目次

 問題解決力を鍛える

 事例でわかる思考の手順とポイント


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表紙




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序章 いま、なぜ問題解決か
仕事をするとは問題解決をすること
マネジメントと問題解決
問題解決の醍醐味 
問題解決屋という仕事 
問題解決型ビジネス 
押し寄せる問題の大波 
学ぶ企業が勝者 


第一部 身近な事例で学ぶ問題解決のポイント

第1章 課題を設定する——大きくて漠然とした課題を実行可能な課題に分ける
  2010年の日本
  課題設定の六つの重要ポイント
  階層構造に展開する際の秘訣 
  人材開発の課題 
  目標管理がうまくいかない

第2章 原因を探る——何か変わったことはなかったか。それは問題や事件に固有なものか
  ジャンボ機のエンジン全停止の謎 
  原因究明の三つの重要ポイント 病気と遺伝子 肥満と遺伝子 O・157とハンバーガー 電磁波とガン 側面衝突研究のその後 JCO臨界事故の隠れた原

第3章 意思決定する——物指し選びと情報と選びが肝心
  介護保険であらわになったこと 
  意思決定の機会は広がる 
  意思決定の三つの重要ポイント
  意思決定の助っ人 
  意思決定からの逃避 
  結婚観にみる価値基準 
  公正な評価——コースランキング
  予測の難しさ 
  スポーツ界の意思決定

第4章 リスクに備える——嫌なことを想像し言葉にする勇気
  嫌なことは考えない国民
  リスク対策の四つの重要ポイント
  リスク対策は飛行機に学べ
  首相にもしものとき
  病院のY2K対策に学ぶ 


第二部 問題解決で忘れてはならないこと

第5章 時間
  どこまで遠くを見るか
  世紀の問題 

第6章 若さ
  若さ経営者の若返り
  年功制の怪と戒 

第7章 しがらみ
  しがらみのない経営者
  しがらみは増殖する
  しがらみからの解放 

第8章 問題解決の技術とツール
  問題解決に必要な資質 

第9章 問題解決力を鍛えるには
  リーダーや中堅には
  管理者には
  ビジネスマン再生教育 



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梗概

● 世の中、ますますモンダイがいっぱいです。
問題解決、うまく進んでいますか?
無手勝流で目の前の問題とにらめっこしていませんか?
論理力を鍛え、ポイントを押さえて下さい。

● 問題解決は得意ですか?
㈰「次から次へと発生する」、㈪「複雑に絡み合った」問題を、㈫「迅速に」解決しなければならないという、現代の“問題解決三重苦”に負けない能力こそ、現代人にとっての「生きる力」です。

▲月尾嘉男 東京大学教授 推薦
遺伝子解析やIT革命、飛行機の安全対策、介護保険と今日的な事件や話題を幅広く取り上げ、問題解決の定石を応用して読み解いている。ここで語られている解釈は明快であるし,提言も実用的である。
未経験の事態や処理速度が要求される問題が続出しているが、これらに対処するには、著者がいう論理的な考え方を鍛えることが前提になる。それは組織や組織人にとっては、激変の時代を「生きる力」となるだろう。



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著者紹介

稲崎 宏治(いなざき・こうじ)

1965年東京大学工学部計数工学科卒業。富士製鉄(現・新日鉄)にて製造、制御、生産管理、エレクトロニクス事業企画に従事。制御技術室長、生産技術室長。中央クーパース・アンド・ライブランド・コンサルティングにて国際製造コンサルティングにあたる。同社ディレクター。その後研修会社取締役を経て1998年よりソリューション・プロセス研究所を主宰。研究プログラムの受託開発、戦略検討ワークショップの支援、ビジネス・コンサルティングに従事。これまでの主な関与先は東芝、NEC、日立電子サービス、CSK、ビジネスブレイン太田昭和、ワールドインテックなど。技術士(経営工学)。
著書:『問題解決力』(ダイヤモンド社)
訳書:『超プロセス革命』『競争優位のIT戦略』(いずれもダイヤモンド社)、『CIM計画』(日刊工業新聞社)

[ソリューション・プロセス研究所]
電話 03-5414-6105  FAX 03-5414-6106
E-mail : aad38560@pop01.odn.ne.jp



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