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チャンスは毎日やってくる

エイブル「脱」常識の成功モデル


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表紙




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はじめに

第1章 エイブル「賃貸革命」の激震——首都圏年内100店舗増計画を発表

第1節 短期の減収に耐え、管理業務を中心に大幅シェアアップ
 ●一挙に100店舗増——エイブルの決断に衝撃走る!
 ●冒険的な行動ではなく中長期計画の一環
 ●100店の店長は全員社内から厳選——出店地域は本人の意志を尊重
 ●「仲介手数料半月分化」問題の決着が、最終的に「100店舗増計画」を決める

第2節 ピンチをチャンスへ——仲介手数料「半月分化」への道
 ●行政処分が法律順守の決断を招く
 ●それは、東京都の行政処分から始まった
 ●業界の改善を目指し「賃貸革命」の発動に踏み切る
 ●大幅な減収を覚悟、第三者割当増資を実施
 ●“嬉しい誤算”——半年で貸主から手数料100%受領
 ●トップランナーは、すでに危険水域を通過、追随を許さぬ目標を目指す
 ●エイブルの決断への他社の反応

第3節 被害救済も「お客さまのためにできること」の実践
 ●京都の同業者営業停止事件で被害学生の救済に乗り出す
 ●阪神・淡路大震災でも救援活動に立ち上がる
 ●「お客さまのためにできることを、つねに考える」が、創業以来の企業姿勢

第4節 エイブルは、なぜ強い?
 ●数字から見たエイブルの地位
 ●機能から見たエイブルの実力——賃貸仲介こそエイブル・モデルの源泉
 ●優れた「情報」=「物調」+「物確」こそ、エイブル・モデルの根幹
 ●多彩な関連業務で多様な入居者のニーズに応える
 ●仲介業務の実績・ノウハウを生かし、管理・運営業務でも期待に応える
 ●年平均3%の驚異的空室率をバックに家賃の100%保証を実現
 ●土地活用を含めたアセット・マネジメント・サービス


第2章 お客さまを泣かせない——エイブル・モデル形成の軌跡

第1節 すべては土居に始まった!
 ●常識に挑戦、賃貸物件初の新聞広告
 ●告知版での大きな反響と誇大広告の出現

第2節 業界革命! 独自のメディア『賃貸住宅ニュース』創刊
 ●「脱」常識! 広告料の成功報酬主義
 ●賃貸物件初の間取りつき広告を掲載
 ●エイブル・モデルの形成始まる

第3節 常識を打ち破り、他社に先駆けた行動の実践で業界をリード
 ●賃貸「専業」宣言!
 ●攻めの営業と空中店舗 vs 待ちの「駅前不動産屋」
 ●乗用車での案内、土日営業など、常識を破った活動の数々
 ●手付け金一律1万円からキャンセル料金廃止へ進む
 ●顧客の利益を考える非常識な行動で業績は急速に向上
 ●確実で良質な情報を入手するため、「物調」と「物確」を徹底する
 ●エイブルの力の源泉は徹底した「物調」と「物確」にある

第4節 業界初! 女性営業社員の採用
 ●江坂店で最初に4人を採用
 ●東北地区一号店の店長に女性が志願
 ●不動産業でなく接客サービス業としての教育を徹底
 ●新卒女性社員の第一期生から店長が誕生
 ●店長の仕事の配分は、5割が接客、3割が仕入れ、2割が情報管理
 ●結婚・出産しても勤務できる受け皿づくりが今後の課題

第5節 「脱」常識の成功法則——全国展開を目指すエイブル・モデル
 ●福岡から全国展開始まる
 ●満を持しての東京、名古屋地区への進出
 ●「車での案内」の有効性を立証
 ●カルチャー・ギャップ——自社物件情報と業者間情報の対立
 ●不良の業者間情報を優良物件化する
 ●すぐには通用しなかった『賃貸住宅ニュース』の活用
 ●関東で37店から一気に100店に拡大
 ●関東に比べ、東海での展開は、苦戦を強いられる
 ●出店以来の北海道の赤字を10年目に黒字転換
 ●地元の家具メーカーや家電販売店などと提携
 ●最も遅れて進出した仙台に、女性店長が登場
 ●エイブル・モデルの基本を粘り強く訴え、その有効性を立証

第6節 海外でもエイブル・モデルは有効か?
 ●法人得意先の要請を受け、海外展開(香港、台湾)を開始
 ●日系企業の経費節減で業績低下
 ●アメリカ、ヨーロッパ(英・独・仏)での展開

第7節 ビジネス・モデルは大切にするが、マニュアルはつくらない!
 ●社員教育は、日常業務を通じて
 ●業績も社員教育も店長の力量次第
 ●エイブル・モデルを関西に“逆輸入”
 ●結婚相談所の感覚で、借り主と物件(貸主)の条件を巧みにコーディネート

第8節 コーポレート・ブランドの決定とグループの統合
 ●グループ統合への第一歩として、コーポレート・ブランド「エイブル」の決定
 ●「脱」不動産、住関連総合サービスへの道を歩む

第9節 店頭公開による信用度の増大とエイブル・モデルへの影響
 ●創業30年を期に店頭公開を実現
 ●高株価は業績と財務内容のよさの証明
 ●店頭公開はビジネス・モデルを強化するうえできわめて有効


第3章 すでに始まった未来——手数料ゼロ時代の到来も夢ではない

第1節 フロー・ビジネスからストック・ビジネスへ
 ●地域密着型営業強化と優良管理物件の増大
 ●4年後の経常利益四倍増へ
 ●消費者(借り主)の立場に立った強力な管理会社の出現
 ●シルバー人材活用が新たなエイブル・モデルに
 ●不動産技能訓練センターの発足へ
 ●外国人の入居問題にも保証制度を活用
 ●次々に展開する消費者(借り主)のための魅力的なサービス

第2節 役割分担によるストック・ビジネス重視のネットワーク展開
 ●「首都圏100店舗増計画」と全国にさらに100店舗の直営店増強
 ●人事政策的効果を狙った「のれん分け制度」
 ●未開拓地域を中心にネットワーク加盟店の展開を図る
 ●独自路線を強める賃貸住宅ニュース社
 ●情報の空白地をなくすCHINTAIネット店網の構築

第3節 新しい価値を創造するエイブル保証
 ●自社ブランド化を目指す「デザイナーズ・マンション」
 ●高齢者向け賃貸マンションこそ、今後の注目分野
 ●高齢者専用住宅の実現はトップ企業としての社会的使命
 ●家賃の支払いがそのまま頭金になる新しい分譲住宅購入法
 ●消費者ニーズに立脚、優れた集客力をバックにした企画


資料編
 ●エイブルの関連業務系統図
 ●エイブル組織図
 ●エイブル・グループの歩み



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梗概

●業界の常識を覆しトップを独走するエイブル、成長の秘密

業界初の自社開発媒体『CHINTAI』を営業の軸に、 賃貸仲介業でシェア10%、 トップを独走するエイブル。
成長の秘密は、「現状否定」の継続によって勝ち取った、 その追随を許さない競争力にある。
エイブル「脱」常識の成功モデルを全公開。



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著者紹介

関 昭也(セキ アキヤ)
(株)対星舎 代表取締役。
1941年東京生まれ。
東京大学経済学部卒業。
大正海上火災(現・三井住友海上)、機械工業新聞社などを経て独立。金融、医療、情報通信、住宅ほか様々な業種に関わる執筆活動に携わり、現在に至る。



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