目次


負けない交渉術

アメリカで百戦錬磨の日本人弁護士が教える


[目次] [著者紹介]


表紙




 ↑ページトップへ


はじめに


第1章 勝ち方を知っている人しか勝つことはできない!
……交渉に負けないための“米国流”発想法


1 「時間」を制するものが「交渉」を制す
2 交渉は“ずうずうしく”高いところから始める
3 自分の主張は「円換算」して伝える
4 時には「攻め」のカードを切って形勢を逆転する
5 「切り札」は、このタイミングでうまく使う
6 事前に決めた「落としどころ」から、絶対にぶれない
7 勝ちたいなら、権限の一切を捨てよ!
8 権限を持たない人をあえて交渉窓口にせよ
9 まっすぐ「大将格」に勝負を挑む
10 多くの「選択肢」をつくって交渉に臨め


第2章 敵を知る前に己から
……いかに自分を“手強い相手”と思わせるか


1 「逃げたい」と思った時点で交渉に負ける
2 相手としっかり向き合わずに譲歩しても、軽く見られるだけ
3 交渉はリスクを負ったほうがうまくいく
4 リスクを負って失敗したら、そのときはそのとき
5 どんな交渉相手も決してナメてはいけない
6 「自分の価値観が通じる」なんて期待するな
7 つねに「交渉目的」に立ち返って行動せよ
8 つねに「ゲーム感覚」で交渉に臨め
9 嘘はダメ、ただし真実をすべて伝える必要はない
10 むやみに謝ると窮地に追い込まれる
11 交渉に有利なパワーバランスはこうつくる


第3章 あなたは自分の望みをつかむことができるか
……実践!米国流“駆け引き”のセオリー


1 最初のオファーは必ず相手にさせよ
2 「ノー」と言うな、「イエス・イフ」と言え
3 「イエス」の場合でも、やはり「イエス・イフ」と言え
4 「カウンターオファー」をしないで交渉をまとめる戦術
5 譲歩するときは、譲歩の幅を徐々に小さくする
6 「ボトムライン」には「もっと下がある」と思え
7 合意の直前に、もう一つ小さな譲歩を得る
8 相手に具体的な「選択肢」を示す
9 「ウィン・ウィン交渉」が勝つための必須条件
10 争点については必ず「パッケージ」で交渉せよ


第4章 どんな局面でも優位な状況をつくる
……交渉相手の“心理”を誘導する方法


1 どうすれば「自分に有利な状況」がつくれるか
2 自らの主張には「客観的な根拠」を付け加える
3 交渉相手からの情報を判断材料にしてはいけない
4 「相手が望んでいるもの」を見極めれば勝ち
5 「交渉の争点」と「相手の人格」は切り離す
6 決断は相手にさせろ、決してそれを強要するな
7 「短期利益」と「長期利益」の両方をにらむ
8 自分の感情を交渉に持ち込んではいけない
9 「交渉期限」を設けると、土壇場で不利になる


第5章 交渉の前から交渉は始まっている
……“人”と“法”をどのように味方につけるか


1 交渉チームは、必ず「少数精鋭」を目指す
2 チームの意見対立を交渉パワーにつなげる方法
3 悪役と善役のコンビで交渉の流れをつくる
4 交渉の達人は、弁護士を「悪役」にするのがうまい
5 行き詰まったときは「中立の第三者」を上手に使う
6 あえて交渉すべきでない人間関係だってある
7 法律を「味方」につければ勝ったも同然
8 “法律は相手の味方”と思えるときの対抗策
9 「契約書」にどこまで盛り込めばよいのか?
10 もし交渉に負けてしまったときは…


あとがき



 ↑ページトップへ



著者

大橋弘昌(おおはし・ひろまさ)
米国ニューヨーク州弁護士。日本国外国法事務弁護士。
1966年生まれ。慶応義塾大学法学部卒業、サザンメソジスト大学法科大学院卒業。西武百貨店商事管理部、山一證券国際企画部を経て、渡米しニューヨーク州弁護士資格を取得。米国の大手法律事務所ヘインズアンドブーン法律事務所にて5年間プラクティスした後、2002年に大橋&ホーン法律事務所を設立。現在、ニューヨーク、ダラス、東京の3都市に事務所を構え(東京事務所は大橋&ホーン外国法事務弁護士事務所)、日本企業の在米現地法人を中心に100社以上のクライアントを持つ。会社法、特許法、労働雇用法、訴訟法、税法などに精通。


お問い合わせは、webmaster までお願いいたします。
1996 - 2003 DIAMOND, INC. All Rights Reserved.