目次



農の理想・農の現実

新しい農の形


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表紙




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1章 新基本法のめざす世界

農型社会の創造

モノからヒトへ——技術文明の成熟

2010年の世界、そして食料

「くらしといのち」の新基本法

総合産業としての農

21世紀は、「農」の時代


2章 総合産業としての「農」の価値

人には安心できるふるさとがいる

「農」はくらしといのちの原点

「旬」は季節と同時に地域を表す

日本はいま両面に走っている

農村にもっとマネジメント感覚が欲しい

491万ヘクタールの農地を守る


3章 新しい「農」の形

38年目の新しい農業基本法

現場に託す食料安保

いくつかの「新しい農」の実践

コメしかつくれない地域の工夫

食生活のガイドライン

自給率に関心を

担い手としての女性

高齢者も戦力

山あいの地を美しく

先進工業国における農業


4章 農地・株式会社そして食料自給率

農業経営の法人化について

食糧自給率41%について

農地および株式会社問題について1

農地および株式会社問題について2

農に必要な商人感覚について

農における女性の価値について

定年帰農者が年間6万人もいるという事実

農における外国人労働者に着いて


5章 「農」が元気になる時代

美しい農の時代に向けて

農業者に望まれる「自立」の精神

人間が五感で感じとれる仕事

「農型社会」のイメージ

人と歴史と自然という三者の友達関係



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梗概

新農基法の両立役者が農の未来を語る「合作書き下ろし」。


新農業基本法の登場で、農と食をめぐる環境に大変化が起こる。農の夢を語る木村と、農の現実を語る中村の「激論」が始まった。



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著者紹介

木村 尚三郎(キムラ ショウザブロウ)

1930年東京に生まれる。東京大学西洋史学科卒業。日本女子大学助教授、東京大学教授を経て、現在東京大学名誉教授。「食料・農業・農村問題調査会」会長をつとめ、「新基本法」成立の立役者となった。

主な著書——『耕す文化の時代』、『美しい農の時代』(ダイヤモンド社)、『歴史の発見』(中公新書)、『ヨーロッパからの発想』(講談社)、『西欧の顔・日本の心』(PHP研究所)など。


中村 靖彦(ナカムラ ヤスヒコ)

1935年仙台に生まれる。東北大学文学部卒業。日本放送協会入局。仙台局、鶴岡局、番組制作局、農林水産産業部担当部長を経て、現在NHK解説委員。「食料・農業・農村問題調査会」委員、米価審議会委員等を歴任している。

主な著書−−『コメ開放』、『遺伝子組み換え食品を検証する』(日本放送出版協会)、『日記が語る日本の農村』(中公新書)、『コンビニ・ファミレス・回転寿司』(文春新書)など。



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