目次

まず、日本的人事を変えよ!

「競争」と「評価」が活力を生む


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表紙




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序 章 この閉塞感は、どこから来るのか?


第1章 会社をとりまく「無意識のバリア」
 1 なぜ日本人は変化を避けようとするのか?
 2 復活のチャンスが与えられる文化


第2章 変わる社会と変わらない制度
 1 先輩後輩意識の行き過ぎが招く失敗
 2 国際競争力を失った日本の給与水準
 3 春闘というカルテル


第3章 なぜ日本的人事は「評価」を嫌うのか?
 1 成果主義に対する誤解
 2 「評価」をするから活力が生まれる
 3 軽視されるハイパフォーマーたち


第4章 「不足経済」から「過剰経済」の発想へ
 1 年功制度が機能しなくなったもう一つの理由
 2 ホンモノの資本主義発想を身につける


第5章 「人事」の常識は、こう変わる
 1 組織の当たり前を洗い直す
 2 これが、これからの賃金を決める要素だ
 3 人事先進企業で何が起こっているか?


第6章 日本的経営のどこにメスを入れるか?
 1 人事部の弱い会社が成長する
 2 社外の意見を取り入れる体制をつくる


第7章 楽観と努力が組織を変える
 1 転職が不利にならない仕組みをつくる
 2 日本的心配性にピリオドを打て!



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梗概

人事が変われば、日本は変わる!

「年功序列」「あいまいな評価」「責任をうやむやにする」「協調のためには成果を犠牲にする」「異論や反論を控える」「先輩後輩関係を重視する」「春闘がカルテルとして機能する」「家族よりも会社が大切」「生涯同じ会社で働くことが前提」など、これまで日本の会社で当たり前とされてきた「常識」を一度見直さないかぎり、活力のある組織は生まれない。日本とアメリカの組織を知り尽くした人事コンサルタントが語る、日本の会社を救う新しい人事の考え方を説く。



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著者紹介

田中 滋(タナカ シゲル)
1946年生まれ。東京大学工学部および同大学院修士課程卒業。イエール大学経済学修士。通産省を経て、86年に日本的経営の革新をめざしてヘイ・コンサルティング・グループに入社。90年に日本支社長に就任、現在は代表取締役。日本企業における人事制度と人材マネジメントの革新に取り組み、安田生命、日本航空、西武セゾン・グループ、三菱商事、ソニー、武田薬品、トヨタなど主要企業のコンサルティングに従事。日本的経営変革のリーダー役を果たしてきた。国内外の主要新聞、テレビ、雑誌でのコメントおよび論文多数。経済同友会会員。


浅川 港(アサカワ ミナト)
1947年生まれ。一橋大学社会学部卒業。スタンフォード大学ジャーナリズム学科修士。講談社を経て、89年より11年間、ニューヨークで講談社アメリカの経営に従事。この間、比較文化、経営、回想録、未来論など240点の英文書を刊行。A・ドプチェク(プラハの春指導者)、ジョージ・ミッチェル(元民主党院内総務)、R・トリセリ(民主党上院議員)らの本は国際的な反響を呼び、何点かは『ニューヨークタイムズ』のベストセラーになった。2000年に講談社アメリカ副社長を最後に帰国、ヘイで経営コンサルティングと講演、執筆活動に従事。



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