目次


モバイルSEM

ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法


[目次] [著者紹介]


表紙




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まえがき

chapter 01
動き始めた「モバイルSEM」のマーケット

01-01 モバイルSEMとは何か?

 モバイルSEMは「スマートフォン+SEM」
 検索連動型広告は、PCからモバイルへ
 なぜモバイルがビジネスで注目されているのか
 パケット定額サービスの普及が強力な追い風

01-02 劇的に変化しているモバイルのビジネス環境

 ソフトバンクモバイル参入の衝撃
 ナンバーポータビリティ制導入による競争激化
 環境変化がビジネスチャンスをもたらす

01-03 モバイル広告市場におけるモバイルSEMの位置づけ

 「テキスト広告」「バナー広告」のメリットとデメリット
 「メール広告」のメリットとデメリット
 モバイル広告全体の中でSEMが伸びる根拠

01-04 モバイルSEM市場の現状とこれからの予測

 アメリカで台頭したPC-SEM広告
 モバイルSEMの市場規模は2年で5倍超へ!
 PCよりもケータイに親しむ特定ターゲット層

01-05 モバイルSEMの特徴と明らかなメリット

 ユーザーにとってのメリット
 広告主にとってのメリット
 広告配信サイトにとってのメリット
 なぜSEMは広告の継続率が高いのか

01-06 モバイルSEMの代表的なサービス提供会社

 課金方式で凌ぎを削るメインプレーヤー
 ネットからの参入が相次ぐモバイルSEM市場
 広告の掲載順位はいかにして決まるのか

01-07 モバイルSEMはモバイル広告の主流になる

 勝手サイトの増殖がモバイルSEMの進化を促す
 ナンバーポータビリティ制が拍車をかける要因に
 キャリア側が迫られたポータルサイトの変更


chapter 02
「PC-SEM」と「モバイルSEM」はどう違うか

02-01 ネット広告の歴史からモバイルSEMの有効性を探る

 無料で使えるビジネスモデルの誕生
 「出稿期間保証型」から「インプレッション保証型」へ
 「クリック保証型」はなぜ下火になったか?
 進化を重ねてたどり着いた「クリック課金型」

02-02 PCインターネットでSEMが台頭した理由

 SEOからスタートした検索エンジンへの対応
 お金を払えば上位に表示される画期的なサービス
 PCインターネットにおけるSEM普及の流れ

02-03 PCインターネットにおけるSEMの大きな特徴

 「ターゲット・マーケティング」が最大のキーワード
 検索ボリュームの大きいサイトに広告が集まる必然
 多数の広告が同時表示されるリスティング

02-04 一般化していなかったモバイルでの検索行動

 モバイルの検索行動はなぜ一般化しなかったのか
 閉ざされたビジネスモデルが一番のネック
 キャリア側と企業側の思惑は一致していた

02-05 モバイルには巨大な検索サイトが存在しない

 モバイルにおける代表的な検索サービス
 モバイルに巨大な検索サービスがない理由
 Cookieが保存できなければ全容は見えない

02-06 モバイルはPCと違ってSEOが有効ではない

 SEO対策の基本「テキストマッチ」
 SEO対策の基本「被リンク数」
 外部リンクが禁止されているモバイルサイト
 キャリアごとに閉ざされたサイト作りが当たり前

02-07 PCとモバイルでは画面の大きさや操作性も違う

 検索結果を大量表示できないケータイ画面
 キーボード世代には馴染みにくい文字入力の方法
 モバイルの検索ユーザーは爆発的に増えていく


chapter 03
「モバイルSEM」で費用対効果を高める方法

 取材協力:株式会社アイレップ 紺野俊介氏

03-01 モバイルSEMを始める前に準備すべきこと

 3大キャリアの特性を理解しておく
 モバイルSEMの目的を明確にしておく
 準備段階で失敗しないための考え方

03-02 モバイルSEMの広告予算を決定する

 最初の1ヵ月はトライアルの期間と割り切る
 広告予算を設定するときの目安
 トライアル期間中に適正予算をつかむのがポイント

03-03 課金の仕組みと表示順位の関係を知る

 「競争入札モデル」と「固定金額モデル」の違い
 2つの課金方式のメリットとデメリット
 1位表示が必ず有利とは限らない

03-04 キーワード設定前にモバイルユーザーの特性を理解する

 モバイルユーザーの年齢層は?
 「地域性」を考慮するのがポイント
 インターネットへアクセスする時間帯は?
 雨の日は狙い目、金曜日の夜は低調

03-05 費用対効果を高めるキーワードの設定方法

 キーワード選びの基本的なスタンス
 ビッグ、ミドル、スモールを効果的に使い分ける視点
 広告管理の手間を少なくする「カテゴリー管理」

03-06 モバイルではどんな言葉が検索されているのか

 ケータイではエンタメ系の言葉が半数を占める
 ケータイの「AND検索」は2ワードまで

03-07 ユーザーの検索要求と広告の適合性をマッチさせる

 広告文は「サイトの内容」を表すものにする
 ランディングページをどこにするか?
 広告文は短くしたほうが汎用性が高まる
 ネガティブな要素も加えるのがセオリー

03-08 最適なクリック単価を設定するためのポイント

 最適なクリック単価を決めるための考え方
 モバイルでもWeb解析ツールを活用する

03-09 広告を露出させる検索サイトをどのように選ぶか

 サービス提供会社の配信ネットワーク数をチェック
 検索サイトの動向を常にチェックする

03-10 自社サイトに誘導した見込み客を成約につなげるポイント

 モバイルSEMでも「LPO」が大切
 配信コントロールが費用対効果を高めるカギ


chapter 04
モバイルサイトのSEM導入事例

04-01 「リクナビ派遣」

株式会社リクルート スタッフィング企画ユニット リクナビ派遣グループ 福田暁氏
 「リクナビ派遣」は、派遣の仕事を比較できるサイト
 モバイル版は「とらばーゆ*net」の頃から
 モバイルサイトの展開で得られたメリット
 公式メニューの上位表示が一番の課題だった
 モバイルSEMで試行錯誤していること
 ランディングページをどこに設定しているか
 モバイルSEMの運用・管理の方法は?
 モバイルSEMの満足度
 会社の名前を普通名詞にするのが理想的
 モバイルSEOへの取り組み
 複数の流入源を持っておいた方がいい

04-02 「ケータイ版楽天市場」

楽天株式会社 楽天市場事業 編成本部モバイル編成部リーダー 河野奈保氏
 1回の登録で4つのお店が持てるというサービス
 F1層を中心としながらユーザー層を広げていく
 ランディングページを個々のお店にしない理由
 モバイルも商品購入の環境が整ってきた
 検索系の広告は確実に伸びていく
 先行投資的な意味合いでモバイルSEMを始める
 モバイルならではの検索ワードにも積極対応
 お店からの情報も検索ワード対策に活用する
 モバイルSEMの今後に期待している

巻末データ

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[著者]

中橋義博(なかはし・よしひろ)
サーチテリア株式会社代表取締役社長兼CEO
1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。国内生命保険会社本社において6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で3年間、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げ、運用に携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年サーチテリア株式会社を設立。現在、同社代表取締役社長兼CEO。
サーチテリア株式会社は2004年8月、世界で初めて「携帯電話向け検索連動型広告サービス」を開始。モバイルに特化した広告掲載ロジックと広告配信ノウハウ、さらに広告管理のリソースを軽減する独自管理ツールにより、モバイル検索連動型広告の市場を開拓。同社の利用提携サイト数は240サイト以上、販売広告代理店は約70社、利用広告主は1670社以上(2006年12月現在)。
サーチテリア株式会社 http://www.searchteria.co.jp/


取材協力者一覧(敬称略)

●chapter3
紺野俊介
株式会社アイレップ 専務取締役 インターネットマーケティング事業部長
横浜市立大学を卒業後、EDS Japanを経て、SEMを専門とする代理店・株式会社アイレップに入社。SEMストラテジストとして活躍し、現在専務取締役及びインターネットマーケティング事業部長を兼務する。企業のSEM戦略、とりわけ検索連動型広告のエキスパートとして、数十〜数百万にも上るキーワードの管理、掲載順位のコントロールなどを、さまざまなクライアントのケースにおいて、提案・実行。セミナーや研究会などにも講師として積極的に参加し、SEMトレンドの伝播に努めている。

●chapter4
福田暁
株式会社リクルート スタッフィング企画ユニット リクナビ派遣グループ

河野奈保
楽天株式会社 楽天市場事業 編成本部モバイル編成部リーダー


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