目次


このまま滅ぶな、日本

論戦2004


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに

第1章 教育行政の無策が国を滅ぼす

  「ゆとり教育」をあざ笑う中国の「超エリート主義」
  大学を滅ぼす文科省の大学支配
  国立大学を食い物にする官僚の悪知恵

第2章 このまま滅ぶな、日本

  日本再生の戦略を準備せよ
  北朝鮮の拉致問題は交渉事にあらず
  SARS感染問題で台湾を責めることの愚
  インターネットに接続された住基ネットの恐ろしさ
  銀行の窓口業務の怠慢であなたの預金が盗まれる
  嘘つき官僚による大学の私物化
  天下り先をつくるだけの国立大学法人法
  国立大学法人法に見る文科大臣の厚顔“無知”
  平成の大合併に投じられた福島県の一石
  道路公団総裁をめぐる財務諸表隠蔽と怪文書疑惑
  道路公団コンプライアンス本部が果たすべき本来の機能

第3章 「戦略力」を磨け

  米中の戦略に呑み込まれるな
  政権維持に拉致問題を利用してはならない
  総務官僚の心は地方自治体切り捨て思想にすぎない
  今、必要な自衛隊派遣の準備
  世界で最も遅れている“理科教育”を救う教科書
  自らの利益しか考えない官僚の呆れた実態
  「ブレアvsBBC」戦いの顛末
  派閥政治の終焉がもたらす政策論争への期待
  公教育衰退の原因は戦後の米国占領政策
  田中眞紀子氏の釈然としない出馬表明
  国際潮流の変化とイラクへの自衛隊派遣
  台湾と日本に共通する国民教育の課題
  増加する凶悪犯罪へは断固たる対応を
  スローガンだけで足元がおぼつかない小泉改革
  民主党が政権獲得のために越えるべき三つの壁
  国益のためのイラク政策はこれだ

第4章 キーワードは「国益」

  国力を損なう国立大学への予算削減案
  かつての数学先進国はどこへ
  国交省B案に傾く道路関係四公団の民営化案
  “特措法”枠内では無理があるイラク自衛隊派遣
  侵入実験で露呈した住基ネットの欠陥
  道路公団民営化は族議員と国交官僚の完全勝利
  一八〇度転換した自衛隊派遣反対の論拠
  掛け声だけの小泉政権の支持率が高い理由
  異常な「一票の格差」合憲判決
  『アメリカの戦争』に学ぶこと
  中学生虐待事件に見る冷酷な“無関心”
  誤報でつまずいたBBC
  一新された「在日」の日本国籍取得運動
  武士道の国の自衛官
  薬害エイズ事件の予期せぬ展開

第5章 人気取り政権の限界

  拉致問題解決のために発動すべき力と手段
  公判停止で「永久の沈黙」となる薬害エイズ訴訟
  ジェンダーフリー教育と下品な性教育がもたらすもの
  台湾総統選挙が問う経済と国家アイデンティティ
  スペインの政権交代は真の平和につながるか
  『週刊文春』出版禁止決定の政治的意味
  「出版禁止」の地裁判決を支える危険な思想
  靖國神社の「見解」が示した「戦犯」問題の誤り
  緊急事態における二つの原則
  はき違えてはならない「自己責任」論の本質
  次世代プラットフォームを独断で構築する総務省
  欧州の米国批判とその真意
  小泉首相「訪朝」報道に官邸の圧力
  金丸以来進歩なし、小泉訪朝



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著者

櫻井よしこ(さくらい・よしこ)
ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、アジア新聞財団「DEPTH NEWS」記者、同東京支局長、日本テレビ・ニュースキャスターを経て、現在はフリー・ジャーナリスト。
1995年に『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中公文庫)で第26回大宅壮一ノンフィクション賞、98年には『日本の危機』(新潮文庫)などで第46回菊池寛賞を受賞。他の著作に『論戦』シリーズ(ダイヤモンド社)、『憲法とはなにか』(小学館)、『教育が拓く未来』(PHP研究所)、『迷走 日本の原点』『日本が犯した七つの大罪』(以上、新潮社)等多数がある。最新著作は、道路公団改革の失敗を痛烈に批判した『権力の道化』(新潮社)。
【ダイヤモンド社発行の櫻井よしこの本】
『論戦2003──明日への道を拓け』(2002年〜2003年)
『変わるのは今しかない──論戦2002』(2001年〜2002年)
『日本よ、なぜ動かない──論戦2001』(2000年〜2001年)
『論戦2000』(1999年〜2000年)
『論戦1999』(1998年〜1999年)
『論戦2』(1996年〜1998年)
『論戦』(1994年〜1996年)


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