あなたの毎月分配型投資信託が危ない! page 8/10
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毎月受け取っていても「健全」な分配金とは限らない 分配金が減らされず毎月支払われていると、運用が順調かのよう思えます。が、残念ながら必ずしもそうとはいえないのです。 成績が伸びず、収益が乏しくても、毎....
毎月受け取っていても「健全」な分配金とは限らない 分配金が減らされず毎月支払われていると、運用が順調かのよう思えます。が、残念ながら必ずしもそうとはいえないのです。 成績が伸びず、収益が乏しくても、毎月分配型投資信託は毎月せっせと分配金を投資家に支払い続けています。 となると、必然的にファンドの資産(=過去の収益を蓄えておいたものや、投資家から集めた投資元本)を取り崩し、身を削りながら分配金を支払っていくことになります。 その結果、変わらず分配金が出されていても、投資元本は目減りしている……という状況に陥るわけです。 そのような形で出されている分配金は、とても「健全」とはいえません。ところが、現実には資産を取り崩して分配金を捻出する毎月分配型投資信託が大多数。その中には、やりくりに行き詰まり、分配金を減らす(減額)リスクが高まっている投信も少なくないのです。直接利回りを使って「分配金の健全性」を知ろう 保有する投信がそんな苦境に立たされていないかどうかを知るには、最新の運用状況をコンパクトにまとめたマンスリーレポートを活用しましょう。 レポートでは、まず基準価額を見てください。基準価額の動向には投信の運用状況が反映されるため、下落傾向なら状況が芳しくないのは確実です。マンスリーレポートの「直接利回り」で健全性がわかってしまう!18