グーグル、ディズニーよりも働きたい「教室」

グーグル、ディズニーよりも働きたい「教室」 page 6/6

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グーグル、ディズニーよりも働きたい「教室」

26とキャリアを両立できるのがTFAなのだ。学生がTFAに殺到するもう1つの理由は、「自己成長」だ。TFAのプログラムには、ハーバードやイェールなどトップランクの大学の学生が大勢参加する。メンバーは、成績評価の平均点が4・0満点で3・5以上。これは最優秀レベルだ。またメンバーの96%が大学でリーダー的役割を果たしているというデータがあり、いわばエリート中のエリートといえる。彼らが見ているのは、10年後、15年後の自分だ。アメリカは転職社会で、数年ごとに仕事や会社を変えていく人が少なくない。ただ、単なるジョブ・ホッピングでは給料が増えていかない。そこで優秀な学生たちは自らの市場価値を高めるために、成長できる環境を求めて就職先を選んだり、一旦就職しても修士などの学位を取るために大学院で学ぶ。そういった選択肢のなかでTFAは、まさに自己成長の場として人気を集めている「お金」がモチベーションでないNPOで活躍できる人は、ビジネスでも通用する