目次


もう「できる人」はやめよう

人の数だけ仕事のスタイルはある


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに

第1章 「できる人」という呪縛

  「できる人」を何とかアピールしたい
  人気企業に勤めることが「できる人」の証
  ますます狭き難関の「できる人」
  「できる人」を目指したわけではない
  「できる人」が「できない人」へ
  「できない人」が「できる人」へ
  世の中はもっと懐深く、十人十色の道がある

第2章 なぜ「できる人」を目指してしまうのか

  「できる」「できない」の境をつけたがる
  「英語ができる」が、はたしてどれほどのものか
  受験と資格でならされた「合格の境」
  コンサルタント時代の自分の粗探し
  カリスマ経営者でさえも失敗する
  「できる人」に見えるだけ

第3章 人は能力がすべてではない

  「できる人」を目指して「いやなやつ」になる
  人を能力で測ってしまう
  「優れた建築」という罠
  キレイな建築より、人に愛される建築
  「頭がいい?」の一言
  So What?
  すぐに結論を求めて失うもの

第4章 人生を勝ち負けで考える不幸

  固定化された「勝ち負け」の意識
  建築にまで勝ち負けを持ち込む
  他人を理解しようと努力しない発想
  コンサルタントになると友達を失う?
  職業によって相手を見下す
  医療の世界に存在する暗黙の上下関係
  自分だけの特別扱いを要求する感覚

第5章 かつての成功に安住する人

  手に入れた成功が勘違いを起こさせる
  有名ラーメン店の店主たちのゴルフコンペ
  イチローでさえも、努力を欠かさない
  どの世界にも存在する「あがり」現象

第6章 「できる人」を目指すと本当の自分を見失う

  自分の弱みを隠さずにはいられないアメリカン・マッチョCEO
  コンサルティング会社に居座っていた自分
  「できる人」たらん自分への強迫観念
  弱みを隠す人は、他人の粗探しが得意
  減点主義とは、個人の粗探し
  長所も短所も武器になる

第7章 自分に迷いのない人たち

  人生は「だから何なんだ」だけではない
  勝ち負けがバカバカしくなるほど自然体
  「何ができるか」ではなく「何をやりたいか」、だ
  相手によらず、正しい姿勢を貫き通す
  過去の栄光ではなく、いまの自分で勝負する
  弱みを隠さず、そこから始めよう
  粗探しはやめて、優れたところを探す

第8章 自分らしい生き方に、決まった道はない

  しあわせばあさん、ものしりばあさん
  北風と太陽
  「マイ・ベスト・フレンド」
  だれかを幸せにする存在に

おわりに



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著者紹介

青木 淳(あおき・じゅん)
カーディフ日本代表。東京大学工学部卒業後、十数年間にわたり建築家として国内外のプロジェクトに携わる。その後、マッキンゼー・アンド・カンパニーのシニア・コンサルタントとして、製薬、消費財、金融など多様な業界の戦略立案、マーケティングの実践に注力する。1999年より、フランスのバンカシュランス専門企業カーディフ(BNPパリバグループ)の日本における立ち上げを担う。著書に『プライシング』『コスト削減で元気が出るか』(共にダイヤモンド社)がある。


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