を知る

(4)ブレない軸は、「必然性」を課して鍛えよう
人間は弱いもの──モチベーションをいかに維持するか
仲間の存在がさらなる「必然性」を生む
とことん追い込み、自分で褒める
「動き続けるエンジン」を積んでいるか?


第4章「一緒に歴史をつくろう」──さりげなく、でも確実に相手を味方にする「巻き込み術」


(1)やりたいことを応援してもらおう! ──夢に「熱」を持たせるコミュニケーション
そっと背中を押してくれる「応援団」をつくろう
楽天時代に痛感したコミュニケーション力不足
相手の「ニーズ」を真摯に聞く
多様な価値観を理解してはじめて伝えられる

(2)コミュニケーション力を底上げする唯一の方法
「普段行かない場所」にこそ、ヒントはある
「面倒くさいこと」を引き受けて、「あいつは面白い」と思わせる
“Face to Face”──直に顔を合わせることが持つ威力

(3)「やりたいこと」の応援団を増やす「口説き方」
鉄則──「目的・結論」を最初に
話す相手によって「インパクトを残す手段」を変える
「ストーリー」と「たとえ」で相手に正しくイメージさせる
「相談に乗ってください」──心くすぐる魔法の言葉
「面接」必勝法──ドラマチックな人生ヒストリーを語れ!
「あがり症」の人こそ、手を挙げてみる

(4)夢を共有し、仲間を「巻き込む」コミュニケーション
心を動かした口癖「一緒に歴史をつくろう!」
“大義名分”を見せて、ゴールまで巻き込む!


第5章「待っていてもドアは開かない」──まずは小さな一歩で70点を目指す「行動力の鍛え方」


(1)行動のためのハードルは下げられる(1)──頭のなかで完結させない! 「想い」をアウトプットしよう
 (1)「調べる」→「文章化」で、想いを見える形に
 (2)周囲に言いまくる──100人いれば1人はヒントを持っている
 「無言実行」という価値観が二の足を踏ませる
 (3)「すごい」と思う人を勝手に「モノマネ」

(2)行動のためのハードルは下げられる(2)──まずは「スモール・スタート」でいい、「部活感覚」で力試しを!
「草ベンチャー」という第3の道
「ボランティア」で腕試しをしながら、コツコツと小さな実績を
“断られ慣れ”するための「失敗の仕方」

(3)面倒なことに積極的に首を突っ込もう!
「無償でお手伝い」を習慣にする
「3つの手」──挙手、拍手、握手
求めるのは、「どこかで自分を助けてくれるネットワーク」

(4)行動することにリスクなんてない
わからないことを、「リスク」と呼んで避けていないか
「不確定要素への不安」を振り払う、2つの道

(5)最後は「とにかく」行動、「とにかく」会う!
1か月でヘッドハンター27人に会う
行動するうちに疑問は確信へと変わる
思い描いていたビジネスモデルとの出会い──見つけたらすぐに飛び込め!
「できない理由」から考えない、「できる方法」を考え抜く


エピローグ──「やりたいこと」を叶えて、「心震える瞬間」を


謝辞──出会った人すべてに感謝を



 ↑ページトップへ



著者

南 壮一郎(みなみ・そういちろう)
1976年生まれ。株式会社ビズリーチ代表取締役。

1999年、大学卒業後、モルガン・スタンレー証券に入社。ビジネスパーソンとして順風満帆なスタートをきるものの、幼少期よりの夢であるスポーツビジネスへの憧れを抑えきれず、2003年に独立、ツテもコネも何もない、ゼロからの挑戦を始める。「メジャーリーグ30球団すべてに手紙を送る」、「アポなしでアメリカのスポーツ・エージェントの事務所に飛び込む」といった行動を通して、数多くの出会いと学びを得るも、ITバブル崩壊後の不況の中、まったく仕事に結びつかず、どん底を味わう。

2004年(28歳)、「このままでいいのか」と悩む中、新球団設立というニュースを見て一念発起し、楽天株式会社代表の三木谷浩史氏に直談判(わずか20分)、「楽天イーグルスの創業メンバー」の座を獲得する。楽天イーグルスでは、チーム運営や各事業の立ち上げをサポートした後、GM補佐、ファン・エンターテイメント部長、パリーグ共同事業会社設立担当などを歴任し、初年度から球団事業においては不可能とされていた黒字化成功に貢献する。また、地域密着型の球団を目指して、地元仙台を巻き込むためのイベント、スタジアム運営も行った。

2007年、さらなる夢、「メジャーリーグの球団オーナーになる」ため、楽天を退社。同年、株式会社ビズリーチを設立し、代表取締役に就任。年収1000万円以上の転職市場に特化した、日本初の個人課金型・転職サイト「ビズリーチ」を運営。2010年8月には、共同購入型のクーポンサイト「LUXA(ルクサ)」を立ち上げ、分社化した株式会社ルクサの代表取締役を兼任。
その他、ジュビロ磐田のアドバイザーも務める。


お問い合わせは、webmaster までお願いいたします。
1996 - 2003 DIAMOND, INC. All Rights Reserved.