目次


ビジネス基礎シリーズ
組織論 再入門

戦略実現に向けた人と組織のデザイン


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに

プロローグ

第1部 ミクロ組織論

第1章 リーダーシップの新潮流

1 リーダーシップの現実
2 リーダーシップ論の流れ
3 PM軸を補完する諸説
4 状況対応リーダーシップ
5 定常期に適合するリーダー行動
6 強いリーダーシップが必要とされる変革期
7 変革型リーダーとカリスマ性
8 無責任ウィルス感染症
9 変革型リーダーシップではビジョンが最重要

第2章 やる気の本質

1 人事制度におけるイデオロギー
2 成果主義のコンティンジェンシー
3 外発的動機づけと内発的動機づけ
4 コミットメントを引き出すマネジメント
5 コミットメントの諸相と逆機能
6 コミットメントにもある質の差
7 コミットメント・マーケティングの方法論
8 高島屋の大改革
9 自律的なキャリアを考えるためのヒント
■さまざまな動機づけ(モチベーション)理論

第3章 意思決定と集団の行動

1 意思決定におけるバカの壁
2 人間の特性に起因するバカの壁
3 計算ミスによるバカの壁
4 集団による3種類のバカの壁
5 グループ意思決定のテクニック
6 組織内コミュニケーションの諸次元
7 先験的認知枠(スキーマ)
8 組織のスキーマ・チェンジの方法論
9 感情のコミュニケーション

第2部 マクロ組織論

第1章 組織構造論

1 組織デザインに必要なコンティンジェンシー理論
2 組織デザインのステップ
3 職能の分化で決まる組織構造の大枠
4 組織構造の基本的なパターン
5 組織構造の各種のパターン例

第2章 組織機能論

1 組織構造を円滑に運営するための調整機能
2 職能分化と調整機能の関係
3 ジェネラル・スタッフが担うべき調整機能
4 フロントエンドが商品コンセプトを提案すべき時代
5 コンセプトアウト組織の役割機能設計
6 クローバル企業に見る調整メカニズムの例

第3章 組織ネットワーク

1 日本における子会社の「身分制度」に対する疑問
2 グループプレミアムか、コングロマリットディスカウントか
3 グループ経営の3つのタイプ
4 子会社に期待されるミッション
5 成長段階によって変わる本社の役割
6 グループ経営における「親子の肖像」
7 子会社の成長過程
8 グループ経営における「親父の責任」、その5か条
9 正しい認識と合理性が生むグループプレミアム

第4章 企業間ネットワーク

1 組織横断型のプロジェクト
2 ネットワークに入るための条件
3 “バレー”もまた、強力なネットワークを築く手段
4 参加者の質と志を重視する「ラッシュすみだ」の事例
5 ネットワーク組織論を実践した小野川温泉の事例
6 個をつなげば見えてくるものがある

エピローグ



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著者

野田 稔(のだ みのる)
多摩大学経営情報学部 助教授
株式会社リクルート フェロー
株式会社アミューズ エデュテイメントタレント
ワトソンワイアットジャパン 社外取締役

1981年、一橋大学商学部卒業後に株式会社野村総合研究所入社。83年、同社経営コンサルティング部の創設に関わる。85年、一橋大学大学院商学研究科に国内留学。野中郁次郎教授の下で学ぶ。87年、同大学院修士課程修了、博士後期課程進学。NRI復帰後、同社における組織・人事コンサルティング領域を立ち上げる。92年、経営戦略コンサルティング室長、2000年、経営コンサルティング一部長を最後に退社。現職。
研究フィールドは一貫して、組織で人がいかに行動するかにあり、小さなチームでの個人の振る舞いから、大きな企業グループでの意思決定に至るまで対象は幅広い。
現在の研究テーマは「感情のマネジメント」。
著書には、「マネジメントルネサンス」(野村総合研究所 共著)、「仕組み革新」(野村総合研究所 共著)、「企業危機の法則」(角川書店)、「会社の仕組み」(日本経済新聞社)、「コミットメントを引き出すマネジメント」(PHP研究所)、「リスクダイエット」(アスペクト)、「やる気を引き出す成果主義、無駄に厳しい成果主義」(青春出版)などがある。
TBS系列「ブロードキャスター(土:夜10:00〜11:30)」、日本テレビ系列「ズームインスーパー!(月火:朝5:30〜8:00)」などマスコミでも活躍中。


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