目次


「貸せる」マイホームを手に入れて不動産でハッピー・リッチになる方法


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに

プロローグ

 01 過去の「常識」にだまされないために
 02 「住宅は財産である」という当たり前ではない現実

  ●住宅取得に伴う不安は簡単に払拭できる
  ●財産にならない住宅に気をつけなさい
  ●家賃は、住宅の資産価値を示す
 03 永住型住宅の購入はリスクが大きい

  ●ゆとりの代償は1部屋1000万円
 04 値下がりを期待して買い控えてもメリットはない

  ●必要と思ったときがいつでも買い時
  ●取得時期を遅らせるほどリスクは高まる
  ●金利が上がると値下がりしても意味がない
  ●マクロ経済的な流れより、一つ一つのリアルな現実を見なさい


Part1 マイホームの本当の資産価値

 05 マイホームの価値は「いくらで貸せるか」で決まる

  ●夢のマイホームよりも、現実のマイホームを見よ
  ●人生設計と借金に相性の良い住宅こそ「貸せる住宅」
 06 「貸せる住宅」とは何だろうか?

  ●都心の中古マンションを選択し、住み替えに成功した事例
  ●庭付き一戸建てにこだわり、身動きがとれなくなった事例
  ●「貸せる住宅」は老後の設計にも威力を発揮する
 07 住宅ローンは家計のキャッシュフローで考える

  ●家計の健全性は「キャッシュフロー(資金繰り)」で判断する
 08 ワンルームマンションは「貸せる住宅」ではない

  ●「貸せる住宅」は、投資向け物件とは全く違う
  ●6坪以下のスモール・ワンルームは将来性がない
  ●有利な金融商品の登場でワンルームが駆逐される?
  ●ワンルームは地主層のアパート経営向き


Part2 住宅のエリアと価格の本当の関係

 09 「良いエリア」とはファミリータイプの賃料が高いエリア

  ●典型的な高級住宅街に目をつけてみる
 10 勝ち組エリアと負け組エリア

  ●賃貸マーケットの二極化と都心回帰
  ●賃貸住宅と分譲住宅が競合するエリアの特徴
  ●賃貸住宅と分譲住宅が競合しないエリアの特徴
  ●究極の勝ち組エリア「東京都心」
 11 賃料の高いエリアを見分けるポイント

  ●郊外、地方でも「貸せる住宅」はある
  ●自然に人が集まる重層的な都市文化のあるエリア
  ●新規供給が少ないエリアがベター
 12 プラン(間取り)と、エリア(街)の重大な関係

  ●環境適応し、最有効利用された住宅だけが、資産価値を維持できる
 13 マンションの「貸せる」間取り

  ●「北入り3LDK 」は間取り変更が難しい
  ●「横入り3LDK 」は柔軟なプラン
  ●スケルトン性の高さが重要
 14 一戸建ての「貸せる」間取り

  ●各世帯の独立性が高いほうが貸しやすい
  ●有名建築家に頼むのはリスクが大きい

 コラム(1) 間取りと面積の関係

 15 住宅の賃料は、地価とは関係ない

  ●価値がゼロの土地もある
 16 賃料相場の調べ方

  ●賃貸管理業者から賃料をリサーチする
  ●自分が借りるつもりで調査する
  ●本当は将来の賃料まで調べたい
  ●街をボーッと観察してみよう
 17 住宅の適正価格は、収益還元価格で判断する

  ●「適正価格」は「収益還元法」でわかる
  ●典型的な例でみる収益還元価格

 コラム(2) 収益還元価格を厳密に出すには「実質利回り」でみる

 18 「実勢価格」はあてにならない

  ●取引事例価格の偏重には消費者も加担している
  ●収益還元価格はもう始まっている
 19 なぜ無価値な住宅に法外な価格が付いてしまうのか

  ●売り主の都合で決まる積算価格
  ●いくら原価を分析しても、価格の適正はわからない
 20 価格の決まり方と不動産業界の裏側

  ●面倒な作業が嫌いな業界の体質
  ●適正な収益還元価格は自分で調べるか、専門家に依頼するしかない
 21 取得プロセスで違う住宅の注意点
 22 新築分譲マンション・一戸建て建売住宅選びの注意点
 23 中古マンション中古一戸建て選びの注意点
 24 一戸建て注文建築の注意点

  ●土地取得編
  ●施工編
 25 「年収5倍説」「頭金2割説」は全くのナンセンス

  ●年収5倍説は、国家政策
  ●頭金2割説は、単なる制度解説
 26 必要な頭金の判定計算式

  ●本当に必要な頭金は、周辺の家賃相場で決まる
  ●買いかどうか判断しよう


Part3 住宅の耐久性とお金の本当の関係

 27 住宅は「地盤」抜きには語れない

  ●マンションは支持層が浅いほうがいい
  ●一戸建ては地耐力で地盤の強度を判断
  ●埋立地や造成地には要注意
 28 稼働期間の長い住宅を買え

  ●住宅の耐久性が、あなたの人生をも左右する
 29 哲学なき高性能は百害あって一利なし

  ●高気密高断熱は、冬暖かく、フトコロの寒い住宅
  ●スラブの厚さにこだわる歪んだバランス感覚
 30 「マンションは管理を買え」説の勘違い

  ●管理は買うものでなく、自分で参加するものだ
  ●業者の知名度は当てにならない
 31 一戸建て建売住宅が欠陥だらけの理由

  ●青田売りの建売住宅はチェックしようがない
 32 リスクプレミアムを加算したキャップレート(期待利回り)の計算式

  ●建物の耐久性が低くなると収益還元価格はどう変わるのか
  ●簡略化したDCF 法による収益還元価格の計算
 33 住宅は「住む」「貸す」「売る」の3要素で考える

  ●「貸せる住宅」は、実は「値下がりしない住宅」である
  ●不動産の収益還元価格には、インフレもデフレもない
  ●不動産の価値を3種類と見極め、客観的な点数を付ける


Part4 住宅ローンと返済能力の本当の関係

 34 自分自身の返済能力を収益還元法で査定する

  ●サラリーマンの収益還元価格は1億3000万円?
  ●自分の「才能」の減価償却年数を考える
  ●あなたの手持ちのカードで勝負できるか
 35 借りすぎを生む低金利の罠

  ●金利が低いほど換金性のリスクは高まる
  ●借りられるだけ借りる全額ローンの悲劇
  ●金利につられて買い急ぐのは愚の骨頂
 36 買い替えローンの危険性

  ●返済額アップに担保割れのダブルパンチ
  ●返済額を変えずに広い住宅に買い替え成功?
 37 「家賃並みで買える」という常套句の欺瞞

  ●同じ地域内の新築物件で「家賃並み」が成立する例は少ない
 38 ローン返済率は残存生涯賃金で計算する

  ●「返済率25%以内」は本当に安全か
  ●以降の人生から生涯賃金と返済率を知る
 39 ローンの極意は「長く借りて、短く返済」

  ●長く借りて短く返すメリット
 40 計画的に繰り上げ返済して返済期間を短縮する

  ●資金繰りショートを防ぐ対策も大切
  ●繰り上げ返済は早期実行の効果が大きい

 コラム(3) 定期借家権の活用法


おわりに



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著者紹介

山崎隆(やまざき・たかし)
ファイナンシャルプランナー(CFP(R)、1級FP技能士)。1960年生まれ。学習院大学経済学部経営学科卒。住宅メーカー、生命保険会社、不動産コンサルティング会社を経て、1996年に「財営コンサルティング株式会社」を設立、同社代表取締役。1級建築士、不動産鑑定士、税理士、司法書士などからなる専門家集団“財営ワークス”を率い、資産運用・不動産・相続のコンサルティングを行う。著書に『遺言書は書いてはいけない!』(ダイヤモンド社)などがある。

財営コンサルティング株式会社
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TEL :03−3502−7102
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