ブックタイトルタオを生きる
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タオを生きる
301 名づけることから、幻想が始まる?夢(first dream)」です。私はそれを、「思考の第一世代」(first-generation thinking)と呼んでいます。それから考えが次の考えを生み、「高い木、美しい木、下に座りたい木、いい家具になる木、救う必要がある木」といったようになるのです。その夢はさらに続きます。子供は、言葉と物を結びつけたとたん、あっという間に、夢の世界(世界という夢)に入り込んでしまいます。一方、あなたがそれに問いを投げかけ、魔法を解き、あらゆるもの─木、木でないもの、世界、世界でないもの─の道タオに感謝することもすぐにできます。頭がその考えを信じる時、名づけることができないものに名前をつけ、名前を通じて、リアルなものにしようとします。その名前はリアルなものであり、自分から分離した世界があると信じてしまうのです。それは幻想です。全世界は、投影されたものです。あなたが心を閉ざし、怯えている時、世界は敵意あるものに見えます。あなたがあるがままの現実を愛する時、世界中のあらゆるものが、愛されているものになります。内側と外側が、常に一致するのです─お互いが鏡なのですから。世界は、あなたの考マインドえの鏡像です。自分自身の考えを信じないことにより、あなたは、あるがままの現実ではいけないという根元的欲求から解放されます。言葉のない、考えることのできない世界に気づくのです。あらゆるものは、昼間のようにはっきりしています。シンプルです。なぜなら、本当のところ、何もないからです。今、ストーリーが現れているにすぎません。そして、本当はそれすらありません。