目次

 ナレッジ・イノベーション

 知的資本が競争優位を生む
原書名 SMART BUSINESS——How Knowledge Communities Can Revolutionize Your Company


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表紙




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序章 ナレッジ・コミュニティの誕生

第1章 知識の共有とナレッジ・コミュニティ

第2章 知識時代とイノベーション

第3章 レガシー企業は、ナレッジ・ビジネスに参入できるか

第4章 起業家精神を育てるナレッジ・コミュニティ

第5章 ナレッジ・マネジメントとは何か——見せかけのITに騙されるな

第6章 組織学習の重要性——成功は学習にとって最大の敵である

第7章 知識革命のカギを握る「企業文化」の育成

第8章 コミュニティの未来を拓くリーダーシップ

第9章 失敗から学べ——ナレッジ・プログラム失敗事例と処方箋

第10章 ナレッジ・プログラムを成功に導く「9つの質問アプローチ」



ケーススタディ:レガシー企業によるナレッジ・ビジネス実践法
 1.ゼロックス:ドキュメントは知識を運ぶ
 2.マリオット・インターナショナル:フロントライン従業員のナレッジ・コミュニティ
 3.サターン:サターンという企業と学習、そして知識
 4.IRL(学習研究所):知識時代のマネジャーの役割
 5.スウェーデン・ポスト:「独占」転じて「知識革命」へ
 6.PIPSA:「マインド・ファクチャリング」時代の知識資本
 7.SMGノースアメリカ:再生のための企業文化構築
 8.ロスアラモス国立研究所(LANL):R&Dのナレッジ・コミュニティ



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梗概

見せかけのITに騙されるな!
ナレッジこそ、組織を活性化させるパワーだ!

知識革命が企業に競争優位性をもたらす。ナレッジ・マネジメントを企業に根づかせるための、実践と経験に基づいた初めての書。
ゼロックス、マリオット、サターン、ロスアラモス国立研究所、スウェーデン・ポストなどの事例を紹介。

ナレッジは、ビジネスを成功へと導くパワーとなる!
知識の共有化が新たな競争優位性を生み出す。企業内に有形・無形に蓄積された情報やデータを、いかに、知恵に転換するか——本書は、企業・組織におけるナレッジ・イノベーションのあり方を実践的に解説する。

その成功の鍵を握る「ナレッジ・コミュニティ」
すべては、知識を進んで共有しようとする文化の育成から始まる。その鍵を握る「ナレッジ・コミュニティ」は、目的を同じくする人々の、緩やかな共有感覚で結ばれたインフォーマルなグループで、著者はその役割・機能の重要性とコミュニティを生み出す企業文化について具体的に論を展開する。
ややもすると、ITシステムへの投資と同一視されるきらいのあるナレッジ・マネジメントを企業に根づかせるための、実践と経験に基づいた初めての書。

過去の成功を引きずって変わろうとしない企業を、人々の冷笑を買う組織ではなく、人々に情熱を呼び覚ます組織に変えるのは何なのだろうか? そうした企業は、まず「ナレッジ・コミュニティ」を構築しなければならない。著者は、その役割・機能の重要性とコミュニティを生み出す企業文化について具体的に論を展開する。



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著者紹介

ジム・ボトキン (Jim Botkin)
企業における学習や知識の専門家として、世界的に有名な論客。
フォーチュン500企業が組織的学習と知識資本を深めるための国際的学習組織、インタークラス(国際企業学習協会)の共同創立者で、その代表を務める。
ナレッジ・ビジネスの名著とされる“Monster Under the Bed”(邦題『マルチメディア社会の知識ビジネス』)の共著者である。


監訳者紹介

米倉 誠一郎 (ヨネクラ セイイチロウ)
一橋大学イノベーションセンター教授
1977年一橋大学社会学部卒業。79年同大学経済学部卒業。82年同大学大学院博士過程から同大学商学部産業経営研究所助手。
90年ハーバード大学Ph.D(歴史学)。95年一橋大学商学部産業経営研究所教授。97年同大学イノベーション研究センター教授。
同副センター長、センター長を経て現在に至る。
著書に『経営革命の構造』(岩波書店)、『ネオIT革命』(講談社)をはじめ多数ある。


訳者紹介

三田 昌弘 (ミタ マサヒロ)
NEC総研主任研究員
主に米国のインターネットビジネスや消費者動向の研究およびネット・プライバシー問題の研究に従事。東洋大学経営学部講師。
主な共著書に『シックスシグマ』『シックスシグマ導入戦略』、翻訳書に『実践 顧客ロイヤルティ戦略』(いずれもダイヤモンド社)がある。



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