目次



個客識別マーケティング

小売業のOne to One戦略実践法


[目次] [解説] [著者紹介] [関連サイト]


表紙




 ↑ページトップへ 

【パート1】前提
第1章 義母が教えてくれたこと
第2章 個客識別マーケティングの二つの原則
    1 すべての顧客は平等ではない
    2 顧客の行動は見返りに左右される
第3章 高度な差別化
第4章 戦略的に考え、戦略的に行動する

【パート2】経済的視点
第5章 ロイヤルティではなく経済性の問題
第6章 売上げと利益のパラドックス

【パート3】運用方法
第7章 新しいマーケティング・ツール 10P 
    1 価格(Price)
    2 購入総額特典(Purchases)
    3 ポイント(Points)
    4 パートナー(Partners)
    5 懸賞、くじ引き(Prizes)
    6 社会貢献(Pro Bono)
    7 特別待遇(Privileges)
    8 個人対応(Personalization)
    9 顧客参加(Participation)
    10 即時性(Presto)

【パート4】評価
第8章 小売業の新たな指針
第9章 顧客カテゴリー・マネジメント

【パート5】導入
第10章 導入にあたって
第11章 導入後のフォロー

【パートⅥ】検証
第12章 経験者は語る
     「ミッション・マーケティング」
       ビッグYフーズ
       マーケティング担当副社長 ダニエル・レスコー
     「顧客をできるだけ長く維持する方法」
       モーガンズ・タッカーバッグ
       社長 ロジャー・モーガン
     「顧客ロイヤルティを獲得し、それに報いる方法」
       スーパー・クイン
       社長 フィーガル・クイン
     「情報活用マーケティング導入からの一年間」
       ユークロップス・スーパーマーケッツ
       マーケティング担当副社長 スコット・ユークロップス 
第13章 最後に



 ↑ページトップへ 


解 説

すべての顧客は、平等ではない!
自店への貢献度に応じて顧客を選別。顧客別に異なる価格・特典を提供し、最大の利益をあげる個客識別マーケティングのすべて。
 
顧客ロイヤルティをどう獲得し、それに報いるか!?
長い間、小売業では定期的に大幅値下げの広告を打ち、価格志向の買い物客を店に引き寄せれば、いつの日かそうした客が定着し、利益を運んでくれるようになると信じられてきた。しかし、それは単なるマスマーケティングの神話に過ぎなかった。大安売りに惹かれてやって来た人々のうち、定着して優良顧客になるのはほんの一握りでしかない。
「店への貢献度を無視して、顧客をすべて平等に扱え」というルールを、今こそ吹き飛ばそう!顧客を差別化し、それぞれの顧客セグメントの特性と収益性を把握したうえで、優良顧客にはそれに応じた取引条件(顧客別の価格/特典)を適用すべきである。
欧米の事例をふまえ、「個客識別マーケティング」への移行、導入の具体的な方法から、注意すべきポイント、実践的なアイディアまで紹介し、小売業に新たな指針を与える。



 ↑ページトップへ 


著者紹介

ブライアン・P・ウルフ(Brian P. Woolf)
リテイル・ストラテジー・センター社会長/コンサルタント
顧客データから抽出した精緻な顧客知識を戦略的に活用し、小売業の利益を理論的な最大値に導く。

監訳者紹介
上原 征彦(ウエハラ ユキヒコ)
明治学院大学経済学部教授

訳者紹介
中野 雅司(ナカノ マサジ)
FMU(フードマーケティングユニバーシティ)常務取締役



 ↑ページトップへ 




お問い合わせは、webmaster までお願いいたします。
1996 - 2000 DIAMOND, INC. All Rights Reserved.