目次


バランス力のある人が、成功する。

自分を立て直す57の方法


[目次] [著者紹介]


表紙




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まえがき

「楽しいこと」と「しんどいこと」がバランスよくあると、ハッピーになれる。

第1章 いい運も、悪い運も、喜んで受け入れよう。


「まあいいか」という感覚を持てば、追い詰められない。
いい運も悪い運も、受け入れよう。
喜怒哀楽があっていい。たまには、落ち込んでいい。
「〜だったらどうしよう」と考えると、途端に動けなくなる。
「忙しい」と言わない「忙しい人」とつき合えば、時間の使い方が上手くなる。
ドタン場では、いつもと違うことをして、バランスを崩したほうが負け。
設備の整っているお店ほど、サービスはよくない。
「勢い」と「技術」のバランスがとれた時、ツキが生まれる。
風がなければ、漕げばいい。
結果より、プロセスが勉強になる。
「好きな仕事」も「イヤな仕事」もまんべんなく引き受けると、バランスがよくなる。

第2章 スピードを出すことで、安定する。揺れているから、安定する。


バランス力のある人のほうが、トライできる。
「ニュー」を、連打していく。
離れていくほうが、バランスはとりやすい。
バランス力があると、やわらかくなる。
仕事は、担架で病人を運ぶようなものだ。
あなたの時間は、「伸び縮み」する。
濃度の差に気づいて、10倍にして使おう。
天才は、借金取りに追われている時でも、いい仕事をする。
恋愛で長続きする人は、バランス力がある。
揺れているから、安定する。
空手をしていた人は、ダンスができる。
謝ることで、バランスを立て直す。
ムダになる覚悟で待てば、しんどさがなくなる。
「買ってくれるはず」と期待する人は、買ってくれない。「買ってくれないだろうな」と思う人が、買ってくれる。
面白いプレゼンは、プレゼンター自身が面白い。

第3章 「成功」と「自由」のバランスがとれると、ハッピーになれる。


大人になるということは、バランス感覚を学ぶことだ。
バランス力のある人が、成功し続けられる。
成功すればするほど、自由はなくなる。
「規模」と「自由」のバランスをよくする。
プレゼンは、まじめだけでは伝わらない。
プレゼンでは、「まじめに話す人」と「勢いで話す人」のバランスが勝負。
エルビス・プレスリーは、星がかたよりすぎていた。
個性は、バランスの中に出る。
運のいいことに気づいて、運・不運のバランスをつけよう。
アップダウンの激しい人は、バランスが悪い。
真っ平らな場所で打てるゴルフはない。
しがらみの中でバランスを学ぼう。

第4章 バランス力のある人は、「思い切り」がいい。


バランスは、ダンドリだ。
写経は、今の精神状態を映し出す。
滝に打たれることで、中心感覚を取り戻す。
マイペースな人ほど、バランス力がある。
スケジュールをすぐ埋めることで、調整力がアップする。
調整は、思い切りよくする。
文章を書く時には、「〜だと思います」と書かない。
商売敵をつぶしたら、売上げが下がる。
自分の取り分は、一番最後。
相手によって、左右されない。
小さなケンカを避けると、バランスが逆に崩れる。

第5章 すべてのアクシデントは、立て直すチャンスだ。


厄年は、崩れたバランスを立て直すターニングポイント。
入院は、バランス力を取り戻すチャンス。最高のホテル生活だ。
自分の会社や商品の宣伝だけではなく、業界全体のトレンドをセットで話そう。
差が大きすぎると、ねたまれない。
成功者の隣に、成功者がいる。
自分のまわりをハッピーにする人は、成功してもねたまれない。

あとがき


自分だけが幸せになると、バランスを崩す。



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著者

中谷 彰宏(なかたに・あきひろ)
1959年4月14日、大阪府堺市生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒。博報堂で8年間CMプランナーの後、株式会社中谷彰宏事務所設立。

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一生懸命読みます(中谷彰宏)。
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ダイヤモンド社 出版局第3編集部気付 中谷彰宏 行
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中谷彰宏は、盲導犬育成事業に賛同し、この本の印税の一部を(財)日本盲導犬協会に寄付しています。


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