ブックタイトルタオを生きる

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概要

タオを生きる

8プ・ミュージックが入ってくる余地はありません。もちろん、自分自身の意見をもつ権利はあります。けれども他の人が、ラップこそが一番だと考えていて、ラップは醜いとあなたが思っているなら、どのように反応しますか? ラップが聞こえたら、歯を食いしばり、どうしても聞かなければいけない時には、拷問のように感じます。思マインド考が理解されると、ラップ・ミュージックに対する余裕も生まれることを素晴らしいと思います。私はどんなものも、雑ノイ音ズとして聞くことはありません。私には、車の盗難防止警報器であっても、鳥のさえずりと同じくらい美しく聞こえるのです。すべては神の音。まさにその本質により、思マインド考は無限なのです。思マインド考がそのビリーフを探求したなら、あらゆるものに美を見出します。それほどオープンで自由なのです。これは哲学ではありません。実際の世界はそうなっているのです。誰かの行動が悪いと信じるなら、その中にあるよい面をどうして見ることができるでしょう? その中からよきものが出てくる可能性をどうして見ることができるでしょう? もしかしたら何年か後になってかもしれません。誰かのことを悪い人間として見るなら、私たちは皆、平等につくられたということをどうして理解することができるでしょう。私たちは皆、自らの生き方によって、手本となるのです。盲目の酔っぱらいの方が、禁酒主義者よりも、なぜ飲酒すべきではないか、多くを教えてくれます。人によってよいところが多い、少ないということはありません。これまで存在した人で、あなたよりもよい人、悪い人というのはいません。