目次


今夜はだれも眠れない


[目次] [著者紹介]


表紙




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第1部 女の子は救われる

フリークエントフライヤー メアリ・ホフマン
本物のレベッカ ジャクリーン・ウィルソン
メアリーの髪(かみ) オーエン・コルファー
今夜は非番の天使たち アニー・ダルトン
最後のハロウィーン レイチェル・コーン
ヘンリーの「占星術(せんせいじゅつ)ガイド」 ジェシカ・アダムス

第2部 そして信じる者も——


フェアリーテールじゃないよ ジェレミー・ストロング
クマのマグワースとアルジー・ボタン ブライアン・ジェイクス
マイティー・ワンの娘(むすめ) ヴィヴィアン・フレンチ
王さまへの手紙 ジリアン・クロス
海からの贈(おく)りもの ビヴァリー ナイドゥー
ハグロサン ダレン・シャン



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著者紹介

メアリ・ホフマン(Mary Hoffman)
邦訳されている『ストラヴァガンザ』(小学館)、絵本『ヘンリーのごじまんは...』(評論社)に加え、黒人の少女、アメージング・グレースを主人公にした絵本・読み物のシリーズなど(未邦訳)など80作以上の作品がある。性差別・人種差別などにたいする社会的なテーマを追求し、イラク開戦時には戦争反対のアンソロジー『ラインズ・イン・ザ・サンド』を緊急出版した。1945年ハンプシャー生まれ、現在はオックスフォードシャーに住んでいる。

ジャクリーン・ウィルソン(Jacqueline Wilson)
『ガールズ・イン・ラブ』にはじまる「ガールズ」シリーズ(理論社)の著者。『おとぎばなしはだいきらい』、テレビでも放映された。『バイバイわたしのおうち』、『ふたごのルビーとガーネット』で各賞を総なめにしている。ほかに『タトゥーママ』(以上偕成社)、『ミッドナイト』『ヴィッキー・エンジェル』(以上理論社)なども。1945年生まれ、ジャーナリストを経て作家になり、2002年にはリテラシー教育における貢献にたいし大英勲章OBEが贈られた。

オーエン・コルファー(Eoin Colfer)
ベストセラー『アルテミス・ファウル—妖精の身代金』『アルテミス・ファウル—北極の事件簿』(以上角川書店)の著者。最近邦訳された『ウィシュリスト』(理論社)はすこし年長の読者向け。未邦訳だが「ベニー&ベイブ」のシリーズは人気がある。作家になる前は小学校の先生。1965年、アイルランドのウェックスフォードに生まれ、結婚後一時期サンデュアラビアなどに住んだが、いまはまたふるさとの町にいる。

アニー・ダルトン(Annie Dalton)
『聖なる鎖の絆』(金の星社)ではじまる「エンジェルズ・アンリミテッド」シリーズの著者。カーネギー賞の最終候補作となった『ザ・リアル・テリィ・ビーニー』と『ナイト・メイズ』、ノッティンガムシャー文学賞を受賞した『アフターダーク・プリンセス』(以上未邦訳)、『金曜日が終わらない』(文研出版)などの作品がある。1948年、ドーセットに生まれ、現在はサフォークに住んでいる。

レイチェル・コーン(Rachel Cohn)
ティーンエージャー向けの作品『ジンジャーブレッド』の主人公シド・チャリシーは、レイチェルの好きな往年の映画女優の名前をとったもの。1968年、アメリカ・メリーランド州に生まれ育つ。現在はニューヨークのマンハッタンに住んでいる。最新作は『ザ・ステップス』(以上未邦訳)。

ジェシカ・アダムス(Jessica Adams)
『クール・フォー・キャッツ』『アストロブローク』(以上未邦訳)などの作品がある。1964年ロンドン生まれで、現在はイギリスとオーストラリアにある家を行ったり来たりしている。もとは音楽ライターとしてロック歌手のインタビュー記事を書いたりしていたが、占星術による占いと著述を仕事とするようになった。ウォーチャイルド・イギリスの賛助会員で、ウォーチャイルド・オーストラリアの理事。

ジェレミー・ストロング(Jeremy Strong)
『すっとび犬のしつけ方』(文研出版)でチルドレンズ・ブック賞を受賞した。『空手プリンセス』、テレビ放映でおなじみとなった「スリー・ヴァイキング」シリーズなどの作品がある。最近の作品には、『マッド・アイリス』『パイレート・スクール—ジャスト・ア・ビット・オブ・ウィンド』『クレージー・コウ・セイブス・ザ・ワールド—ウェル・オールモスト』(以上未邦訳)などがある。1949年生まれでケントに住む。もとは校長先生。

ブライアン・ジェイクス(Brian Jacques)
「レッドウォール伝説」シリーズ(徳間書店)は数カ国語に翻訳され、世界じゅうで200万部以上売れた。ほかには、『幽霊船から来た少年』とその続編『海賊船の財宝』(いずれも早川書房)などの作品がある。1939年、リバプールに生まれ育ち、15歳から商船に乗って世界じゅうをまわった。

ヴィヴィアン・フレンチ(Vivian French)
「ちゅーちゅーおそうじがいしゃ」シリーズ(評論社)、『あざみ姫』(徳間書店)、『オタマジャクシをそだてよう』(評論社)、『あさごはんたべたのだれ?』(小学館)など多数の作品がある。ブリストルとエディンバラに家を持っているのだが、イギリスの北のはずれ、オークニー諸島からアメリカのオクラホマまでの長い距離を旅したことがある。その間、ずっと児童文学について語りつづけていたという。

ジリアン・クロス(Gillian Cross)
「悪魔の校長」シリーズ(偕成社)はイギリスのBBCで連続放映されている。そのほかにも『オオカミのようにやさしく』(岩波書店)、『象と二人の大脱走』(評論社)などで文学賞を受賞した。最新作は『コーリング・ア・デッド・マン』(未邦訳)。1945年ロンドン生まれで、現在はワーウィックシャーに住んでいる。

ビヴァリー ナイドゥー(Beverley Naidoo)
『炎の鎖をつないで』(偕成社)、カーネギー賞を受賞した『真実の裏側』(めるくまーる)などの著者。1943年、南アフリカのヨハネスブルクに生まれ、21歳のときアパルトヘイト政策への抗議行動で逮捕され、イギリスに亡命して最初の作品『ジャーニー・トゥ・ヨーブルク』を書く。各国で評判となるも南アでは発売禁止となった。ほかに『ノー・ターニング・バック』『アウト・オブ・バウンズ』(以上未邦訳)などの作品がある。

ダレン・シャン(Darren Shan)
『奇怪なサーカス』『若きバンパイア』『バンパイア・クリスマス』『バンパイア・マウンテン』『バンパイアの試練』『バンパイアの運命』『黄昏のハンター』『真夜中の同志』『夜明けの覇者』『精霊の湖』(以上小学館)とつづく、大河小説の「ダレン・シャン」シリーズの著者。本名はダレン・オシャウネシー。アイルランド人であるが、1972年ロンドンで生まれ、6歳のときにアイルランドに移る。しかしまた大学に入るためロンドンにもどった。

訳者紹介

内藤文子(ないとう ふみこ)
東京府中市出身。上智大学外国語学部卒。訳書にモロイ『アビーと光の魔法使い』(徳間書店)、パーク『いつもそばにいるから』(求龍堂)などがある。

西本かおる(にしもと かおる)
京都府生まれ。東京外国語大学卒。商社勤務ののち翻訳に専念。訳書にガース・ニクス「セブンスタワーシリーズ」(小学館)などがある。

橋本恵(はしもと めぐみ)
東京生まれ。東京大学教養学部卒。銀行に勤務ののち翻訳に専念。訳書にダレン・シャン「ダレン・シャン」シリーズ、「デモナータ」シリーズ(小学館)などがある。


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