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「紫の牛」を売れ!


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表紙




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プロローグ
  常識破りな発想がヒットを生む!
  成功のカギは「いかに目立つか」
  宣伝がヒット商品を生んだ時代は終わった

なぜ紫色の牛が必要なのか?
  ほとんどの人が、その製品を欲しいと思っていない
  製品はあふれているが、それを選ぶ時間がない

テレビ・コマーシャルには頼らない
  「テレビに出ているからいい製品」の魔法は消えた
  アイデアはある。あとはそれを実行するだけでいい
  紫の牛㈰シンドラー・エレベーター社 瞬時に一二階まで昇る特急エレベーター
  紫の牛㈪P&G P&GP&Gはタイドを越えられるか?

まずは先駆消費者をひきつけろ!
  どんな製品だろうと、必ず最初は大衆に無視される
  デジカメのヒットは、先駆消費者の口コミのおかげ
  アイデアを広めてくれる人をつかまえろ!

宣伝は特定の人のためにする
  すべての人に宣伝するのは無駄である
  ヒットするものは、宣伝しなくても話題になる

「誰が関心を持っているか」を考えろ!
  八ドルのクラシックCDがバカ売れする秘密
  もっとも利益のあがる顧客を見つけろ!

みんなが成功したブランドを欲しがる
  弱小ブランドにはまったくチャンスがない!
  紫の牛㈫ロックンロール・モーテル すたれたモーテルも突飛な壁色で人気ホテルに

目立つ不安に打ち勝て!
  みんなが怖がるからこそチャンス
  目立たないのは存在しないも同じ
  危険を冒して金持ちに、そして幸せになったワイル博士
  古臭いキャデラックでも、好きな人は買う

リーダーにはしたがうな!
  人と同じ戦略にしたがってはいけない
  紫の牛㈬ハーマン・ミラー社 誰もが座りたくなったアーロン・チェア

マーケティング費用は製品開発につぎ込め!
  未熟な企業ほど、大半をマス・マーケティングにつぎ込む
  紫の牛㈭ライオネル・ポワラーヌ 手作りパン屋が年間売上一〇〇〇万ドル!

最も効果的なものに集中せよ!
  三週間ごとに売れるもの、売れないものをチェックするサラ
  紫の牛㈮ロジテック 使ったら人にすすめたくなる秘密

中小企業こそが勝者になれる!
  危険を感じない巨大ブランドは注意せよ
  紫の牛㈯ゼスプリ 皮ごと食べられるラテン系キウィ

一度常識破りをやったら「勝ち」!
  スターバックスは二〜三年非凡だっただけで巨利を得た
  紫の牛㉀ダリオ・チェッチーニ 世界一知的で政治的なイタリアの肉屋

「よいもの」をつくるのはやめよう!
  「常識破り」の反対は「非常によい」である

一つの商品で儲けようと思うな!
  アルバム一枚分の儲けを七二枚に振り向けたパール・ジャム
  紫の牛㈷キュラッド キャラクターでバンドエイドに勝った

マーケターは何もするな!
  忙しいだけがマーケティングじゃない!
  紫の牛㉂米国郵政公社 臆病な客はこうして取り込め

「オタク」を狙え!
  抜け目のない企業人は、すでにオタクがいる市場を狙う
  紫の牛㉃ダッチ・ボーイ 缶をプラスチックに変えただけで、売上高大幅アップ

戦略も妙案もいらない!
  「紫の牛」を発見するための体系的方法

もはやキャッチフレーズはいらない!
  ティファニーの水色の箱は無言のキャッチフレーズ
  紫の牛㈹ハーゲンダッツ 「ご意見があったら、オーナーの自宅にお電話ください」

人が話題にしそうなものを売れ!
  人が話題にしそうなものは必ずヒットする

顧客ターゲットは欲張らない!
  「ほかの顧客にも買ってもらえるように」つくると失敗する
  紫の牛㈺ノキア 携帯電話が一台二万一〇〇〇ドルなり

スニーザーを徹底的に利用せよ!
  スニーザーは商品を勝手に宣伝してくれる

マーケターはデザインを学べ!
  マーケティングは製品をつくる行為である

デザインできないマーケターはいらない!
  マーケターはいまや、デザイナーである

その製品のとりこになれ!
  コーヒーが好きで好きでたまらなかったスターバックスのハワード
  買う人の気持ちになっているか?

「突飛=常識破り」ではない
  不快感を与えるだけの突飛さは、常識破りとは違う
  紫の牛㈱フランス・マクドナルド 「週二回以上は食べないほうがいい」と公言

もっとも無謀なことをやれ!
  役に立たない広告キャンペーンや販売会議はやめよう

価格競争に打ち勝て!
  安いだけが能じゃない
  紫の牛㈾ホールマーク社 贈られた人が贈りたくなる商品券
  紫の牛㈴広告業者トレイシー 世界一の形成外科医専門の広告業者
  紫の牛㈲ロビン・ウォーターズ 安くてすてきなティーポット
  紫の牛㈻スチュー・レナード 「紫の牛」が必要なとき、そうでないとき

オタクが欲しがるものをつくれ!
  情熱も創造力もいらない

世界のベスト・ブランドも口コミで生まれた!
  メディアの過剰利用で発展したのはたったの七%のみ
  チェックリスト●「紫の牛」度を飛躍的にアップさせる秘訣40
  まとめ●この方法であなたも「紫の牛」を生み出せる!
  訳者あとがき



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著者紹介

セス・ゴーディン(Seth Godin)
『パーミション マーケティング』『バイラル マーケティング』(共に翔泳社)『Survival Is Not Enough(生き残るだけでは十分ではない)』など世界的なベストセラーの著者で、高名な講演者でもある。学生時代に従業員400名の学生企業を起こした根っからの起業家で、スタンフォード・ビジネススクールでMBA(マーケティング)を取得後は、スピネーカーソフトウェア社でブランドマネジャーとして活躍。第一世代のマルチメディア製品のプロモーションを手がける。その後、インターネット上の懸賞システムを提供するヨーヨーダイン社を設立し、ユーザーとの関係作りにおいて「パーミション マーケティング」理論を確立した。1998年、ヨーヨーダイン社を米国ヤフーに売却し、同社のマーケティング担当副社長を務める。現在は「Fast Company」誌の編集にも携わっている。ホームページのアドレスはhttp://www.sethgodin.com

訳者

門田美鈴(かどた・みすず)
翻訳家。フリーライター。訳書に『チーズはどこへ消えた?』『人生の贈り物—あなたの探し物は何ですか?』(共に扶桑社)、『こうなったら無敵の営業マンになってやる!』『カエルを食べてしまえ!』『1分間意志決定』『伸びるリーダーはどこが違うのか』『心が癒される77の方法』(以上、ダイヤモンド社)などがある。



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