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本番力を高める57の方法


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表紙




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まえがき
  勝って「うれしい」より、体が「気持ちいい」。

第1章 緊張するのは、気持ちいい。

  垂直感覚を失うと、力は出なくなる。
  自分が苦しい時に、勝負に出る選手が強い。
  本番力のある人は、進行形で考える。本番力のない人は、過去形で考える。
  挨拶をすると、体が敏感になる。
  「異常がない本番」は、ない。異常がないほうが、異常だ。
  事前に固めすぎると、本番で対応できなくなる。
  成功しても、事後検討を忘れない。
  本番力は、ゆとりのマネジメント。
  勝ったことを引きずると、負ける。
  どんなに速い球でも、同時に2つは飛んでこない。
  滝に打たれるつもりで行くと、意外に気持ちいい。
  限界は、他人がつくるのではなく、自分が勝手につくっている。
  五感の中の「得意な感覚」を持つ。
  動物は、足をとめない。
  人のために戦うと、客観化できる。

第2章 ていねいよりも、スピード感。

  ありとあらゆる間違いを、経験しておこう。
  本番で、「自分に足りないもの」がわかる。
  礼を、忘れない。
  ラッキーナンバーを持っている人は、迷わない。
  シンプルにすれば、スピードは上がる。
  本番力があるのは、「強い人間」ではなく、「勝負できる人間」だ。
  ドタキャングセを、直す。
  背中を、意識する。
  不平が、力を奪う。
  落ち着くためには、厳しくすることだ。
  ズルをすると、力が出なくなる。
  本番の修羅場をくぐったチームは、結束力が固い。
  道具に、八つ当たりしない。
  本番力のある人は、ギャラリーの中に、もう1人の自分がいる。
  迷ったら、カッコいいほうを選ぶ。
  得意分野のある人は、弱い。
  新しいものは、本番の中から生まれる。
  コーチに頼りたい時に、頼らない。

第3章 本番だけが、本番ではない。

  本番力のある人は、カラオケがうまい。
  たくさん息を吐こうとすると、逆に小さな呼吸になる。
  冷や汗は、危険な瞬間には出ない。
  「ゴールしたハッピーな自分」のイメージを持つ。
  ランナーズハイは、何にでもある。
  動けば、無力感は消える。
  計算はしない。数を数える。
  話の長い人は、本番力が弱い。
  おわびをすれば、本番力が強くなる。
  ノーを言えない人が、キレる。
  力を出し惜しみすると、力が出なくなる。
  チャンスは、代打という形でやってくる。
  「初めてのこと」をすると、本番力が強くなる。
  病気でも、エネルギーがあれば、元気は出る。
  本番での失敗を、笑い話のタネにする。
  充実感は、本人にしかわからない。
  本番以外のすべての生活を、本番力にする。
  ウィンブルドンは、イギリスの選手が出られなくなっても、ルールを変えない。
  「ああいう場面でしか打てない自分が好き」。
  敬遠のボール球を打つ練習をする。
  継続力のある人が、本番力も強くなる。
  緊張すると、指先の感覚が鈍くなる。

あとがき

  今までの失敗は、「この本番のためにあった」と考えよう。



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著者

中谷 彰宏(なかたに・あきひろ)
1959年4月14日、大阪府堺市生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒。博報堂で8年間CMプランナーの後、株式会社中谷彰宏事務所設立。

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一生懸命読みます(中谷彰宏)。
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ダイヤモンド社 出版局第3編集部気付 中谷彰宏 行
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中谷彰宏は、盲導犬育成事業に賛同し、この本の印税の一部を(財)日本盲導犬協会に寄付しています。


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