目次

  はじめて読むドラッカー[マネジメント編]
チェンジ・リーダーの条件

 みずから変化をつくりだせ!
原書名 THE ESSENTIAL DRUCKER ON MANAGEMENT


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表紙




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日本の読者へ——一般教養としてのマネジメント
はじめに


Part1 マネジメントとは何か
 1章 マネジメントは理解されていない
 2章 社会的機能および一般教養としてのマネジメント


Part2 マネジメントの課題
 1章 マネジメントの役割とは何か
 2章 われわれの事業は何か
 3章 事業を定義する
 4章 NPOは企業に何を教えるか


Part3 マネジメントの責任
 1章 企業の所有者が変わった
 2章 いかにして社会的責任を果たすか


Part4 マネジメントの基礎知識
 1章 マネジメントの常識が変わった
 2章 「道具としての情報」を使いこなす
 3章 目標と自己管理によるマネジメント
 4章 人事の原則
 5章 同族企業のマネジメント


Part5 企業家精神のマネジメント
 1章 予測できないことを起こす
 2章 既存の企業がイノベーションに成功する条件
 3章 ベンチャーのマネジメント
 4章 起業家がとるべき戦略


付章 イノベーションか、廃業か——金融サービス業の岐路日本の読者へ


編訳者あとがき
ピーター・F・ドラッカー著作目録



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梗概

もう、人にはまかせない!
変化の先頭に立つものは、自分も未来も変えられる。マネジメントが「なぜ」必要なのか、「何を」行うのか、「いかに」行うのか、その基本と本質を説くドラッカー経営学のエッセンス!

今日のような乱気流の時代にあっては、変化は常態である。変化はリスクに満ち、楽ではない。悪戦苦闘を強いられる。だが、この変化の先頭に立たないかぎり、企業、大学、病院のいずれにせよ、生き残ることはできない。急激な構造変化の時代にあっては、生き残れるのは、自ら変革の担い手、チェンジ・リーダーとなるものだけである。
したがって、このチェンジ・リーダーとなることが、あらゆる組織にとって、21世紀の中心的な課題となる。チェンジ・リーダーとは、変化を機会としてとらえるもののことである。変化を求め、機会とすべき変化を識別し、それらの変化を意味あるものとするものである。



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著者紹介

P.F.ドラッカー(Peter F. Drucker)

ビジネス界に、もっとも影響力をもつ思想家として知られる。「経営戦略」「目標管理」「民営化」「顧客第一」「分権化」「情報化」「知識労働者」など、おもなマネジメントの理念と手法の多くを考案し、発展させてきた。
1909年、ウィーンに生まれる。フランクフルト大学卒。33年発表の論文がナチス・ドイツの不評を買い、英国に逃れる。ロンドンで保険会社のエコノミストなどを経験後、渡米。39年ファシズムの起源を分析した『経済人の終わり』を刊行。44年GMよりトップ経営陣の研究の依頼を受け、46年『会社という概念』に結実。50年ニューヨーク大学教授に就任。54年『現代の経営』、59年『変貌する産業社会』を発表。このころから日本への関心が高まる。
以降、64年『創造する経営者』、67年『経営者の条件』、69年『断絶の時代』、74年『マネジメント』、76年『見えざる革命』、79年『傍観者の時代』、80年『乱気流時代の経営』、85年『イノベーションと起業家精神』、89年『新しい現実』、92年『未来企業』、93年『ポスト資本主義社会』、95年『未来への決断』、99年『明日を支配するもの』などを著わす。71年から米国クレアモント大学院大学教授に就任し、91歳の現在も現役で教えている。
また、フロイト、ヒトラー、ケインズ、シュンペーターを直に知る20世紀の数少ない思想家の一人である。


編訳者紹介

上田 惇生(ウエダ アツオ)

(財)国際技能振興財団理事、(財)ものつくり大学設立準備財団企画財務本部理事。『明日を支配するもの』などドラッカーの翻訳が多数ある。



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