目次


空気を読める人が、成功する。


[目次] [著者紹介]


表紙




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——まえがき——
「お開きの話」が出ているのに、新しいタバコに、火をつけない。

自分の声が、大きすぎることに、気づこう。

遠まわしの注意を、ほめ言葉と勘違いしない。

ビュッフェで逆流して、得意げにならない。

あいさつができる人は、「あいさつをしてはいけない時」もわかる。

自分の両側の席があいている時、2人連れのために、片側に寄る。

コッソリくれたお土産に、大きな声で「ありがとう」を言わない。

会議に遅れて来て、さっきまで話していたことを、言わない。

携帯の出方で、相手の都合の悪さを、察しよう。

電車の中では、携帯の出方を工夫して、都合が悪い状況を伝えよう。

話の長い人は、聞いている人が飽きていることに、気づいていない。

「お味はいかがでしたか?」ではなく、「何かお気づきの点は?」と聞く。

遠慮しすぎる人も、空気が読めない。

1人が「いい子ちゃん」になると、その場の雰囲気がこわれる。

テストや試合の後で「どうだった?」と聞いて、いいことはない。

帰り支度をしている部下に、用事を頼まない。

悪口を言われている人に「気にしなくていいよ」と言うのは、よけい思い出させてしまう。

勝手に手伝わないことが、親切。

ほかの人の本番中にしゃべる役者は、本番でしゃべれない。

雑談と本題の流れには、変化のポイントがある。

相手が急ぎかどうかを、把握することが大事。

パーティーでは、主役と話し込まない。

パーティーでは、お客様同士を紹介しよう。

名前を間違えられて怒るようでは、チャンスをつかめない。

「苗字のみの男性」と「名前だけの女性」は、覚えてもらえない。

事件は、背中側で起こっている。

荷物がしたことも、自分の責任になる。

買い物の荷物の量で、相手の疲労度を知ろう。

忙しい客室乗務員さんに、用事を頼まない。

携帯で話している瞬間は、空気を読めなくなる。

相手が乗り気でないことを、ムリに勧めない。

興味がなくて退屈する人は、誘ってもらえなくなる。

今している会話が、隣のカップルのいい雰囲気をこわしていないか。

タクシーにワンメーターだけ乗る時は、ずっと待っていたタクシーに乗らない。

相手によって行動を変えるのではなく、空気によって行動をアレンジする。

説明の仕方がいつも同じ人は、空気が読めていない。

遅刻して来た人ほど、「速く、速く」とまわりをせかす。

空気を読めないから、セクハラになる。

小さな無礼講ほど、むずかしい。

相手のムッとした発言は、自分のムッとしたひと言が生んでいることに気づこう。

「誰か怒っている人がいる」という気配に、気づこう。

あいさつしたい店長が接客中なら、帰らない。

オーダーを忘れられるのは、頼み方が悪い。

盛り上げる質問でなければ、カッコつけにすぎない。

真剣な場にいいかげんな人が1人でもいると、浮いてしまう。

空気を読む前に、いきなり話に入らない。

「空気を読む」とは、人の心のひだを読むことだ。

お客様の関係や目的を感じ取るホステスさんは、ナンバーワンになれる。

必要以上にテレると、場の空気をこわすこともある。

——あとがき——

見られる前に、見よう。



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著者紹介

中谷 彰宏(なかたに・あきひろ)
1959年4月14日、大阪府堺市生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒。博報堂で8年間CMプランナーの後、株式会社中谷彰宏事務所設立。


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