目次


売れる仕組み

こうすれば顧客は離れない


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに

第1章
売れる仕組みが変わった。だから売上げが上がらない

 商品と経営マネジメント力では、売上げは上がらなくなった
 マス・マーケティングだけでは、顧客をつなぎとめられない
 CRMを捕捉できなかったマーケティング界
  ●ワン・トゥ・ワン・マーケティング
  ●CTI
  ●FSP
  ●ポイントシステム
  ●SFA
 CRMは、ワン・トゥ・ワン・マーケティングなのか
  1 CRMは、用語の定義が困難である
  2 既存CRMは、絶対顧客に対する対応である
  3 ワン・トゥ・ワン・マーケティングは、総顧客を捕捉したものである
  4 CRMは基幹系業務、ワン・トゥ・ワンは情報系業務である
 着目しなかったCRMパッケージのバック部分こそがキーポイント
 CRMを捉え損ね、大きなチャンスを逃した真の理由
 RFM分析は、RFM分布の変化を捉える評価表である
 通販企業担当者が語る本当の話
 RFM分析が、ワン・トゥ・ワン・マーケティングでは使えない9つの理由
  1 RFM分析では、セルに顧客を識別する意味を持たせているに過ぎない
  2 RFM分析は、タイムスライスした一断面しか表現しない
  3 RFM評価と顧客の購入パターンに整合性がとれない
  4 RFM分析では、ポテンシャル顧客を切り捨ててしまう
  5 RFM分析から出すDMは、場当たり的になる
  6 RFM分析では、顧客維持・育成、今月顧客の最大化、LTV顧客創造ができない
  7 RFM分析と売り場のリレーションシップに整合性はとれない
  8 RFM分析は、購買サイクルの後追い集計分析である
  9 RFM分析の最も危険なことは、額面どおりの運用にある
 データベース・マーケティングの限界
  ●データー分析と顧客育成とは別のこと

第2章
売上げを上げる仕組み

 売上げを上げる仕組み——5つの段階
  1 商品陳列の段階
  2 集客の段階
  3 データ分析の段階
  4 顧客育成、LTVスローガンの段階
  5 新たな売上げを上げる仕組みの構築が実現できる段階
 売上げを上げる新しい仕組み——14のキーワード
  1 存在意義(Shop Identity)
  2 顧客識別
  3 顧客育成モデル
  4 三つのリレーションシップ
  5 顧客創造
  6 リレーションシップ・シナリオ
  7 顧客学習促進とグッドチョイス
  8 五つのマーケティング・モデル
  9 売上げ要因分析
  10 グレードアップ分析とCM分析
  11 成果評価と資格制度
  12 マーケティング・コントロール機能
  13 新しい構造を持つIT
  14 経営理念とワン・トゥ・ワン・マインド
 売上げを上げる新しい仕組みをつくる
 必ず通らなければいけない道
 売上げを上げる仕組みづくりは、まずは定義から始まる

第3章
リレーションシップ・シナリオをつくる

 リレーションシップ・シナリオのつくり方——6つのステップ
 【ステップ1】顧客育成モデルをつくる
 【ステップ2】顧客セグメントモデルをつくる
  ●顧客セグメント——住宅メーカーの例
  ●顧客セグメントの手法をつくる
 【ステップ3】リレーションシップへの分解を行う
 【ステップ4】三種類のリレーションシップを組み立てる
  ●顧客と商品の関係——ワイン売り場の例
 【ステップ5】シナリオを具現化するITとは
 【ステップ6】シナリオを構築するにあたってのポイント
  ●顧客維持シナリオ——旅行代理店の例

第4章
グレードアップ分析

 RFM分析からグレードアップ分析へ
 費用対効果の求め方が変わった
 LTV実現を評価し、次の施策を示唆するグレードアップ分析
  ●優良顧客を優遇するだけのビジネスモデルは誤りである
  ●何をもって、優良顧客とするのか
  ●グレードアップ分析でグレード別顧客を育成することが正しい
  ●そもそも優良顧客という概念はないと考える
  ●ポテンシャル顧客をどう発見するか
 グレードアップ分析——4つの基本型
 【基本型1】GO(ジーゼロ)分析
 【基本型2】GR分析
  ●GR分析の使い方
  ●GR分析では、顧客とどの時期で関係を切断するのか
 【基本型3】GF分析
 【基本型4】GM分析
 グレードアップ分析はこう応用できる
  ●今月顧客の最大化を評価する軸
 今月顧客を最大化させるCM分析
  ●買い回りを促進しアップセル、クロスセルを図るCM分析
 今月顧客を最大化するための新FM分析の運用
 GR分析とCM、新FM分析の相違点

第5章
売上げをコントロールできる機能をつくる

 売上げを上げる仕組みを機能として持つ
 マーケティング・コントロールとは何か
 基幹分析手法は、服部メソッド売上げ要因分析
 マーケティング・コントロール・センターの状況
 マーケティング・コントロールにおける売上げ要因分析の使い方
  ●売上げ要因分析の目的
  ●売上げ要因分析の役割
 売上げ要因分析を使ったマーケティング・コントロールのステップ
 売上げと利益を司るプロフィットセンター
 宣伝部との関係

第6章
顧客学習促進とグッドチョイス

 顧客学習促進が必要な背景
 顧客学習促進は販売後が有効である
  ●販売後が有効な顧客学習——住宅メーカーの例
  ●顧客学習がLTV顧客を導く
 顧客学習促進は、リレーションシップにどう反映したらよいか
 商品が悪ければ、顧客と関係を深めてもすぐに離脱するという言葉の真実
 グッドチョイスこそ最高の顧客学習促進だ

第7章
売上げを上げる仕組み——5つのモデルとは

 売上げを上げる仕組み——5つのモデル
 【モデル1】ワンカテゴリー・モデル(ワンショップ・モデル)
  ●ワンショップ・モデル——百貨店紳士靴売り場の例
  ●ワンショップ・モデルの応用——損害保険販売会社の例
 【モデル2】買い回りモデル
  ●買い回りモデル——百貨店の例
 【モデル3】ワンイヤー・モデル(オンデマンド・モデル)
  ●ワンイヤー・モデルとは、突き詰めればオンデマンド追求モデル
  ●成長するモメント・バリュー追求モデル
 【モデル4】ライフステージ・モデル
 【モデル5】グループシナジー・モデル

おわりに



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著者略歴

服部隆幸(はっとり・たかゆき)
株式会社服部コンセプト事務所代表取締役。ワン・トゥ・ワン・マーケティング、CRMの第一人者として広く知られている。大手百貨店、有名ブランド、大手商社リテール部門、自動車メーカー、大手住宅メーカー、大手家電メーカー、有名アパレルSPA、FC企業など幅広い業種で、顧客戦略を加えた“売上げを上げる”新しいビジネスモデルを構築している。著書に『「入門」ワン・トゥ・ワン・マーケティング』(PHP研究所)、『ONE to ONE マーケティング すべてがわかるQ&A100』(共著・ダイヤモンド社)、『そのお客様をつなぎ止めろ!』(共著・ダイヤモンド社)、『脱・片想いマーケティング』(日経BP社)、『「入門」ワン・トゥ・ワン・マーケティング——優良顧客を獲得する39の鉄則』(PHP文庫)、『製造業のCRM革命』(共著・日刊工業新聞社)などがある。
URL:www.onetoone.co.jp


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