目次


落合戦記

日本一タフで優しい指揮官の独想的「采配&人心掌握術」


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに

胎動
キャンプ&オープン戦 2月・3月

 日本一を実現するためのチーム作りの土台は、“新旧ミックス”という考え方である。

挑戦
ペナントレース 4月

 「投手に完璧な投球をされたら、試合はそこで決まってしまう。だからこそ、投手力というのは最大の攻撃力なんだ」

転機
ペナントレース 5月

 “相手の嫌がる野球”と“1点を大切にする野球”。この二つを、落合監督は「勝てるチーム」の条件に挙げてきた。

飛躍
ペナントレース 6月

 球場ではいつも笑顔。監督が厳しい表情をしていると、選手に無言のプレッシャーをかけてしまうからだ。

自覚
ペナントレース 7月

 試合後のナゴヤドームのコンコースでは、「よしよし、今日も守り勝ったぜ」という声があちらこちらから聞こえた。

重圧
ペナントレース 8月

 監督という仕事は、シーズン中に何度か“心の病”にかかるものだとか。

確信
ペナントレース 9月

 「福留がいなくなったからといって、私から選手達に言うことは何もない。彼らはどうすればいいかわかっている」

歓喜
ペナントレース 10月前半

 「勝って優勝すれば格好よかったんでしょうが、これも私らしくていいんじゃないですか。この優勝は一生忘れられません」

決戦
日本シリーズ 10月後半

 川上で負け、松坂を打ち崩す。予想に反した波乱の一、二戦を終え、手応えを得た監督は、「日本一、期待していてください」と言い切った。

おわりに



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著者紹介

横尾弘一(よこお・ひろかず)
ベースボール・ジャーナリスト。1965年、東京生まれ。立教高校時代は硬式野球部に所属。立教大学卒業後、出版社勤務を経て、98年からフリーランスに。2004年は『週刊ベースボール』誌で「超野球学・実証編——監督・落合博満の視線」、『TVステーション』誌で「球界表裏のドラマ」を連載。プロ、アマ、メジャーを含めて年間250試合以上の野球の試合を取材する一方、タレントのとんねるずが発足させた軟式野球チームで年間30試合程度プレーしている。178cm・88kg。左投げ左打ち。


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