目次


仕事ストレスで伸びる人の心理学

争わず、逃避せず、真正面から立ち向かう


[目次] [著者紹介]


表紙




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出版にあたって

はじめに

第一部 弾力性とは何か? ハーディネスとは何か?

第1章 変化への弾力性

 騒然とした時代
 変化のマイナス面
 変化のプラス面
  あなたのチャンス
  もしあなたの人生に変化がないとすれば?
 弾力性という力
 弾力性の鍵はハーディネスにあり

第2章 ストレスと弾力性:イリノイ・ベル電話プロジェクトでの発見

 イリノイ・ベル電話プロジェクト
 弾力性のルーツ
  三つの弾力的な姿勢
  二つの核心的な技術
 チャック・W:弾力性のある社員の例
  変化の中で成長する
  確固たる行動をとる
  家庭でも弾力性をもつ
  将来をみる
 脆弱さ:弾力性の対極
 アンディ・B:弾力性のない社員の例
 要約

第3章 ハーディネスが弾力性を育てる

 ストレスの蓄積
 ストレスと緊張
  現代社会における闘争・逃避反応
  緊張の症状
 ストレスへの挑戦
 ハーディネス調査の広がり
  生命を脅かすストレス
  肉体的・精神的な健康
  運動選手の能力発揮
  リーダーシップの特性
  大学での成績や活動
  ストレスの多い職業
 要約

第4章 あなたも弾力性を身につけることができる

 弾力性を育てる幼少期の体験
 弾力性を阻害する幼少期の体験
 弾力性は身につけることができるか?
 ハーディネス・トレーニング
 要約


第二部 ハーディネスを身につけ、弾力性を高める

第二部【1】“三C姿勢”を身につける

第5章 あなたは逆境の中で成長する姿勢をもっているか?

 三C姿勢の詳細
  コミットメント(関わり合い)
  コントロール(制御)
  チャレンジ(挑戦)
 三C姿勢が弾力性にどのような影響を与えるか?
  弾力性に必要な勇気と意欲
  拒否と回避
  破滅的反応と攻撃
  弾力性における三C姿勢の大切さ
 あなたの現状チェック
 要約

第6章 三C姿勢を身につける方法

 ステップ1:弾力性の高い知人を研究する
  ケース:弾力性の高い人たち
  自分自身のハーディネス姿勢を高める
 ステップ2:逃避、無力感、恐れがどんな不利益をもたらすかを認識する
  ケース:弾力性の低い人たち
  脆弱な姿勢を避ける
 ステップ3:ストレスに満ちた変化を自分のチャンスに変えることができるとすれば、そのとき、あなたは自分自身についてどう感じるだろうか?
  三つのフィードバック源
 要約

第二部【2】“問題解決型の対処”を身につける

第7章 問題解決型の対処:ストレスに満ちた変化を強みに変える

 問題解決型の対処
  ケース:問題解決型の対処
 退行的対処
  ケース:退行的対処
 あなたの現状チェック
 要約

第8章 問題解決型の対処技術を身につける方法

 ステップ1:未解決のストレス状況をリストする
 ステップ2:それぞれのストレス状況をじっくりと考え、より広い視野に立ち、より深い理解を得る
  選択肢をみつける(下地をならす)
  視野を広める
  よく用いられる五つの視野
  ストレス原因を理解する 
  ケース:状況たて直し
 ステップ3:行動計画を作成し、実行し、フィードバックに注意を払う
  行動計画の修正
  弾力性を深める三つのフィードバック
  フィードバックの利益
 問題解決型の対処を習慣化する
 要約

第二部【3】“支えの交流”を身につける

第9章 支えの交流:助けと励ましを与え、かつ、受け取る

 双方向の支えを築く
  ケース:支えの交流
 あなたの現状チェック
 要約

第10章 支えの交流技術を身につける方法

 ステップ1:交流リストをつくる
  あなたの人生で大切な人は誰か?
  大切な人との間に対立が存在するか?
 ステップ2:助けと励ましを通じて対立を解消する
  対立関係を理解する
  建設的にコミュニケーションする
  助けと励ましのパターンを築く
 ステップ3:行動計画を実行に移し、行動へのフィードバックに注意を払う
  行動計画を修正する
  支えの交流の三つのフィードバック
 要約


第三部 雇用主と従業員の結びつきを強める

第11章 仕事に意味を見出す

 仕事に意味を見出すための三つの方法
 弾力性と信念
 要約

第12章 企業はどのようにして社員と組織の弾力性を後押しすることができるか

 なぜ古いやり方ではダメなのか
  組織再編の問題点
  従業員が求めているもの
  消える顧客の忠誠心
 弾力的になるために会社がやらなければならないこと 240
  典型例:マイクロソフト
  弾力的な会社を特徴づけるもの
 要約


訳者あとがき



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著者紹介

サルバトール R. マッディ(Salvatore R. Maddi)
1960年、ハーバード大学にて臨床心理学博士号を取得。1975年からレジリエンス(弾力性)とハーディネス研究に取り組み、1984年にはハーディネス研究所(Hardiness Institute)を設立。100近くの論文・著書の執筆がある。世界的な心理学の指導者として著名であり、彼のハーディネス関連のコンサルティング活動や研究は数々の賞に輝いている。1986年の国際調査で、世界の心理学者トップ175人の一人に選ばれている。

デボラ M. コシャバ(Deborah M. Khoshaba)
15年を越す臨床心理学の経験を有す。現在、ハーディネス研究所のプログラム開発および教育担当のディレクター。同時に、ペッパーダイン大学大学院(心理学科)、カリフォルニア大学アーバイン校で心理学を教えている。レジリエンス、対処行動、潜在能力などの分野を中心に専門活動と執筆を続けている。

著者たちは、ハーディネス研究所(カリフォルニア州)を通じ、一般民間企業、公共機関(警察、消防、軍隊、医療)、教育機関(学生向けプログラム)、一般個人を対象に、ハーディネス・トレーニング、ハーディネス測定、ハーディネス・セミナーなどのサービスを提供している。顧客には、イリノイ・ベル電話、ARCO、バクスター・ヘルスケア、カリフォルニア・メディカル・センターなどが含まれる。また、学生向けへのハーディネス・プログラムは、カリフォルニア大学(アーバイン校)、南カリフォルニア大学、ユタバレー州立カレッジなど数多くの教育機関を通じ提供されている。



[訳者紹介]

山崎康司(やまさき・こうじ)
隗(かい)コンサルティングオフィス株式会社代表。経営コンサルティング活動や企業向けの教育研修活動に従事。著書に『オブジェクティブ&ゴール』(講談社)、『P&Gに見るECR革命』(ダイヤモンド社)、訳書に『考える技術・書く技術』(ダイヤモンド社)、『考える技術・書く技術 ワークブック〈上〉〈下〉』(ダイヤモンド社)、『正しいこと』(ダイヤモンド社)など。1976年東京大学建築学科卒業。1980年ペンシルベニア大学ウォートンスクール卒業、経営学修士。福岡県出身。http://www.kai-consulting.com


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