目次


会社のしくみは変えられますか?

あなたの仕事の構造改革をITとともに


[目次] [著者紹介]


表紙




 ↑ページトップへ


はじめに

プロローグ

 あなたの会社は環境変化に適応できていますか?

1章 構造

 あなたの会社の構造は崩壊していませんか?

 大企業は小さな市場に追いやられている
 大企業であることは有利ではない
 コースの「取引コスト」理論
 「大企業であることが有利」な構造の崩壊
 ITが低い取引コストを可能にした
 終身雇用の崩壊がもたらした構造変化
 優秀な人材も流失してしまう
 構造を変えるためのヒント
 日本企業のアウトソースの実態
 「持たない経営」の程度を測定できる
 構造改革は現代の経営者にとって不可避なタスク

2章 運命共同体

 取引先とどのように舟へ乗りますか?

 不機嫌な時代、不機嫌な取引先
 運命共同体の構造変化
 取引先構造の変化は何を引き起こすか
 取引構造を変換するとは
 ROE20・8%を達成した日産
 日産リバイバルプラン4つの視点
 部品調達コストの削減
 サプライヤー構造の改革
 資産回転率向上は運命共同体再構築のカギ
 取引構造の変化についての課題とレシピ
 新しい経営手法としての協業
 新しい情報共有と協業のトレンド
 強者連合という新しいフロンティア
 運命共同体の在り方

3章 価格

 企業を変える「価格」は適正ですか?

 コストカットが本格化?
 ビジネスクラスの価格の不思議
 「バリュープライシング」という価格設定
 なぜ価格がヒト桁違うのか
 ピラミッド型価格設定のセオリー
 業務用機材にはつねにヒト桁上が必要か?
 食料品業界におけるコストダウン
 汎用品ITと差異化IT、2つの選択肢
 差異化ITのキーワードは「リアルタイム」「可視化」「連携」
 ウィンドウズは世界一高い情報システム
 会社を変えるポイントはITケイパビリティ

4章 発注力

 なぜあの会社は賢い買い方ができるのだろう?

 「お宅拝見」の不思議
 ポイントは「差異化投資」
 アップル・コンピュータの発想
 お金をかけずにバリューを創出している企業たち
 発注力とは何か
 RFPをきちんと書ける能力があるかどうか
 発注力を鍛えるポイントはどこか
 秀吉の一夜城に価値を見いだすかどうか
 投資に対して意思を持って臨んでいるか
 発注チームをきちんと組成できているか
 良いアドバイザーの力を引き出せているかどうか
 合意形成という4番目のカギ
 システムプロジェクトが遅れる最大の原因は
 発注力を高めるしくみ

5章 副作用

 ITの副作用とその対策を知っていますか?

 できるビジネスマンは忙しい!
 パソコンと携帯が繁忙を生み出している
 ITで業績を上げられているか
 パソコンのコモディティ化が業務に何を引き起こしたのか
 情報過多時代の落とし穴
 ITは大量のデジタル情報を生み出す
 デジタル情報があなたの時間を奪う
 デジタルが引き起こす3つ目の副作用
 「見えない化」には管理会計の見直しを
 ホワイトカラーの「見えない化」に立ち向かうには

6章 つながり方

 世の中とどうつながりますか?

 2020年のIT部長のぼやき
 変わりゆく個人と企業のつながり方
 なぜ個人と企業のかかわり方が変わるのか
 サーバント・リーダーシップという考え方
 減少するスレイブ、増加するクライアント
 ITのペースで仕事をしていないか
 クライアント接続が理想形態なのか
 ピア・ツー・ピア接続で社会とつながる個人
 増加する企業間の“接続”
 さらに未来へ、IT関連企業同士のつながり方
 2020年のIT部長再び

エピローグ

 会社のしくみは、必ず良い方向へ変わっていける!



 ↑ページトップへ



[監修者]

浜口友一(はまぐち・ともかず)
1967年京都大学工学部電気工学科卒業。同年日本電信電話公社入社。1988年NTTデータ通信(現NTTデータ)に移る。1995年取締役第一産業システム事業部長就任。1996年取締役経営企画部長。1997年常務取締役公共システム事業本部長。2001年代表取締役副社長。2003年代表取締役社長就任。


[著者]

鈴木貴博(すずき・たかひろ)
1986年東京大学工学部物理工学科卒。ボストンコンサルティンググループで、ハイテク企業を対象とした戦略コンサルティングを13年にわたり経験。その後、インターネットの統合型コンサルティングを手がけるネットイヤーグループ(株)のスタートアップに参画。2003年2月に独立。同年6月に、百年コンサルティング(株)の代表取締役に就任。著書に『誰も語らなかったIT9つの秘密』(共著)、監修書に『逆転戦略』がある。


お問い合わせは、webmaster までお願いいたします。
1996 - 2003 DIAMOND, INC. All Rights Reserved.