目次


幸福の政治経済学

人々の幸せを促進するものは何か


[目次] [著者紹介]


表紙




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監訳者まえがき

序文

第1部 幸福をどうとらえるか

 第1章 幸福とは何か

  1-1 幸福は人生の究極の目標か
  1-2 幸福という概念
  1-3 なぜ幸福が重要なのか
   幸福の決定要因を特定する
   幸福を生み出す心理的メカニズム
   幸福が行動に与える影響
   幸福を高める:個人のレベル
   幸福を高める:社会的レベル
  1-4 幸福を増進させるための手続き

 第2章 経済学における幸福のとらえ方

  2-1 「効用」という概念
  2-2 「効用」を考え直す
  2-3 主観的な幸福はどのように自己申告されるか
  2-4 幸福に関する指標の評価
   信頼性
   有効性
   一貫性
   多国間の比較可能性
  2-5 幸福に関する他の指標
   国民総生産
   国民総生産の拡張
   社会指標
  2-6 第2章のまとめ

 第3章 幸福に影響を与えるさまざまな要因

  3-1 経済的な観点
  3-2 性格的な要因
   気質上の傾向
   性格特性と認知の傾向
  3-3 社会・人口統計上の要因
   年齢
   性別
   人種・民族
   健康
   親密な人間関係・結婚
   知性及び教育/宗教
  3-4 実証的分析:ミクロ計量経済学的な幸福関数
   データ
   推計手法と推計結果
  3-5 第3章のまとめ

第2部 経済的条件が幸福に与える影響

 第4章 所得と幸福の関係

  4-1 所得と幸福に関する新旧の考え方
  4-2 各国の比較から見た所得と幸福の関係
  4-3 時系列で見た所得と幸福の関係
   野心レベルの変化
  4-4 個人間の所得格差
   実証的な証拠
   相対所得
   トレッドミル
   何が比較の対象なのか
  4-5 第4章のまとめ

 第5章 雇用と幸福の関係

  5-1 失業をどのようにとらえるか
  5-2 個人にとっての失業
  5-3 失業全般がもたらす影響
  5-4 雇用と仕事に対する満足
  5-5 余暇がもたらす満足
  5-6 第5章のまとめ

 第6章 インフレと幸福の関係

  6-1 インフレのコスト
  6-2 幸福の研究から見たインフレ
   インフレと失業のトレードオフ
  6-3 第6章のまとめ

第3部 政治的条件が幸福に与える影響

 第7章 現行の政治経済プロセスと幸福の関係

  7-1 政治と人々の幸福
  7-2 現行の政策に対する個人の評価
   選挙・支持率関数
   反応関数
  7-3 個人の満足度と政府
  7-4 具体的な政策と幸福度
  7-5 政治党派別に見た幸福度
  7-6 第7章のまとめ

 第8章 政治体制と幸福の関係

  8-1 政治体制の影響
  8-2 立憲民主制と幸福の関係
  8-3 直接民主制と連邦制が幸福に与える影響
   住民投票(レファレンダム)
   連邦制
   計量経済学による推計
  8-4 第8章のまとめ

 第9章 政治への参加と幸福の関係

  9-1 プロセスの効用
  9-2 実際の参加による効用
  9-3 参加の権利がもたらす効用
  9-4 政治参加の実証分析
   検証可能な仮説
   記述統計の解析
   計量経済学的分析
   感応度分析
  9-5 第9章のまとめ

第4部 結論

 第10章 幸福の政治経済学


  10-1 幸福の研究と経済学
  10-2 経済及び社会における幸福
   最終目標としての幸福
   経済が幸福に与える影響
   制度が幸福に与える影響
   経済が個人の性格に与える影響
  10-3 経済政策上の意義
   経済政策に関する提言
   政体レベルでの提言
  10-4 既存の経済理論
   測定範囲の拡大
   理論の新たな検証
  10-5 残された課題
   幸福が行動に与える影響
   幅広い制度についての検討
   より進んだ手法の適用
   幸福測定の改善

巻末資料A
巻末資料B
各種データソース
参考文献
索 引



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[著者]

ブルーノ・S・フライ(Bruno S. Frey)
1941年スイス生れ。チューリヒ大学実証経済研究所教授。専門は公共経済学。著書『新しい経済政策』(邦訳、ダイヤモンド社)、『国際政治経済学』(邦訳、文眞堂)等。

アロイス・スタッツァー(Alois Stutzer)
1972年スイス生れ。チューリヒ大学実証経済研究所助教授。専門は公共選択、労働経済学。


[監訳者]

佐和隆光(さわ・たかみつ)
1942年生れ。東京大学経済学部卒。スタンフォード大学研究員、イリノイ大学客員教授等を経て、現在、京都大学経済研究所所長。専門は計量経済学、環境経済学。主な著書に『日本の「構造改革」』『地球温暖化を防ぐ』(以上、岩波新書)、訳書に、ギデンズ『暴走する世界』、ガルブレイス『悪意なき欺瞞』(以上、ダイヤモンド社)等がある。


[訳者]

沢崎冬日(さわさき・ふゆひ)
1967年生れ。東京大学文学部卒。(株)エァクレーレンにて翻訳に従事。主な訳書に、トンプソン『だから顧客が盗まれる』、シラー『投機バブル 根拠なき熱狂』(以上、ダイヤモンド社)、ロバーツ『インビジブルハート』(日本評論社)等がある。


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