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影響力

小さな情報から「ブーム」を生み出す7つのマーケティング発想


[目次] [著者紹介]


表紙




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まえがき

序 章 「影響力」は戦略的に創り出せる

  ●コミュニケーションの正体を認識せよ
  ●影響力を与えるコミュニケーションとは?

第1章 「キーメッセージ」を生み出せ

  ●キーメッセージとは「口説ける文句」
  ●キーメッセージを生み出す秘訣
  【ケーススタデ】セガ 新体制で生み出されたキーメッセージ

    どんなメッセージを訴求すべきか
    セガのバリュー・プロポジション
    エキサイトメント・カンパニー宣言!
  ●キーメッセージの策定プロセス

第2章 「第3の存在」を巻き込め

  ●なぜ「第3の存在」が必要なのか?
  ●第3者による波及効果を狙え
  ●「お願い」ではなく「共感」を得よ
  ●誰をどう巻き込めばいいのか
  【ケーススタディ】北京五輪招致委員会 第3者による北京オリンピック支持

    世界的なアスリートを巻き込む
    数千倍に膨張した環境NGOの発言
    米国内の否定的報道を抑える

第3章 「相手の興味」にブリッジングせよ

  ●コミュニケーションの悲しきギャップ
  ●「情報のマーケットイン」で発想せよ
  ●相手の興味をメッセージにつなげよ
  【ケーススタディ】ヤンセンファーマ 世間の興味から自社商品へ

    フケ症の話題をメディアへ
    若い女性の視線に焦点を当てる

第4章 「主役の世界」を構築せよ

  ●ニューカテゴリーをめぐる悩み
  ●商品を「新しい世界」に位置付けよ
  ●「主役の世界」は舞台設定が勝負
  【ケーススタディ】IBM「e-business」という大舞台の誕生

    IBMの原点に立ち返る
    新たなコンセプトを浸透させる

第5章 「眠れる情報」をストーリー化せよ

  ●あなたのメッセージを物語に託せ
  ●どうすれば物語を生み出せるか
  ●「眠れる情報」の目を覚ませ
  【ケーススタディ】ワイス 患者の「ストーリー」を世の中へ発信

    リウマチに対する理解を促す
    アンケートから紡ぎ出された物語

第6章 その商品が解決する「問題」を広めよ

  ●問題が起これば人は解決策を求める
  ●商品の価値を訴求することの限界
  ●イシューブランディングは「シナリオ」がカギ
  【ケーススタディ】P&G 「洗濯物に残るバイ菌」のイシューブランディング

    「洗濯除菌啓発プログラム」の実施
    冬季に啓発することの意味づけ

第7章 見えないサービスは「評価」を流通させよ

  ●「マニフェスト」で戦え——民主党の大躍進
  ●環境の変化がコミュニケーションを求める
  ●商品の代わりに「評判」を流通させよ
  ●見えないものを見せる戦略
  【ケーススタディ】ASGグループ 目に見えないサービスを「形」にする

    他社と差別化を行う独自サービス
    オーナー経営者の意識調査を実施

終 章 「内の世界」にメッセージを伝えよ

  ●実態あってこその「伝える工夫」
  ●組織内でメッセージを共有せよ
  ●コミュニケーションの成功で膨らむ期待
  【ケーススタディ】日産自動車 V字回復を支えたコミュニケーション戦略

    ブランド意識の共有を目指して
    社員間コミュニケーションの活性化

あとがき



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著者

玉木 剛(たまき・つよし)
コミュニケーションデザイン代表。
大阪府生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業。在学中より取材・執筆活動を開始するとともに、ベンチャー企業の設立に参画。週刊誌やビジネス誌に執筆・連載するほか、出版・テレビ番組・イベントなどのプランニングおよびプロデュースなどを実施する。その後、2003年、中堅・中小企業や個人プロフェッショナルの広報戦略の企画・実施などを手がける会社、コミュニケーションデザインを設立する。近著に『全部無料で宣伝してもらう、対マスコミPR術』『なぜ、あの商品だけ大ヒットしたのか!』(いずれも翔泳社)などがある。
明治大学情報コミュニケーション学部非常勤講師。
連絡先/tamaki@na14.com

本田哲也(ほんだ・てつや)
フライシュマン ヒラード ジャパンを代表して本書の執筆を担当。
大手メーカーの海外事業部を経て、米オムニコムグループに属する世界最大規模のコミュニケーションコンサルティング会社、フライシュマン ヒラードの日本法人に入社。2002年より、同社マネージングスーパーバイザー。主に国内外の大手メーカーなどを対象に、企業広報戦略、マーケティングPR、社会啓発プログラムの策定・実施、コンサルティングに従事。
連絡先/hondat@fleishman.com


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