目次


銀座マーケティング

商売の檜舞台でいま何が起きているのか!


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに

第1章 新興店の進出が銀座を変える

 ——銀座異変を象徴する、この店の進出——
  〈コメ兵〉ブランドリサイクル店の雄、名古屋より参上!
  〈ロコシーラ〉「エルメス」を主力に急成長をはかる
  〈ブランドオフ〉銀座を拠点に全国チェーンへ挑戦
  「利は中古品にあり」という経営の中身
  なぜ、バッグがそんなに売れるのか
  〈ドン・キホーテ〉「激安の殿堂」が銀座を変える
  〈B&V〉中央通りに一〇〇室の大カラオケ店を計画

第2章 新興・勝ち組がメインストリートに勢揃い

 ——銀座への出店は長年の夢だった———
  新規参入を可能にした地価下落
  〈ファンケル〉オーナー決断による画期的な旗艦店!
  〈シャディ〉社の命運賭け、ギフトの戦略店舗を出店
  〈ユニクロ〉新消費時代を予感させる銀座店の新顧客
  〈アップルストア銀座〉なぜ、銀座に「アップル」が出現したのか
  中央通りに二つの大型仏壇店がコツ然と登場
  〈はせがわ〉仏壇・仏具のミュージアムをつくる
  〈八木研〉モダンインテリア調で新需要開拓へ
  〈田谷〉低価格美容室「シャンプー銀座店」は強かった
  〈マツモトキヨシ〉銀座はドラッグストアを見誤まった
  〈JTB〉並木通りへ出店、いきなり一三〇億円を売る
  〈ヴィクトリア〉ゴルフショップの「ブティック」へ挑戦
  〈アンリ・シャルパンティエ〉宝石店と見紛う新戦略のケーキ店
  〈バーニーズ ニューヨーク〉福沢諭吉と高級ファッション店の出会い
  〈回転寿司「Kazu」〉三年目にして客もネタも回転へ
  銀座を変える新たな大型プロジェクト
  はたして銀座に超高層ビルが出現するのか
  丸井も有楽町に進出、新たな百貨店戦争へ
  ドトール鳥羽社長が“救国サロン”を新設

第3章 日本は世界一のブランドマーケットだ

 ——海外有名ブランドが銀座に出店するわけ——
  世界最大級の旗艦店を銀座の中心部に投入
  〈ルイ・ヴィトン〉銀座の二店舗で年商一四〇億円の驚異的パワー
  〈エルメス〉最高級ブランドが魅せる銀座での華麗な商い
  〈シャネル〉ダイエービルを買収、念願の旗艦店をオープン
  ブランドは、すべての富の源泉である
  〈ミキモト〉海外店に対抗、“国際ブランド戦略”打ち出す

第4章 銀座に新しい「和」のビジネスが台頭

 ——日本古来の商材に宿るニューバリュー——
  「和」がおしゃれの先端をいきはじめた
  〈銀座もとじ〉呉服業界の風雲児による「和」の革新
  〈銀座森前〉本格盆栽で銀座に「和風」を吹き込む
  〈野の花 司〉野に咲く素朴な花が日本人の心を捉えた
  〈茶・銀座〉“茶ムリエ”が伝道する新しい「和のカフェ文化」
  〈ひとくち茶漬け八十八楽〉大ヒットし、いよいよチェーン展開を開始へ
  〈吉水〉“おひとりさま”にも人気の超シンプルな日本の宿

第5章 老舗とは何か、その明暗と究極の商法を探る

 ——老舗の看板だけでは、もう生き残れない——
  老舗の条件と新消費時代への対応
  〈銀座くのや〉迷いなく縮小を決断、セレクトショップに生きる
  〈東京羊羹本舗〉中央通りから外堀通りへの移転を決断
  〈銀座千疋屋〉支店を閉鎖、フルーツの特化に賭ける
  〈空也〉究極の老舗・専門店商法ここにあり
  〈銀座かねまつ〉一代でチェーン展開によるブランド商法を確立

第6章 どうなる「銀座ブランド」の将来像

 ——問われる商業集積の規模と中身——
  〈資生堂〉体内にインプットされた三つのキーワード
  〈和光〉日・祝日は休業という老舗のこだわり商法
  〈田屋&ソニー〉銀座ならではの共同ヒット企画を生み出す
  〈銀座百点〉銀座の文化を語る日本初のPRタウン誌
  〈銀座通連合会〉「銀座ブランド」を死守する最古の地域連合
  迫りくる「銀座・空洞化」の危機!?
  銀座を取り巻くこれだけの地域再開発
  投資の規模と中身で立地はひっくり返る
  いま銀座に最も問われるものは何か

付図(銀座全図および詳細地図)

 銀座全図
 銀座地図(1)一丁目周辺
 銀座地図(2)二丁目周辺
 銀座地図(3)三丁目周辺
 銀座地図(4)四丁目周辺
 銀座地図(5)五丁目周辺
 銀座地図(6)六丁目周辺
 銀座地図(7)七丁目周辺
 銀座地図(8)八丁目周辺



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著者

丸木伊参(まるき よしみ)
1938年横浜生まれ。日本大学芸術学部卒。ヨーカ堂(現イトーヨーカ堂)販売促進部、アパレル専門紙流通担当記者を経て、1970年、商業・流通業の専門出版社(株)商業界入社。編集長、雑誌編集部門・書籍出版部門担当常務を経て代表取締役社長。
2002年 OFFICE MARUKI 設立。執筆、講演活動に携わる。


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