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がんばりすぎてしまう人へ

心の姿勢を変えれば,本当の幸せが見えてくる
ライフ&ビジネス シリーズ


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表紙




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 ※あなたが本当に求めているものは何ですか?


一 「もっともっと」と走り続けるのは立ち止まるのが不安だから?
     
     がんばり屋だけど信じられるのは自分だけ
     自分を守ってくれる人がいましたか?
     すぐに効果が出ないことも無駄ではない
     そばにいて安心して身を預けられる人はいますか?
     コントロールできないことはコントロールできない
     限界を知る、そうすれば自分を受け入れられるようになる
     いつも「もっともっと」とせき立てられてはいませんか?


二 生きることの意味がわからなければ人生は楽しめない

     自分のある人は「楽しいこと」「嬉しいこと」を知っている
     「今日はこれでいいんだ」と思ってみよう
     「疲れたー」と甘えられる場所はありますか?
     何でも自分の思い通りにできないとイライラしますか?
     不安でがんばっているのなら最後にポキッと折れてしまう
     いつも何かを求めていること、それが幸せですか?


三 「実際の自分」の取り戻し方

     劣等感や不安で努力して成功しても、不安は消えない
     できることとできないことを知ることの大切さ
     「こうあってほしい」という願いが生きることを辛くする
     雨の音、風の匂い、景色の色を感じていますか?
     「よくがんばったなー」と思える瞬間


四 100%ではなく0.1%から少しずつ変えてみる

     その場その場で限界まで生きれば、最後には挫折してしまう
     本当に欲しいものがわかれば、捨てるものがわかる
     能力以上に認められることは本当に幸せですか?
     ほんの少しの時間、今と違う場所へ行ってみる
     がんばっているのは何のためですか? 誰のためですか?
     あなたの心の憎しみに人は気づいている
     まず今までの生き方が間違っていたことを認めてみる


五 「幸せだなー」という実感、「生きたなー」という実感

     美味しい食事を心から美味しいと感じることができますか?
     自分自身の感覚を回復することが「生きる」ということ
     リラックスできないのは、いつもストレスと戦っているから
     「自分を認めてほしい」という心の叫びに耳を傾ける
     無視されて育った「偽りの自己」
     「この今の自分」にとって何がいいことなのか考えてみる
     「魔法の杖」は自分の心の中にある
     ほっとできる幸福な場所はありますか?
     社会の中の自分の役割に気づけば前向きになれる
     心の姿勢で人生の方向は変えられる


六 人生には攻めるときと守るときがある

     「よく今日まで生きてこられた」
     人とのかかわりあい、心の触れ合いを探してみよう
     満足するからゆとりが生まれる、ゆとりがあるからのんびりできる


七 自分が今ここに存在していることの意味を知る

     あなたがそこにいるのはそれがあなただから
     心が傷ついている、そのことがあなたの存在証明
     自分の心の傷を癒していくことが人生の意味


八 一番やりたいことを始めてみる

     「本来の自分」がやり残したことを見つけよう
     やらなくてはならないことに優先順位をつけてみる
     自分を大切に生きることは愛する心をはぐくむこと



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梗概

風の匂いに幸せを感じる瞬間がありますか?

あなたが本当に求めているものは何ですか?
自分自身を生きるために、すべてはいらない。今を大切に生きるための心の処方箋。



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著者紹介

加藤 諦三(カトウタイゾウ)
心理学者。1938年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業、同大学大学院社会学研究科修士課程修了。ハーヴァード大学イエンチン研究所準研究員などを経て、現在早稲田大学教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所準研究員。

主な著書に『自分に気づく心理学』『辛さに耐える心理学』(PHP研究所)『子どもを幸福にする愛・辛くする愛』『子どもと心の通う親 なぜかスレ違う親』『伸びる子伸びない子は親の愛で変わる』(青春出版社)『今日という日の使い方』(三笠書房)『苦しくても意味のある人生』『自信と劣等感の心理学』(大和書房)『人を動かす心理学』(ダイヤモンド社)、訳書に『ネイティブ・アメリカン 幸せの原点』(大和書房)『人生のすてきな秘密10』(三笠書房)『ドロシーおばさんの大事なことに気づく』(扶桑社)『成功の心理学』(ダイヤモンド社)など多数。

加藤諦三ホームページ
http://www.kato-lab.net/



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