いちばんわかりやすい確定申告の書き方 page 8/10
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18 延納期間中は、年「7・3%」もしくは「一定時定における日本銀行が定める基準割引率+4%」のいずれか低い割合で利子税がかかります。 たとえば、日本銀行が定める基準割引率が0・3%の場合は、延納期間中....
18 延納期間中は、年「7・3%」もしくは「一定時定における日本銀行が定める基準割引率+4%」のいずれか低い割合で利子税がかかります。 たとえば、日本銀行が定める基準割引率が0・3%の場合は、延納期間中の利子税の割合は、4・3%となります。 税金を納期限までに納めない場合は、延滞税が課されます。その割合は、納期限の翌日から2か月を経過するまでは延納の利子税と同じ。2か月を経過すると、それ以降は年「14 ・6%」となります。 決して低い利率ではありませんんので、早めに処理するようにしましょう。延納・延滞すると利子がつく!税金の還付は申告書で振込口座を指定 申告書の「申告納税額」が赤字になった場合は、税を多めに源泉徴収されていたということですから、その金額がそのまま戻ってきます(還付金)。還付金を受けるときは、申告書A(またはB)の第一表「還付される税金の受取場所」欄で、受け取りを希望する口座を指定します。 還付金の振り込みまでには、申告書の記載内容や添付書類などの審査があるため、申告書の提出から1カ月程度かかると考えておいてください。ただし、e ‐Tax (電子申告)で申告した場合は、還付金の振り込みが3週間程度とスピーディーです。キホン04確定申告の流れを把握する税金の納め方と還付の受け方を知ろう●還付の手続きは申告書に振込口座を書きこむだけポイント確定申告分の税金の納期限は例年3月15日 申告納税額が黒字だった場合は、源泉徴収された税額では足りなかったということ。申告で納めるべき税額が決まったら、期限(例年3月15日、振替納税の場合は4月半ば)までに税金を納めます。 注意しなくてはならないのは、申告書を提出しても、税務署から納付書や納税通知などが送られてくるわけではないということ。自分から納税手続きを行ってください。 国税の納付の方法は以下の3つです。・現金に納付書を添えて納付・指定した金融機関の預貯金口座から振替納税・ダイレクト納付やインターネットバンキング等を利用して電子納税納税が困難な場合半額以下は延納できる 諸事情があり、3月15日までに全額を納税するのが難しい……、そんなときは延納という手段があります。期限までに納付すべき税額の2分の1以上を納付すれば、残りの税額の納付を5月31日まで延長することができるのです。 延納を希望する場合は、申告書第一表「延納の届出」の「延納届出額」欄に、「納める税金」の2分の1以下の金額を記入。「申告期限までに納付する金額」に残りの金額を記入すれば、延納の手続きは完了です。ただし、期限までに納付すべき税金のこともお忘れなく。「申告納税額」が赤字なら還付金が戻り、黒字なら税金を納めます。