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大事なことだけを考える技術


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はじめに 「大事なこと」とは何か?
  ●「大事なこと」は「大事」なのか?
  ●「私の大事」は「世間の小さなこと」
  ●大事なことは、見いだすことだ
  ●大事なことは、去り、現れる
  ●さあどうしたいか、それで「大事なこと」が決まる
  ●「大事なことだけを考える」は大事なのか?

1 自分にとって大事なものを書きだしてみよう

  ●自分の大事なものを紙に書き出してみよう
  ●大事なものの順序は、常に変わっていく
  ●自分を大事にするために、自分以外の人を大事にしよう
  ●人間関係を大事にすると、いい仕事ができる
  ●次につながる仕事をしていますか?
  ●柔軟に生きよう。そうすれば大事なものを失わない
  ●大事なものが変わっていくのは、人生に限りがあるから
  ●長い時間を経て、大事なものはつくられる

2 できないことは、できないままがいい

  ●物事には完全解答などありえない
  ●目の前のことを淡々とこなす人ほど「すごい人」だ
  ●人生のチャンスは地味な形でやってくる
  ●どんな難しい問題でも、基本をクリアすれば解決できる
  ●妻も子も愛さずに、妻だけを愛そう
  ●時には、解決そのものを放棄してしまおう
  ●できないことは、できないままがいい
  ●普通の人ほど泥沼にはまりやすい
  ●進路をはやく決めなくたっていいじゃないか
  ●総力を結集しても、できないものはできない

3 「正しく質問できれば、正しい答えが見つかる」

  ●正しく質問できれば、正しい答えが見つかる
  ●生活のアクセントを変えてみよう。そうすると違う人生が現れる
  ●マニュアルどおりに考えると、時間が短縮できる
  ●マニュアルにも人との相性がある
  ●まず「解答」を決め、書きだしてみよう
  ●私ならどうするか、具体的にいってみよう
  ●徹底的にやると、やりたい仕事がみえてくる
  ●必要なものはたくさんのガラクタから生まれる
  ●自分の能力よりちょっと上をめざそう

4 先が見えないのは当たり前。不安があってもいいのだ。当然なのだ

  ●「どこからはじめるか? 」ではなく、「どこからはじめてもいい」
  ●先が見えないのは当たり前。不安があってもいい
  ●どんなに稚拙(ルビ=ちせつ)と思えても、まず自分で解決案を考えよう
  ●書物は、いつでもどこでもマインド・トレーニングに応じてくれる
  ●自分の選んだ進路が、最高の出発点だ
  ●トラブルがあるのは当たり前。怒らず、焦らず、驚かず
  ●「ノー・プロブレム」こそ、恐ろしい 1
  ●「ノー・プロブレム」こそ、恐ろしい 2
  ●完全無欠な危機管理などは不可能であり、ムダだ

5 解決をあきらめるのも、一つの解決策だ

  ●一年分の生活費を貯めたら、自由なことができるようになった
  ●解決をあきらめるのも、一つの解決法だ
  ●「何もせずに放っておく」ことが解決のいい手だてになる
  ●非難されたら、「逃げる。隠れる。無関心を装う」
  ●いったん矢を飛ばすと、止めることができなくなるから、要注意
  ●有名シェフの店が長蛇の列なら、小路の地味な店を探してみよう

6 運のいい人についていくと、チャンスがやってくる

  ●雑事に強い人、雑事だけで終わる人
  ●いい仕事は自分だけでやらないほうがいい
  ●調べる力のある友人を持つと、仕事の生産性がグンと上がる
  ●できることでも手を出さない
  ●敵には最後の逃げ道をつくってあげよう
  ●三年やれば、瑣末なことでも面白くなる

7 「大事なこと」かどうかをジャッジできる力を養おう

  ●一枚の表で労働評価が決まる社会はおかしい
  ●一時的ではなく、長期的視野で評価しよう
  ●あなたは、誰の評価を大事にしていますか?
  ●「仮想敵」をもっていますか?
  ●すぐれた「先生」をみつけよう
  ●「先生」は、利害がない書物上の先生のほうがいい
  ●先生から学ぶと、いつのまにか癖まで似てくる
  ●大事にしたもの、大事にしなかったものを書きとめておこう
  ●大事なことだけ考えれば、何でもスピードアップできる



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著者紹介

鷲田 小彌太(わしだ・こやた)
1942年北海道生まれ。大阪大学文学部哲学科卒業、同大学院博士課程修了。三重短期大学教授を経て、現在札幌大学教授。哲学、思想の専門分野だけでなく、評論、エッセイなど多岐にわたって精力的な執筆活動を行っている。
著書は、『新 大学教授になる方法』『自分のやりたいことを見つける技術』(ダイヤモンド社)『入門・論文の書き方』『大学教授になる方法』『自分で考える技術』『説得力を高める思考術』『コンプレックスに勝つ人、負ける人』(PHP研究所)『学者の値打ち』(筑摩書房)『「深く考える」できる人の思考』(青春出版社)『論理的思考を身につける本』(日本経済新聞社)『鷲田小彌太の海外留学入門』(東洋経済新報社)など多数。


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