目次


事業再生ファンド

企業・事業を買収し、再生する人々


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに

第1章 リップルウッドとフェニックス


  三菱自動車をめぐる駆け引き
  バイアウト・ファンドのリップルウッド
  【インタビュー(1)】リップルウッド・ホールディングスCEO・ティモシー・コリンズ氏
  事業再生ファンドのフェニックス・キャピタル
  【インタビュー(2)】フェニックス・キャピタルCEO・安東泰志氏

第2章 動き出した地域再生ファンド


  福岡銀行が仕掛けた地域再生ファンド第一号
  ダイエーや岩田屋の再生手法
  ジェイ・ウィル・パートナーズの活躍
  全国に広がるファンド・ブーム
  オリックスの地域再生
  「地方版再生機構」には情報公開の義務がない

第3章 事業再生ファンドとは何か


  企業買収と債権投資
  エクイティの人たち——企業買収
  バイアウト・ファンドの基本的な投資手法
  デットの人たち——不良債権買い、あるいはハゲタカ
  不動産投資会社を育てた外資
  事業再生ファンド——エクイティ投資とデット投資の融合
  【DES】

第4章 米国の買収ファンド


  剛のリップルウッド、柔のカーライル
  先駆者リップルウッドの試行錯誤
  黒字化の遅れに一一〇億円の追加投資
  企業価値を上げて転売
  改革の基本は日産ゴーン革命と同じ
  試行錯誤と失敗からみえてきた再建の方向性
  【リップルウッド・ホールディングス】
  カーライルは投資先企業との協調路線で
  メインバンクから紹介されたバイアウト・ファンド
  イメージ向上を果たしバイアウトに集中
  【カーライル・グループ】

第5章 日本の独立系ファンド


  不況のなかを船出したブティック三社
  フェニックス・キャピタル:日本的再建策で実績
  伝統企業が買収を受け入れた理由
  コンサルタントを雇い、週半分は投資先訪問
  買収先から次の案件が舞い込む
  カネの威力と信用
  大型ファンドとしての挑戦

第6章 銀行と証券会社の本格参入


  みずほグループの「ロールアップ」
  財務アドバイザリー機能を果たす
  銀行グループ内の再生ファンド
  プリンシパル投資を拡大する証券会社
  リップルウッドに競り勝った野村証券グループ
  従業員への意識調査でみえてきたこと
  「西武・そごう」案件も獲得

第7章 “投資銀行”化する商社


  ファンドを育成し、ノウハウを吸収した商社
  三菱商事が組成するファンド・オブ・ファンズ
  PEファンド専門の投資顧問業も展開
  三〇〇人の陣容で稼ぐ金融事業本部
  次の狙いは、地方の中堅企業
  丸紅——隠れたフロントランナー
  UFJの再生ファンドに参加
  商社が拡大狙う金融ビジネス

第8章 転機迎えた不動産ファンド


  不動産業と金融業の結合
  六本木ヒルズにも不動産ファンドの可能性
  所有者が原因で値崩れした物件
  買って、バリューアップして、売る
  占有者を立ち退かせ、居住用でも高収益実現
  難航するゴルフ場の短期転売
  レーサムリサーチが狙う次のビジネス

第9章 産業再生機構の存在意義


  不良債権処理と貸し出し増を同時に迫る矛盾
  再生ファンドを生み出した日本政策投資銀行
  もう一つの再生機構と変わったRCC
  産業再生機構、誕生の背景
  機構法に基づいた業務
  初めての有名大企業支援となったカネボウ
  買い取り債権の評価は低すぎるか
  【インタビュー(3)】産業再生機構専務兼COO・冨山和彦氏

第10章 民の野望、官の役割


  景気サイクルなどが示すファンドの好機
  官製再生ファンドは必要だったか
  設立趣旨とのズレ
  官だけが持つ税務上の特典
  問題点の摘出こそが最大の貢献
  新モードへの移行に向けて

日本で活動する主な投資ファンド運営会社・関連会社

索引



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著者紹介

和田勉(わだ・べん)
1966年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、日本経済新聞社に入社。産業部や国際部などの記者を経て、1998年から3年間、テレビ東京に出向して経済部記者を務めた。2001年からフリーの経済ジャーナリストに。著書に『買収ファンド』(2002年4月、光文社新書)、『企業再生ファンド』(2003年4月、光文社新書)がある。


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