目次



 日本的経営の何を残すか

 グローバル・スタンダードを超えて


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表紙




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主要目次


1章 グローバリゼーションと日本企業

1 コーポレート・ガバナンスと企業の存在意義

(1)市民の常識と企業の常識

(2)企業の役割は効率的に国民の富を増やすこと

(3)企業は透明性を求められている

(4)企業は何をする存在か

2 日米の経営理念の比較

(1)ROEと付加価値経営

(2)利益は重要、ただし必要条件

(3)雇用の意義を考える

(4)成長性と健全性の両立が目標

「討論」

2章 環境の変化と日本的経営

1 日本的経営の生成と新しい方向

(1)競争原理と平等志向の融合

(2)雇用の流動化と能力・成果の重視

2 日本的経営の特徴と今後の課題

(1)特徴

(2)今後の課題

3 日本的経営システムの再設計を考える視点

(1)経営理念

(2)事業戦略

(3)組織戦略

(4)コミュニケーション戦略

(5)雇用政策

(6)人事システム

(7)処遇システム

(8)能力再開発

(9)労使関係

(10)期待されるリーダー像

4 日本的経営の下部構造としての社会風土の変革

(1)東京一極集中の是正と地域活性化の強力な推進

(2)タテ社会の硬直性の脱皮

(3)人倫、心の問題

「討論」

3章 企業の人材形成——日本的方法の長所と短所

1 みるべきをみれば——従来の論点

(1)独創性について

(2)個性について

2 これからの方向——不確実性をこなす技能の開発

(1)長期開発型と職人型

(2)流動化と資格

(3)個人別コース選択

「討論」

4章 女性にとっての優良企業

1 女性労働力の有効活用の必要性

(1)労働力不足経済への対応

(2)女性の活用と企業の成長

(3)男女共生社会

2 女性労働力の有効活用の方法

(1)継続就業の条件整備

(2)企業社会の雇用慣行の見直し

(3)女性の活用——たとえばパートイヤーの導入

3 女性にとっての優良企業とその尺度

(1)アメリカのエクセレント・カンパニー

(2) 日本のエクセレント・カンパニー

「討論」

5章 労使関係——日本と欧米

1 基準を変えて——従来の論点

(1)日本は超協調的か——ストライキ統計の比較

(2)労働組合の発言力

2 本当に組合は必要か

3 組織の拡大

(1)ドイツは管理職も組合員

(2)専従者の給料を100パーセント会社が払う国

4 国際化時代

「討論」

6章 就業形態と雇用形態の多様化

1 コンティンジェント労働者と非典型雇用労働者

(1)アメリカ労働統計局の定義

(2)アメリカのコンティンジェント労働者の実態

(3)非典型雇用労働者の実態

(4)増加の背景

2 新しく出てくる問題

(1)労働者の問題

(2)企業の問題

(3)社会制度の問題

3 労働力のリストラ

「討論」

7章 経営組織と構成員

1 組織の基本単位——「課」と「部」

(1)仕事と人材育成の場

(2)評価における「個別化」の比重の増加

(3)「仕事を持った個人」が組織の単位になる

2 情報化社会と組織運営

(1)マルチメディアによる影響

(2)中間管理層の多様化

3 環境の変化への対応

(1)簡素化とスリム化

(2)迅速な意思決定と資源の有効活用

(3)アウトソーシングと社外への広がり

4 その他の課題

「討論」



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梗概

いま、日本企業に求められているものは何か

経営理念・能力開発・雇用・労働組合・経営組織など——経営の諸問題についての学者と企業人によるディスカッシヨン。



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著者紹介


成瀬 健生(なるせ たけお)
日経連常務理事

江頭 年男(えがしら としお)
日通工(株)相談役

小池 和男(こいけ かずお)
法政大学経営学部教授

古郡 鞆子(ふるごおり ともこ)
中央大学経済学部教授

桐村 晋次(きりむら しんじ)
古河物流(株)社長



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