目次


CMO マーケティング最高責任者

グローバル市場に挑む戦略リーダーの役割


[目次] [著者紹介]


表紙




 ↑ページトップへ


はじめに

第1部 CMOとは何か

第1章 なぜCMOが必要か?


1 米国大企業の40%がCMOを設置

2 CMOの五つの役割領域
 (1)マーケティング部門・現場への役割
 (2)経営への役割
 (3)他部門への役割
 (4)社員への役割
 (5)社外への役割

3 マーケティング最高責任者に対する統一ラベル

4 企業全体に責任を持つCMO


第2章 マーケティングの変化とCMO


1 なぜマーケティングの定義が難しいのか

2 マーケティングの対象領域の拡大
 (1)ブランド
 (2)マーケティングに関するアカウンタビリティー

3 マーケティングとマーケティング部門

4 統合マーケティングとCMO
 (1)マーケティング部門および現場への役割に対応して
 (2)経営への役割に対応して
 (3)他部門への役割に対応して
 (4)社員への役割に対応して
 (5)社外への役割に対応して

5 顧客中心のマーケティングへ

6 マーケティングとIT


第3章 米国におけるCMO事情


1 CXOの中のCMO

2 CMOというタイトル

3 米国企業におけるCMOの在任期間

4 CMOへのキャリアパス

5 CMO交流の場


第4章 CMOの役割と活動


1 CMOとして求められる知識と資質
 (1)知識
 (2)資質

2 マーケティングのスタイルとCMOの役割
 (1)B2BかB2Cか
 (2)シングルブランドかマルチブランドか
 (3)ドメスティックかグローバルか

3 企業規模でのCMOの役割
 (1)マーケティングにおけるビジネスプロセスの設計とインフラの整備
 (2)企業戦略への関わり
 (3)組織の整備
 (4)ナレッジマネジメント
 (5)イノベーションの促進
 (6)ブランドと企業文化
 (7)企業規模でのマーケティングマネジメント

4 CMOと組織

5 マーケティング戦略とガバナンス
 (1)マーケティング戦略とIT
 (2)企業戦略とマーケティング戦略
 (3)マーケティング戦略の実施


第5章 マーケティングの管理者としてのCMO


1 マーケティングのアカウンタビリティー

2 マーケティングの内部統制

3 責任と権限の一元化

4 マーケティングを管理するためのツール


第2部 CMOに聞く

第6章 企業の進化とCMO:インテル


1 情報カンブリア時代

2 インテルの進化

3 企業進化と転換期におけるCMOの役割

4 インタビュー
 (1)イノベーションとマーケティング
 (2)インテルのCMOとしての三つの役割
 (3)マーケティングによって変革する企業へ
 (4)サムソンの時代のCMOと比較して
 (5)グローバルとローカル
 (6)CMOとしての資質
 (7)CMOとしてのコミットとコミュニケーション
 (8)注目されるCMO
 (9)アカウンタビリティー
 (10)インテルとは何なのか


第7章 マーケティングイノベーションとCMO:P&G


1 顧客中心のブランドマネジメント

2 マーケティングイノベーション

3 グローバル・マーケティング・オフィサー

4 インタビュー
 (1)ユニークなCMOの役割
 (2)ブランドトップとの関係
 (3)CEOとの関係
 (4)グローバルを担当するということ
 (5)他のCXOとの関係
 (6)CMOとしてのスケジュール
 (7)経歴とP&Gの歴史
 (8)CMOを支えるチーム
 (9)CMOとしてのコミットメント
 (10)新しいコミュニケーションの時代に


第8章 グローバル企業のCMO:日産・ヤフー


1 成果を求められる実務家としてのCMO
 ■日産自動車株式会社
 ■インタビュー
  (1)マーケティング機能のガバナンス
  (2)自動車市場における地域性、戦略、ブランド
  (3)地域担当とのコミュニケーション
  (4)グローバルマーケティングの組織
  (5)コミュニケーションの相手とそのスタイル
  (6)企業ブランディング
  (7)製品と地域
  (8)アップルコンピュータでの経験
  (9)マーケティングのROI
  (10)CMOの資格

2 変化と競争の中でのCMO
 ■ヤフー株式会社
 ■インタビュー
  (1)ヤフーでのマーケティングトップの役割
  (2)ヤフーの経営チームとの関係
  (3)ブランドとの関係
  (4)経歴について
  (5)競争、変化、企業の変革
  (6)グローバルとローカルの関係
  (7)成長の中でのブランディング
  (8)CMOの資質


第9章 今後のCMO


1 今後の日本におけるCMOの可能性

2 今後の日本におけるCMOのあり方

3 CMOに求められるもの

4 ベリングポイントとCMO
 ■インタビュー
  (1)ベリングポイントのCMOの基本的な役割
  (2)ベリングポイントのマーケティング
  (3)二つの企業文化を継承
  (4)ブランドと企業のオペレーション
  (5)CMOとしての過去の経験
  (6)グローバルとローカルの問題
  (7)役員として
  (8)CMOのタイプと条件

5 マーケティング・エクセレンス・グループの紹介



 ↑ページトップへ



[執筆者]

神岡太郎(かみおか・たろう)
一橋大学大学院商学研究科 教授。これまで認知科学、ヒューマンインタフェースの研究にも従事してきた。現在はマーケティングにおけるITの利用、ITマネジメント、オフショアソフトウェア開発、CMOおよびCIOを研究テーマとしている。論文、著書も多数有。企業と共同でマーケティングのフィールド実験にも参加してきている。

林博文(はやし・ひろふみ)
ベリングポイント株式会社 マネージング ディレクター。ベリングポイント戦略部門の統括責任者であり国際経済や電化、自動車、コンテンツ事業のコンサルティングで15年以上のキャリアを持つ。専門としては、事業戦略の策定、新規事業の立案、グローバルマーケティングが挙げられる。現在、B2B企業のブランド価値向上施策としてCMOの設置、管理指標としてのマーケティングROIの策定を手がけている。

加茂純(かも・じゅん)
ベリングポイント株式会社 ディレクター。電通および電通USAにて約12年間マーケティング・ブランド戦略従事後、シリコンバレーにてセコイアキャピタルの投資によるUSベンチャー企業設立参加、レコード会社の企業再生業務を経てベリングポイント戦略部門入社。現在、グローバル企業へのマーケティングプロセス革新、マーケティングROI最大化のソリューション提供を行なうマーケティング・エクセレンス・グループ代表。

高橋至(たかはし・いたる)
ベリングポイント株式会社 シニア コンサルタント。自動車会社において約5年間海外営業に従事した後、ベリングポイント戦略部門に入社、マーケティング・エクセレンス・グループ所属。中期経営計画の策定、業績改善計画策定、販売体制の見直し、などのコンサルティングに従事。


ベリングポイント株式会社(BearingPoint Co., Ltd.)
ベリングポイントは、世界最大手コンサルティング会社のひとつであり、ビジネスとテクノロジーを融合させることにより、グローバル企業ならびに政府機関のビジネスをサポートしている。世界中の17,500名におよぶプロフェッショナル・スタッフが、顧客企業の事業戦略立案、財務再構築、ビジネスモデルの再構築から業務変革、ITソリューション導入、システム・インテグレーション、組織と人の変革、システムの保守、業務の運用に至るまで総合的なコンサルティング・サービスを提供している。日本においては、約1,000名の組織として、企業を成功に導くサポートをしている。
2002年、アンダーセンのビジネスコンサルティング部門との統合後、社名をKPMGコンサルティングからベリングポイントに変更。世界で100万部の発行部数を誇るビジネス誌『フォーチュン』の調査で「コンピュータ・データサービス分野において米国で最も賞賛される企業」のひとつに選ばれた。(http://www.bearingpoint.co.jp)

連絡先:
ベリングポイント株式会社
〒100ミ6223 東京都千代田区丸の内1ミ11ミ1
パシフィックセンチュリープレイス丸の内
TEL)03ミ5293ミ1010
FAX)03ミ5293ミ1170
Email)fmjpinfo@bearingpoint.com
URL)http://www.bearingpoint.co.jp


お問い合わせは、webmaster までお願いいたします。
1996 - 2003 DIAMOND, INC. All Rights Reserved.